表11にエージェントのエラー・メッセージと情報メッセージを示します。
表 11. エージェント・メッセージ1051002 - 1055041
メッセージ番号 |
メッセージ |
考えられる原因 |
考えられる解決策 |
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要求は通常、要求が発行される前から存在するエラー状態が原因で失敗します。 | |||
通常、これは別のアプリケーションにログオンしたときに発生します。 | |||
権限不足のためログアウトできません。 | |||
関連トピック |
EssbaseでEssbaseサーバーを読み取れません。おそらく、Essbaseサーバーが不適切に停止したことが原因です。 |
次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください): EssbaseサーバーとEssbaseクライアントが正しくインストールされていることを確認します。 移行直後の場合、移行情報に正しく従っていることを確認します。『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』を確認してください。 NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 UNIXコンピュータの場合、ユーザー制限プロファイルを確認します(ユーザー制限プロファイルの確認を参照してください)。 データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 | |
関連トピック |
EssbaseからEssbaseサーバーに書き込めません。おそらく、Essbaseサーバーが不適切に停止したことが原因です。 |
移行直後の場合、移行情報に正しく従っていることを確認します。『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』を確認してください。 データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 | |
次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください): ネットワークが正常に機能していることを確認します。アプリケーション・ログの前のメッセージを確認して、ネットワーク・エラー・メッセージを調べます(1040002 - 1042025: ネットワーク・メッセージを参照してください)。 NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 EssbaseサーバーとEssbaseクライアントが正しくインストールされていることを確認します。 データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 | |||
次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください): ネットワークが正常に機能していることを確認します。アプリケーション・ログの前のメッセージを確認して、ネットワーク・エラー・メッセージを調べます(1040002 - 1042025: ネットワーク・メッセージを参照してください)。 NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 EssbaseサーバーとEssbaseクライアントが正しくインストールされていることを確認します。 データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 | |||
タイム・アウトしたか、管理者によってログアウトされたか、またはアプリケーションが停止したために切断されました。選択したアプリケーションに再び接続します。 | |||
関連トピック |
リストされたファイルとディレクトリに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。 アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。 ファイル名(パス全体を含む)が256文字以下であることを確認します。長さが256文字を超えている場合、ファイル名はエラー・メッセージで切り捨てられます。 他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。 ファイルが存在することを確認します。存在しない場合、バックアップから復元します。
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アプリケーション・ディレクトリdirectoryName operatingSystemErrorCodeを作成できません |
リストされたファイルとディレクトリに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。 次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください): | ||
アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。 リストされたディレクトリに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。 他のユーザーがディレクトリをロックしていないかどうかを確認します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。 次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください): ESSCMDを使用している場合は、ESSCMDコマンドに正しいアプリケーション・ディレクトリを指定していることを確認します。 | |||
リストされたファイルとディレクトリに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。 次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください): | |||
アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。 リストされたディレクトリに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。 他のユーザーがディレクトリをロックしていないかどうかを確認します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。 次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください): ESSCMDを使用している場合は、ESSCMDコマンドに正しいアプリケーション・ディレクトリを指定していることを確認します。 | |||
オブジェクトは認識されないタイプのため、Essbaseでそのオブジェクトを開けません。Essbaseでは、アプリケーション、アウトライン、データベース・ファイル、別名テーブル、ルール・ファイル、リンク・レポート・オブジェクトなどのEssbaseオブジェクトを認識します。Essbaseでは、スプレッドシート・ファイルなどの一部の外部オブジェクトも認識します。 |
Essbaseサーバーとクライアント(Spreadsheet Add-inなど)が同じリリース・レベルであることを確認します。 | ||
リストされたオブジェクトに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。 オブジェクト名(パス全体を含む)が256文字以下であることを確認します。256文字を超えている場合、オブジェクト名はエラー・メッセージで切り捨てられます。 | |||
他のアクティブ・ユーザーのプロセスが終了するまで数分待ってから、操作を再試行してください。 必要に応じて、ファイルのロックを解除します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。 | |||
他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。 データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 | |||
他のアクティブ・ユーザーのプロセスが終了するまで数分待ってから、操作を再試行してください。 必要に応じて、ファイルのロックを解除します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。 | |||
アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsのエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。 | |||
アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsのエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。 | |||
リストされたアプリケーションに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。 リストされたファイルに対するEssbase権限が正しいことを確認します。 アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsのエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。 | |||
