製品をホストしている各マシンでEPM Systemコンフィグレータを実行して、構成または再構成を実行します。
EPM Systemコンフィグレータを使用した構成中にサポートされる文字のリストについては、インストールと構成でサポートされる文字を参照してください。
注意: | Windowsマシンでは、インストールおよび構成にAdministratorユーザーを使用しないでください。管理者権限のあるユーザーとして、EPM SystemインストーラおよびEPM Systemコンフィグレータを実行します。すべてのEPM System製品と同じユーザーとして、EPM System Diagnosticsをインストールし、構成して実行します。Windows 2008を使用している場合は、UACを無効にした状態で構成します。EPM System製品をインストール、構成および実行するには、UACを無効にする必要があります。UACは、エンドユーザーのクライアント・デスクトップで有効化できます。 |
注意: | UNIXマシンで、rootユーザーを使用してインストールおよび構成を行わないでください。すべてのEPM System製品に対して同じユーザーとしてインストールし、構成してください。UNIXマシンでは、すべてのOracle製品について、インストールを行うユーザーは同じグループに属している必要があります。このグループには、中央インベントリ(oraInventory)に対する書込み権限が必要です。 |
注意: | アップグレード時、またはメンテナンス・リリースの適用時には、前のリリースのインストールおよび構成に使用したのと同じユーザーでインストールおよび構成を実行する必要があります。 |
EPM System製品を構成するには:
EPM Systemコンフィグレータを起動するメソッドを選択します:
EPM Systemインストーラの最後のページで、「構成」をクリックまたは選択します。
「スタート」メニューで、「プログラム」、「Oracle EPM System」、「EPM Systemコンフィグレータ(すべてのインスタンス)」の順に選択します。
EPM_ORACLE_HOME/common/config/version_numberに移動し、configtool.bat (.sh)を起動します。
EPM Systemコンフィグレータをコンソール・モードで実行するには、コマンド・ラインで–consoleパラメータを使用してこれを起動します。たとえば、EPM_ORACLE_HOME/common/config/version_number/startconfigtool.bat -consoleのようにします。
サイレント構成の詳細は、サイレント構成の実行を参照してください。
Java Webアプリケーションを手動で配置する場合、コマンド・ラインでEPM_ORACLE_HOME/common/config/version_number/configtool-manual.bat (.sh)を使用してEPM Systemコンフィグレータを起動します。
構成の完了後、詳細はEPM System Java Webアプリケーションの手動配置を参照してください。
WebSphere Application Serverを配置する場合、コマンド・ラインでEPM_ORACLE_HOME/common/config/version_number/configtool-manual.bat (.sh)を使用してEPM Systemコンフィグレータを起動します。
構成の完了後、WebSphere Application ServerへのEPM System製品の配置を参照してください。
ヒント: | EPM SystemコンフィグレータをEPM_ORACLE_INSTANCEから起動した場合、EPM Systemコンフィグレータでは既存のEPM Oracleインスタンスが構成され、「Oracleインスタンスの構成」ページは表示されません。 |
EPM Systemコンフィグレータにより、初期チェックが実行されます。チェックの内容は次のとおりです:
環境変数が設定されている
.oracle.productsが存在する
必要な.jarsがすべて存在する
Windows system32がPATHに含まれている
有効なEPM Oracleホームがある
Essbaseがインストールされると、OPMNもマシンにインストールされます。
Financial Managementがインストールされると、DCOMの認証レベルが適切に設定されます。
EPM Systemコンフィグレータの各ページを確認して完了し、「次へ」をクリックして次のページに移動します。
コンソール・モードで、必要な選択内容の隣に数値を入力します。
次の表に、EPM Systemコンフィグレータの各ページの詳細が記載されているリンクを示します。
ページ | 参照 |
---|---|
Oracleインスタンス | Oracleインスタンスの構成 |
タスクの選択 | タスクの選択 |
Shared Servicesおよびレジストリ・データベース接続の設定 | データベースが作成され、起動されたことを確認します。 データベースをまだ作成していない場合は、データベースの準備を参照してください。 Shared Servicesとレジストリ・データベース接続の設定の説明に従って情報を入力します。 |
データベースの構成 | データベースが作成され、起動されたことを確認します。 データベースをまだ作成していない場合は、データベースの準備を参照してください。 データベース構成の説明に従って情報を入力します。 |
アプリケーション・サーバーの配置 | アプリケーション・サーバーへの配置: Oracle WebLogicの説明に従って情報を入力します。 |
製品固有の構成タスク | 各製品を構成するための詳しい手順については、次の項を参照してください: |
(オプション)サイレント構成の応答ファイルの構成選択を保存するには、「保存」をクリックまたは選択して場所を参照し、ファイル名を指定して「保存」をクリックまたは選択します。
この手順では、サイレント構成の応答ファイルとして使用できる編集可能なファイルが作成されます。サイレント構成の実行を参照してください。
構成タスクの完了を確認し、「次へ」をクリックまたは選択します。
EPM Systemコンフィグレータは、構成プロセスのステータスを表示します。
構成にかかる時間は、選択した製品やタスクによって異なります。操作の進行状況は、EPM_ORACLE_INSTANCE/diagnostics/logs/config/configtool.logに記録されます。
構成が終了すると、各タスクのステータスが表示されます。構成の結果は、EPM_ORACLE_INSTANCE/diagnostics/logs/config/configtool_summary.logに記録されます。
構成が正常に終了した場合、必要な手動構成タスクを実行し、サービスを開始し、サービスの起動を検証します。
新しい配置での手動構成タスクの実行、EPM System製品の開始と停止およびインストールの検証と配置の確認を参照してください。
特定の製品の構成を停止しても、プロセス全体が停止することはありません。他の製品の構成は継続します。構成プロセスが完了した後に、EPM Systemコンフィグレータの要約ページにエラー・メッセージが表示されます。
エラーが表示された場合は、次のタスクを実行します:
ログ・ファイルを確認します。
構成に関する問題の解決については、Oracle Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成トラブルシューティング・ガイドを参照してください。
Oracle HTTP Serverインストールに関するエラーが表示された場合、Oracle HTTP Serverのインストールの前提条件を満たしていることを確認してください。Webサーバー・インストールの前提条件を参照してください。
構成時にOracle Configuration Managerが使用不可能である場合、EPM Systemコンフィグレータでは、「Oracle Configuration Managerの構成」タスクが失敗したことが示されます。Oracle Configuration Managerが使用可能である場合は、EPM Systemコンフィグレータを再起動し、「Oracle Configuration Managerの構成」タスクを選択してください。
Financial Close Managementを使用している場合、次に行うプロセスについてはFinancial Close Management (Close ManagerおよびAccount Reconciliation Manager)のインストール・チェックリストを参照してください。