1051002 - 1055041: エージェント・メッセージ

表11にエージェントのエラー・メッセージと情報メッセージを示します。

表 11. エージェント・メッセージ1051002 - 1055041

メッセージ番号

メッセージ

考えられる原因

考えられる解決策

1051002

認識できないコマンド: command name

ほとんどの場合、Essbaseサーバーとクライアントのバージョンの不一致を示します。

Essbaseサーバーとクライアントのバージョンに互換性があることを確認します。

1051003

エラーerror numberが要求name of failed requestの処理中に発生しました。--切断中です

失敗した要求。

要求は通常、要求が発行される前から存在するエラー状態が原因で失敗します。

ログを確認し、失敗した要求の前に発生したエラーを見つけ、修正します。

1051004

ログインは現在許可されていません

メンテナンスがデータベースで実行されています。メンテナンスの実行中はログインできません。

後でログインしなおすか、Essbaseシステム管理者にご相談ください。

1051006

ユーザーuser nameをアプリケーションappNameから切断しています

ユーザーがアプリケーションを終了しました。

通常、これは別のアプリケーションにログオンしたときに発生します。

 

1051009

アプリケーションappNameをユーザーuser nameに対してアクティブに設定しています

ユーザーがアプリケーションにログオンしました。

 

1051011

システムがタイム・アウトしました(エラーerror number)

多くの場合、システム上のユーザー数が多すぎるか、他のリソースに制約があります。

後でログインしなおすか、Essbaseシステム管理者にご相談ください。

1051012

ユーザーuser nameは存在しません。

存在しないユーザーに対して維持プロセスまたは管理プロセスを実行しようとしています。

無効なユーザーIDでログインしようとしています。

ユーザー名を確認します。

1051013

ユーザー/グループuser name/group nameは存在しません

存在しないユーザーに対して維持プロセスまたは管理プロセスを実行しようとしています。

ユーザー名またはグループ名を確認します。

1051014

ユーザー/グループuser name/group nameはすでに存在します

作成しようとしているユーザーまたはグループと同じ名前を持つユーザーまたはグループが、すでに存在します。

別のユーザー名またはグループ名を使用します。

1051016

自分の名前を変更できません!

権限不足のため自分の名前を変更できません。

Essbaseシステム管理者にご相談ください。

1051017

自分自身を削除できません!

権限不足のため自分自身を削除できません。

Essbaseシステム管理者にご相談ください。

1051018

同じ名前への変更はできません!

ユーザー名を、現在と同じ名前に変更しようとしています。

別のユーザー名を使用します。

1051019

自分自身のアクセス・レベルを変更できません

権限不足のため自分自身のアクセス・レベルを変更できません。

Essbaseシステム管理者にご相談ください。

1051020

ログアウトできません!

管理者に対するメッセージ。

権限不足のためログアウトできません。

Essbaseシステム管理者にご相談ください。

1051021

アクティブでないためか、明示的にスーパーバイザによってかのいずれかでログアウトさせられました。

長時間アクティブでないため、ログオフされました。

システム管理者またはスーパーバイザによってログアウトさせられました。

システムにログインして、プロセスを再開してください。

システム管理者またはスーパーバイザにご相談ください。

1051022

パスワードが短すぎます。--number文字以上にする必要があります

作成したパスワードが文字の最小数を満たしていません。この数はシステム管理者によって設定されます。デフォルト値は6です。

より多くの文字を使用してパスワードを作成します。

1052001

関連トピック

1006010

1052002

サーバーからの読取り中にエラーが発生しました

EssbaseでEssbaseサーバーを読み取れません。おそらく、Essbaseサーバーが不適切に停止したことが原因です。

Essbaseサーバーが実行中であるかどうかを確認します:

  • Essbaseサーバーが動作していない場合は、Essbaseサーバーを再起動します。

  • Essbaseサーバーがクラッシュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

  • Essbaseサーバーがフリーズしている場合は、Essbaseサーバーを停止して異常シャットダウンのための手順を実行します。標準の方法でEssbaseサーバーを停止できない場合は、タスクを終了します(サーバー・タスクの終了を参照してください)。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください):

