3 設置場所の準備
この章では、Oracle Database Applianceをインストールする前に完了する必要のあるタスクについて説明します。内容は次のとおりです。
システム設置作業のチェックリスト
次の表は、システムを適切に設置するために実行する必要がある作業を示しています。これらの作業は、表に示された順序で実行する必要があります。
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1
| オンラインの製品ドキュメントにアクセスします。
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2
| 安全情報を確認します。
| 設置を実行する前に、次のドキュメントを参照してください。
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3
| システムの機能およびコンポーネントを確認します。
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4
| 設置場所の準備手順を実行します。
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5
| システムにラックを取り付けます。
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6
| ケーブルを接続します。
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7
| Oracle ILOMに接続します。
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8
| 電源を入れます。
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設置場所の準備
次の手順に従って、Oracle Database Applianceを設置するための設置場所を準備します。
設置場所の準備手順
- 設置場所が、「環境仕様」の環境要件を満たしていることを確認してください。
- 設置場所が、「電気仕様」の電気仕様を満たしていることを確認してください。
- 設置場所に発送箱を収容する十分な空間があることを確認します。
発送箱のサイズは、91.12 x 60.66 x 53.50cm(35.87 x 23.88 x 21.06インチ)です。
- 発送箱を開封します。
これは、システムを設置する場所で行う必要があります。
- 発送箱の内容を確認します。
次のものが含まれています。
事前に構成されたシステム
次を含むアクセサリ・キット
製品アクセスのためのドキュメント
安全性および法律上のドキュメント
ラック取付けガイドおよび調整テンプレート
ラック取付けキット
電源コード(個別に発送)
発送キット(オプション)
関連項目
第4章「ラックへのシステムの設置」
環境および電気要件
この項の内容は次のとおりです。
環境仕様
次の表は、ラックに取り付けられていない単一のOracle Database Applianceを設置するための環境要件を示しています。
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動作温度
| 5°Cから35°C(41°Fから95°F)。
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非動作温度
| -40°Cから70°C(-40°Fから158°F)。
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動作湿度
| 10%から90%の相対湿度、結露なし。
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非動作湿度
| 最大相対湿度93%、結露なし。
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動作高度
| 最高9,840フィート(3000 m*)。高度900m (2,953フィート)以上では300m (984フィート)上昇するたびに最高周囲温度が1oC低下。 *最大高度2000m (6,562フィート)への設置が規制されている中国市場を除く。
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非動作高度
| 最高12,000m (39,370フィート)。
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通気
| 通常通気130CFM、最大通気250CFM。
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電気仕様
次の表は、Oracle Database Applianceの入力電気仕様を示しています。
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公称周波数
| 50-60Hz
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公称電圧範囲
| 100VAC 110-127VAC 200-240VAC
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最大電流AC RMS
| 110-127VACで最大12A 200-240VACで最大7A 100VACで最大13A (日本のみ)
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AC動作範囲
| 90-264VAC
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最大消費電力
| 100-120VACで1270W 200-240VACで1370W
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ボルトアンペア(VA)定格
| 240VAC、0.98P.F.で1400VA
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次の表は、Oracle Database Applianceの出力電気仕様を示しています。
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3.3VDC STBY
| 4.0A
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+12VDC
| 100-127VACで90.8A 200-240VACで99.2A
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