アウトラインの削除、コピーまたは名前変更を実行できません。データベースの削除、コピーまたは名前変更を実行する必要があります。 | |||
他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。 新しいディレクトリ名が既存のディレクトリ名と同じでないことを確認します。 古いディレクトリと新しいディレクトリに対するオペレーティング・システム権限を正しいものにします。 リストされた古いディレクトリに対するEssbase権限が正しいことを確認します。 アプリケーションを停止して再起動します。それでも解決しない場合は、Essbaseサーバーを停止して再起動します。 Windowsエクスプローラを閉じます。エクスプローラでディレクトリが開かれたままである場合、エラーの原因となることがあります。 提案した解決策で問題を解決できない場合は、新しいアプリケーションとデータベースを作成し、アウトラインとその他のオブジェクトを新しいアプリケーションとデータベースにコピーします。操作が終了したら、新しいアプリケーションとデータベースが破損していないことを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。
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十分なディスク・スペースがあることを確認します。ディスク・スペースが不十分な場合、ディスク・ボリュームのスパンについて検討してください。 | |||
リストされたデータベースは、管理者がデータベースをバックアップする目的でBEGINARCHIVEコマンドを発行したために、読取り専用モードになっています。 |
BEGINARCHIVEコマンドで始まり、ENDARCHIVEコマンドで終わるアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、必ずENDARCHIVEコマンドを発行してください。 | ||
Essbaseで一時ファイルを開けません。Essbaseでは、ルール・ファイルなどのオブジェクトをリモートEssbaseサーバー・コンピュータに保存する前に、一時ファイルを開いてそのオブジェクトを作成する必要があります。 |
一時ファイルを作成するための正しいオペレーティング・システム権限があることを確認します。 UNIXコンピュータでTMPDIR環境変数を使用している場合は、TMPDIRディレクトリへの絶対パスが15文字以下であることを確認します。 | ||
アプリケーションappNameをロードできません(エラー番号number) - サーバー・ログ・ファイルを参照してください |
リストされたエラーの詳細は、Essbaseサーバーのログを確認してください。 リストされたアプリケーションが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください): EssbaseサーバーとEssbaseクライアントが正しくインストールされていることを確認します。 REGISTER.EXEを再び実行して、ポートがアクティブであることを確認します。『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』を確認してください。 アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsのエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。 | ||
関連トピック |
Administration Servicesで、「アプリケーションの開始をユーザーに許可」が選択されていることを確認します。 ARBORPATH/app/appName/databaseNameディレクトリにあるすべてのessXXXX.tmpファイルを削除します。 データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 | ||
ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.dbbファイルをARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.dbにコピーします。 データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.esmファイルを削除してから、Essbaseサーバーを停止して再起動し、アプリケーションを再度開いてみます。 | |||
Essbaseでリストされたアプリケーションに対して操作を実行しましたが、そのアプリケーションはロードされていませんでした。 | |||
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Essbaseが正しくインストールされていることを確認します。必要な場合は、Essbaseを再インストールします。 次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください): データ・キャッシュ・サイズを少なくとも100ブロックまで増やします。 NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.dbファイルが存在するかどうかを調べます。databaseName.dbが存在しない場合は、databaseName.dbbファイルの名前をdatabaseName.dbに変更します。 ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.appファイルが存在するかどうかを調べます。databaseName.appファイルが存在しない場合は、databaseName.apbファイルの名前をdatabaseName.appに変更します。 データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 | |||
関連トピック | |||
関連トピック | |||
関連トピック | |||
関連トピック | |||
Essbaseでリストされたインデックスまたはページ・ファイルを作成できません。このエラーは、Essbaseでアプリケーションのn番目のインデックスまたはページ・ファイルを作成しようとしたときに発生します。nは5桁を超えます。つまり、99999よりも大きい数字です。 | |||
データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 | |||
タイトル・バーの「X」をクリックしてEssbaseサーバーのウィンドウを閉じないでください。 Essbaseコンピュータに十分なリソースがあることを確認します。システム要件については『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーションがEssbaseに必要なリソースを使用している可能性があります。 Essbaseサーバーを再起動した後で、データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 | |||
アプリケーションがロードされ、その設定を変更したユーザーがログインしている間は、アプリケーションappNameの設定を変更できません | |||
-bスイッチを使用してEssbaseをバックグランドで開始する場合は、コマンド・ラインに必ずシステム・パスワードを入力します。 | |||
アプリケーションappNameはデータベースdatabaseNameがアーカイブまたは読取り専用モードに設定されている間はコピーできません |
BEGINARCHIVEコマンドで始まり、ENDARCHIVEコマンドで終わるアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、必ずENDARCHIVEコマンドを発行してください。 | ||
アプリケーションappNameの設定はデータベースdatabaseNameがアーカイブまたは読取り専用モードに設定されている間は変更できません |
BEGINARCHIVEコマンドで始まり、ENDARCHIVEコマンドで終わるアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、必ずENDARCHIVEコマンドを発行してください。 | ||
アプリケーションappNameの名前はデータベースdatabaseNameがアーカイブまたは読取り専用モードに設定されている間は変更できません |
BEGINARCHIVEコマンドで始まり、ENDARCHIVEコマンドで終わるアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、必ずENDARCHIVEコマンドを発行してください。 | ||
アプリケーションappNameへの新規データベースの作成はデータベースdatabaseNameがアーカイブまたは読取り専用モードに設定されている間は実行できません |
BEGINARCHIVEコマンドで始まり、ENDARCHIVEコマンドで終わるアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、必ずENDARCHIVEコマンドを発行してください。 | ||
リストされたアプリケーションが実行中で、Oracle Essbase Administration Servicesからそのアプリケーションを選択できることを確認します。選択できない場合、Essbaseサーバーがリストされたコンピュータで実行されていることを確認します。
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