  • ESSBASEPATH (PCおよびUNIX)

  • PATH (PCおよびUNIX)

  • LD_LIBRARY_PATH (UNIXのみ)

EssbaseサーバーとEssbaseクライアントが正しくインストールされていることを確認します。

移行直後の場合、移行情報に正しく従っていることを確認します。『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』を確認してください。

NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。

セキュリティ・ファイルが破損しているかどうかを確認します。

UNIXコンピュータの場合、ユーザー制限プロファイルを確認します(ユーザー制限プロファイルの確認を参照してください)。

データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。

1052002

関連トピック

1052001

サーバーへの書込み中にエラーが発生しました

EssbaseからEssbaseサーバーに書き込めません。おそらく、Essbaseサーバーが不適切に停止したことが原因です。

Essbaseサーバーが実行中であるかどうかを確認します:

  • Essbaseサーバーが動作していない場合は、Essbaseサーバーを再起動します。

  • Essbaseサーバーがクラッシュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

  • Essbaseサーバーがフリーズしている場合は、Essbaseサーバーを停止して異常シャットダウンのための手順を実行します。標準の方法でEssbaseサーバーを停止できない場合は、タスクを終了します(サーバー・タスクの終了を参照してください)。

ブロック・サイズが推奨される範囲内であることを確認します。

移行直後の場合、移行情報に正しく従っていることを確認します。『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』を確認してください。

セキュリティ・ファイルが破損しているかどうかを確認します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。

1052003

サーバーからの読取りがタイム・アウトしました

Essbaseはサーバーから読み取る前にタイム・アウトしました。

ブロック・サイズが推奨される範囲内であることを確認します。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください):

  • ESSBASEPATH (PCおよびUNIX)

  • PATH (PCおよびUNIX)

  • LD_LIBRARY_PATH (UNIXのみ)

ネットワークが正常に機能していることを確認します。アプリケーション・ログの前のメッセージを確認して、ネットワーク・エラー・メッセージを調べます(1040002 - 1042025: ネットワーク・メッセージを参照してください)。

Essbaseサーバーを停止して再起動します。

NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。

AGENTDELAYの値を大きくしてください。

  1. ESSBASEPATH/bin/essbase.cfgがサーバー・コンピュータに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

  2. サーバー・コンピュータ上のESSBASEPATH/bin/essbase.cfgで、AGENTDELAYの値を追加するか、または大きくします。

  3. Essbaseサーバーを停止して再起動します。

EssbaseサーバーとEssbaseクライアントが正しくインストールされていることを確認します。

データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。

1052004

サーバーへの書込みがタイム・アウトしました

Essbaseはサーバーに書き込む前にタイム・アウトしました。

ブロック・サイズが推奨される範囲内であることを確認します。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください):

  • ESSBASEPATH (PCおよびUNIX)

  • PATH (PCおよびUNIX)

  • LD_LIBRARY_PATH (UNIXのみ)

ネットワークが正常に機能していることを確認します。アプリケーション・ログの前のメッセージを確認して、ネットワーク・エラー・メッセージを調べます(1040002 - 1042025: ネットワーク・メッセージを参照してください)。

Essbaseサーバーを停止して再起動します。

NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。

AGENTDELAYの値を大きくしてください。

  1. ESSBASEPATH/bin/essbase.cfgがサーバー・コンピュータに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

  2. サーバー・コンピュータ上のESSBASEPATH/bin/essbase.cfgで、AGENTDELAYの値を追加するか、または大きくします。

  3. Essbaseサーバーを停止して再起動します。

EssbaseサーバーとEssbaseクライアントが正しくインストールされていることを確認します。

データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。

1052005

選択したアプリケーションから強制的に切断されます

Essbaseは選択したアプリケーションに接続していません。

タイム・アウトしたか、管理者によってログアウトされたか、またはアプリケーションが停止したために切断されました。選択したアプリケーションに再び接続します。

1053001

関連トピック

1003022

オブジェクト・ファイルfileNameを開けません

Essbaseでリストされたファイルを開けません。

リストされたファイルとディレクトリに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。

ブロック・サイズが推奨される範囲内であることを確認します。

ファイル名(パス全体を含む)が256文字以下であることを確認します。長さが256文字を超えている場合、ファイル名はエラー・メッセージで切り捨てられます。

他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。

ファイルが存在することを確認します。存在しない場合、バックアップから復元します。

十分なメモリーがあることを確認します。

リストされたファイルがessbase.secの場合:

