この統計は、HTTP クライアントからリクエストされたOracle ZFS Storage Appliance 管理ガイド のHTTP サービスリクエスト/秒を表示します。HTTP リクエストのクライアント、ファイル名、および待機時間を示す、さまざまな有用な内訳が使用できます。
HTTP/ WebDAV リクエスト/秒は、HTTP の負荷を示すために使用でき、Oracle ZFS Storage Appliance 管理ガイド のダッシュボードで表示できます。
HTTP パフォーマンスの問題を調査するとき、特に問題の大きさを定量化するには、待機時間内訳を使用してください。これは、アプライアンスに起因する待機時間のコンポーネントを測定してヒートマップとして表示するため、全体の待機時間パターンを外れ値とともに確認できます。HTTP 待機時間が大きい場合は、待機時間をドリルダウンして、待機時間が大きい HTTP リクエストのファイル、サイズ、および応答コードを識別し、CPU 負荷とディスク負荷の両方についてほかの統計を確認して、アプライアンスの応答が遅い原因を調査します。待機時間が小さい場合は、アプライアンスは高速に動作しており、クライアントイニシエータにパフォーマンスの問題が発生する原因は、ネットワークインフラストラクチャーやクライアント自体の CPU 負荷といった、環境内のほかの要因である可能性が高くなります。
パフォーマンスを向上させる最善の方法は不要な作業を除去することで、これはクライアント、応答コード、およびリクエストされたファイル名内訳を使用すると識別できます。
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これらの内訳を組み合わせて強力な統計情報を生成できます。例:
「プロトコル: 待機時間別の get タイプの秒あたりの HTTP/WebDAV 操作内訳」(HTTP GET のみの待機時間を検査する)
「プロトコル: ファイル名別の応答コード '404' の秒あたりの HTTP/WebDAV リクエスト数」(リクエストされた存在しないファイルを確認する)
「プロトコル: ファイル名別のクライアント 'deimos.sf.fishpong.com' の秒あたりの HTTP/WebDAV リクエスト数」(特定のクライアントによってリクエストされたファイルを検査する)
HTTP アクティビティーによって発生するネットワークスループットを測定するにはネットワーク: デバイスバイト数を、HTTP 読み取りワークロードがキャッシュからどのように返されるかを表示するにはキャッシュ: ARC アクセスを、発生するバックエンドディスク I/O についてはディスク: I/O 操作も参照してください。