  • セキュリティ・ファイルがオペレーティング・システム・レベルで読取り専用でないことを確認します。

  • セキュリティ・ファイルが破損していないことを確認します。

BEGINARCHIVEコマンドを使用している場合は、アーカイブのディレクトリを指定します。

Essbaseサーバーを停止して再起動します。

1053002

アプリケーション・ディレクトリdirectoryName operatingSystemErrorCodeを作成できません

Essbaseでリストされたアプリケーション・ディレクトリを作成できません。

リストされたファイルとディレクトリに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください):

  • ESSBASEPATH (PCおよびUNIX)

  • PATH (PCおよびUNIX)

  • LD_LIBRARY_PATH (UNIXのみ)

1053003

アプリケーション・ディレクトリdirectoryNameは存在しません

Essbaseで、リストされたアプリケーション・ディレクトリが見つかりません。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。

ディレクトリが正しい場所にあることを確認します。

リストされたディレクトリに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

他のユーザーがディレクトリをロックしていないかどうかを確認します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください):

  • ESSBASEPATH (PCおよびUNIX)

  • PATH (PCおよびUNIX)

  • LD_LIBRARY_PATH (UNIXのみ)

セキュリティ・ファイルが破損していないことを確認します。

ESSCMDを使用している場合は、ESSCMDコマンドに正しいアプリケーション・ディレクトリを指定していることを確認します。

1053004

データベース・ディレクトリdirectoryName operatingSystemErrorCodeを作成できません

Essbaseでリストされたデータベース・ディレクトリを作成できません。

リストされたファイルとディレクトリに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください):

  • ESSBASEPATH (PCおよびUNIX)

  • PATH (PCおよびUNIX)

  • LD_LIBRARY_PATH (UNIXのみ)

1053005

データベース・ディレクトリdirectoryNameは存在しません

Essbaseで、リストされたデータベース・ディレクトリが見つかりません。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。

ディレクトリが正しい場所にあることを確認します。

リストされたディレクトリに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

他のユーザーがディレクトリをロックしていないかどうかを確認します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください):

  • ESSBASEPATH (PCおよびUNIX)

  • PATH (PCおよびUNIX)

  • LD_LIBRARY_PATH (UNIXのみ)

セキュリティ・ファイルが破損していないことを確認します。

ESSCMDを使用している場合は、ESSCMDコマンドに正しいアプリケーション・ディレクトリを指定していることを確認します。

1053006

オブジェクト・タイプが無効です

オブジェクトは認識されないタイプのため、Essbaseでそのオブジェクトを開けません。Essbaseでは、アプリケーション、アウトライン、データベース・ファイル、別名テーブル、ルール・ファイル、リンク・レポート・オブジェクトなどのEssbaseオブジェクトを認識します。Essbaseでは、スプレッドシート・ファイルなどの一部の外部オブジェクトも認識します。

Essbaseサーバーとクライアント(Spreadsheet Add-inなど)が同じリリース・レベルであることを確認します。

1053007

オブジェクトoriginalNameの名前をnewNameに変更できません

Essbaseでリストされたオブジェクトの名前を変更できません。

リストされたオブジェクトに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

新しい名前が有効であることを確認します。

新しい名前を使用するオブジェクトが他に存在しないことを確認します。

1053008

オブジェクトobjectNameを作成できません

Essbaseでリストされたオブジェクトを作成することがオペレーティング・システムによって許可されていません。

リストされたオブジェクトに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

オブジェクト名が有効であることを確認します。

オブジェクト名(パス全体を含む)が256文字以下であることを確認します。256文字を超えている場合、オブジェクト名はエラー・メッセージで切り捨てられます。

1053009

オブジェクトobjectNameを削除できません

Essbaseでリストされたオブジェクトを削除することがオペレーティング・システムによって許可されていません。

リストされたオブジェクトに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

オブジェクト名が有効であることを確認します。

1053010

オブジェクトobjectNameはユーザーuserNameによってすでにロックされています

ロックしようとしたオブジェクトは、リストされたユーザーによってロックされています。

他のアクティブ・ユーザーのプロセスが終了するまで数分待ってから、操作を再試行してください。

必要に応じて、ファイルのロックを解除します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。

このエラーが頻繁に発生する場合は、ユーザーがEssbaseから正しくログオフしていることを確認します。

Essbaseサーバーを停止して再起動します。

1053011

オブジェクトobjectNameはユーザーuserNameによってロックされていません

リストされたオブジェクトはロックされていないので、Essbaseでそのオブジェクトのロックを解除できません。

他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。

Essbaseサーバーを停止して再起動します。

データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。

1053012

オブジェクトobjectNameはユーザーuserNameによってロックされています

リストされたオブジェクトは、リストされたユーザーによってロックされています。

他のアクティブ・ユーザーのプロセスが終了するまで数分待ってから、操作を再試行してください。

必要に応じて、ファイルのロックを解除します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。

このエラーが頻繁に発生する場合は、ユーザーがEssbaseから正しくログオフしていることを確認します。

Essbaseサーバーを停止して再起動します。

1053013

オブジェクトobjectNameはユーザーuserNameによってロックを解除されています

リストされたオブジェクトはリストされたユーザーによってロック解除されています。

該当なし

1053014

オブジェクトobjectNameは存在しません

Essbaseで、リストされたオブジェクトが見つかりません。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsのエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。

パーティションを使用している場合は、リストされたファイルがソースおよびターゲットに存在していることを確認します。

セキュリティ・ファイルが破損しているかどうかを確認します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

1053015

オブジェクトobjectNameはすでに存在します

リストされたオブジェクトはすでに存在するので、Essbaseでそのオブジェクトを作成できません。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsのエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。

1053016

一時ファイルを開けません

Essbaseでセキュリティ・ファイルを保存するために一時ファイルを開けません。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

オペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

1053017

アプリケーションappNameのログ・ファイルを開けません

Essbaseでリストされたアプリケーションのアプリケーション・ログ・ファイルを開けません。

リストされたアプリケーションに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

リストされたファイルに対するEssbase権限が正しいことを確認します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsのエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。

1053018

アウトライン・オブジェクトにおける操作は許可されていません

Essbaseでアウトライン・オブジェクトに対する操作を実行できません。

アウトラインの削除、コピーまたは名前変更を実行できません。データベースの削除、コピーまたは名前変更を実行する必要があります。

1053019

ディレクトリoldDirectoryName operatingSystemErrorCodeの名前を変更できません

Essbaseでリストされたディレクトリの名前を変更できません。

他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。

新しいディレクトリ名が既存のディレクトリ名と同じでないことを確認します。

古いディレクトリと新しいディレクトリに対するオペレーティング・システム権限を正しいものにします。

リストされた古いディレクトリに対するEssbase権限が正しいことを確認します。

セキュリティ・ファイルが破損しているかどうかを確認します。

アプリケーションを停止して再起動します。それでも解決しない場合は、Essbaseサーバーを停止して再起動します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

Windowsエクスプローラを閉じます。エクスプローラでディレクトリが開かれたままである場合、エラーの原因となることがあります。

提案した解決策で問題を解決できない場合は、新しいアプリケーションとデータベースを作成し、アウトラインとその他のオブジェクトを新しいアプリケーションとデータベースにコピーします。操作が終了したら、新しいアプリケーションとデータベースが破損していないことを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。

OLAPサーバーが動作していることを確認します。

  • Essbaseサーバーが動作していない場合は、Essbaseサーバーを再起動します。

  • Essbaseサーバーがクラッシュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

  • Essbaseサーバーがフリーズしている場合は、Essbaseサーバーを停止して異常シャットダウンのための手順を実行します。標準の方法でEssbaseサーバーを停止できない場合は、タスクを終了します(サーバー・タスクの終了を参照してください)。

1053020

ファイル書込みエラー: fileName

Essbaseでリストされたファイルを書き込めません。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。ディスク・スペースが不十分な場合、ディスク・ボリュームのスパンについて検討してください。

仮想メモリーのサイズが物理メモリーの2 - 3倍であることを確認します。

リストされたファイルがessbase.secの場合、セキュリティ・ファイルが破損しているかどうかを確認します。

1053021

オブジェクトobjectNameはそれ自体にコピーできません

Essbaseで、リストされたオブジェクトをそのオブジェクト自体にコピーすることはできません。

ESSCMDコマンドの構文を確認します。

1053022

データベースdatabaseNameはバックアップのために読取り専用モードに設定されています

リストされたデータベースは、管理者がデータベースをバックアップする目的でBEGINARCHIVEコマンドを発行したために、読取り専用モードになっています。

BEGINARCHIVEコマンドで始まり、ENDARCHIVEコマンドで終わるアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、必ずENDARCHIVEコマンドを発行してください。

1053023

ユーザーのログ・メッセージ: messageText

ユーザーがこのメッセージをEssWriteToLogFileを使用して作成しました。

該当なし

1053024

一時ファイルを作成できません

Essbaseで一時ファイルを開けません。Essbaseでは、ルール・ファイルなどのオブジェクトをリモートEssbaseサーバー・コンピュータに保存する前に、一時ファイルを開いてそのオブジェクトを作成する必要があります。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

一時ファイルを作成するための正しいオペレーティング・システム権限があることを確認します。

UNIXコンピュータでTMPDIR環境変数を使用している場合は、TMPDIRディレクトリへの絶対パスが15文字以下であることを確認します。

1054001

アプリケーションappNameをロードできません(エラー番号number) - サーバー・ログ・ファイルを参照してください

リストされたエラーが原因で、Essbaseでリストされたアプリケーションをロードできません。

リストされたエラーの詳細は、Essbaseサーバーのログを確認してください。

リストされたアプリケーションが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。

NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。

ブロック・サイズが推奨される範囲内であることを確認します。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください):

  • ESSBASEPATH (PCおよびUNIX)

  • PATH (PCおよびUNIX)

  • LD_LIBRARY_PATH (UNIXのみ)

EssbaseサーバーとEssbaseクライアントが正しくインストールされていることを確認します。

REGISTER.EXEを再び実行して、ポートがアクティブであることを確認します。『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』を確認してください。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsのエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。

1054002

関連トピック

1054009

1054011

アプリケーションappNameのロードは現在許可されていません

Essbaseでリストされたアプリケーションをロードできません。

Administration Servicesで、「アプリケーションの開始をユーザーに許可」が選択されていることを確認します。

ARBORPATH/app/appName/databaseNameディレクトリにあるすべてのessXXXX.tmpファイルを削除します。

データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。

1054003

エラーnumberがアプリケーションappNameのロード中に発生しました

Essbaseでリストされたアプリケーションをロードできません。

Essbaseサーバーを停止して再起動します。

ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.dbbファイルをARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.dbにコピーします。

データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。

一度に1つのアプリケーションのみを実行してください。

ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.esmファイルを削除してから、Essbaseサーバーを停止して再起動し、アプリケーションを再度開いてみます。

1054004

アプリケーションappNameはロードされていません

Essbaseでリストされたアプリケーションに対して操作を実行しましたが、そのアプリケーションはロードされていませんでした。

アプリケーションを使用する前に必ずアプリケーションをロードしておきます。

1054005

アプリケーションappNameをシャット・ダウンします

Essbaseによってリストされたアプリケーションをシャットダウンします。

該当なし

1054006

アプリケーションappNameを終了できません

Essbaseでリストされたアプリケーションを停止できません。

Essbaseサーバーが動作していることを確認します。

  • Essbaseサーバーが動作していない場合は、Essbaseサーバーを再起動します。

  • Essbaseサーバーがクラッシュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

  • Essbaseサーバーがフリーズしている場合は、Essbaseサーバーを停止して異常シャットダウンのための手順を実行します。標準の方法でEssbaseサーバーを停止できない場合は、タスクを終了します(サーバー・タスクの終了を参照してください)。

1054007

アプリケーションappNameからの応答がありません

Essbaseはリストされたアプリケーションに接続できません。

Essbaseが正しくインストールされていることを確認します。必要な場合は、Essbaseを再インストールします。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください):

  • ESSBASEPATH (PCおよびUNIX)

  • PATH (PCおよびUNIX)

  • LD_LIBRARY_PATH (UNIXのみ)

Essbaseサーバーを停止して再起動します。

ブロック・サイズが推奨される範囲内であることを確認します。

データ・キャッシュ・サイズを少なくとも100ブロックまで増やします。

NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。

ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.dbファイルが存在するかどうかを調べます。databaseName.dbが存在しない場合は、databaseName.dbbファイルの名前をdatabaseName.dbに変更します。

ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.appファイルが存在するかどうかを調べます。databaseName.appファイルが存在しない場合は、databaseName.apbファイルの名前をdatabaseName.appに変更します。

データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。

1054009

関連トピック

1054002

1054011

アプリケーションappNameは現在接続を受け付けていません。

ユーザーはリストされたアプリケーションにログインできません。

Administration Servicesで、接続を許可が選択されていることを確認します。

ESSCMDで、ENABLELOGINコマンドを正しく使用していることを確認します。

1054010

アプリケーションappNameは現在ユーザー・コマンドを受け付けていません

リストされたアプリケーションによって、計算などの排他制御が必要である操作が実行されています。

該当なし

1054011

関連トピック

1054002

1054009

データベースdatabaseNameのロードは現在許可されていません

Essbaseでリストされたデータベースをロードできません。

Administration Servicesで、「データベースの開始を許可」が選択されていることを確認します。

1054012

関連トピック

1054013

フィルタのincorrectFilter行目の構文が無効です

セキュリティ・フィルタに構文エラーがあります。

フィルタが正しく作成されていることを確認します。

1054013

関連トピック

1054012

ロード・フィルタの構文エラーです- 操作は取り消されました

Essbaseでセキュリティ・フィルタをロードできません。

フィルタが正しく作成されていることを確認します。

1054014

データベースdatabaseNameがロードされました

リストされたデータベースは正しくロードされました。

該当なし

1054016

ファイル名fileNameが無効です。operationは中止されました

Essbaseでリストされたインデックスまたはページ・ファイルを作成できません。このエラーは、Essbaseでアプリケーションのn番目のインデックスまたはページ・ファイルを作成しようとしたときに発生します。nは5桁を超えます。つまり、99999よりも大きい数字です。

Oracleサポートに連絡してください。

1054017

ハンドルnumberでファイルを読み取れません。operationは失敗しました

Essbaseでリストされた操作を実行できません。

データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。

1054018

RECEIVED ABNORMAL SHUTDOWN COMMAND - ESSBASE TERMINATING

Essbaseは無効なシャットダウン・コマンドを受信したため、シャットダウンします。

タイトル・バーの「X」をクリックしてEssbaseサーバーのウィンドウを閉じないでください。

Essbaseコンピュータに十分なリソースがあることを確認します。システム要件については『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーションがEssbaseに必要なリソースを使用している可能性があります。

Essbaseサーバーを再起動した後で、データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。

1054019

アプリケーションがロードされ、その設定を変更したユーザーがログインしている間は、アプリケーションappNameの設定を変更できません

Essbaseでリストされたアプリケーションの設定を変更できません。

  1. 他のユーザーをログオフします。

  2. アプリケーションをアンロードします。

  3. アプリケーションを再ロードします。

  4. 設定を変更します。SETAPPSTATEコマンドを正しく使用していることを確認します。

1054020

***コマンド・ライン・パスワードが欠落しています!

コマンド・ライン・パスワードが発行されていないのでEssbaseを開始できません。

-bスイッチを使用してEssbaseをバックグランドで開始する場合は、コマンド・ラインに必ずシステム・パスワードを入力します。

1054021

アプリケーションappNameの設定を変更できません。詳細はサーバー・ログを参照してください

リストされたアプリケーションはロードされていません。

ENABLELOGINコマンドの前にUNLOADAPPコマンドとLOADAPPコマンドを発行します。

appName.logを参照してください。

1054022

アプリケーションappNameはデータベースdatabaseNameがアーカイブまたは読取り専用モードに設定されている間はコピーできません

他のユーザーがデータベースをアーカイブしていたため、データベースは読取り専用モードに設定されていました。

BEGINARCHIVEコマンドで始まり、ENDARCHIVEコマンドで終わるアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、必ずENDARCHIVEコマンドを発行してください。

1054023

アプリケーションappNameの設定はデータベースdatabaseNameがアーカイブまたは読取り専用モードに設定されている間は変更できません

他のユーザーがデータベースをアーカイブしていたため、データベースは読取り専用モードに設定されていました。

BEGINARCHIVEコマンドで始まり、ENDARCHIVEコマンドで終わるアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、必ずENDARCHIVEコマンドを発行してください。

1054025

アプリケーションappNameの名前はデータベースdatabaseNameがアーカイブまたは読取り専用モードに設定されている間は変更できません

他のユーザーがデータベースをアーカイブしていたため、データベースは読取り専用モードに設定されていました。

BEGINARCHIVEコマンドで始まり、ENDARCHIVEコマンドで終わるアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、必ずENDARCHIVEコマンドを発行してください。

1054026

アプリケーションappNameへの新規データベースの作成はデータベースdatabaseNameがアーカイブまたは読取り専用モードに設定されている間は実行できません

他のユーザーがデータベースをアーカイブしていたため、データベースは読取り専用モードに設定されていました。

BEGINARCHIVEコマンドで始まり、ENDARCHIVEコマンドで終わるアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、必ずENDARCHIVEコマンドを発行してください。

1054027

アプリケーションappNameはプロセスID numberで開始されました

オペレーティング・システムによってリストされたアプリケーションに割り当てられたプロセスID。

該当なし

1054029

データベース・ファイル情報要求のパラメータ値が無効です。

APIまたはESSCMDコマンドにEssbaseデータベースに関する十分な情報がありません。

各ESSCMDコマンドまたはAPIコマンドに、正しい情報が指定されていることを確認します。

各ESSCMDコマンドまたはAPIコマンドに、必要なパラメータがすべて指定されていることを確認します。

1054030

アプリケーションappNameの選択に失敗しました。エラーnumber

Essbaseでリストされたアプリケーションを選択できません。

SELECTコマンドを正しく使用していることを確認します。

リストされたアプリケーションが実行中で、Oracle Essbase Administration Servicesからそのアプリケーションを選択できることを確認します。選択できない場合、Essbaseサーバーがリストされたコンピュータで実行されていることを確認します。

  • Essbaseサーバーが動作していない場合は、Essbaseサーバーを再起動します。

  • Essbaseサーバーがクラッシュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

  • Essbaseサーバーがフリーズしている場合は、Essbaseサーバーを停止して異常シャットダウンのための手順を実行します。標準の方法でEssbaseサーバーを停止できない場合は、タスクを終了します(サーバー・タスクの終了を参照してください)。

1055041

デーモン・スレッドを作成できません。

エージェントが、デーモン・スレッドまたはその内部スレッドの1つを初期化できません。

使用可能なメモリーが足りないため、プロセスを初期化できません。

プロセスを再起動してください。