Oracle ZFS Storage Appliance セキュリティーの概要
Active Directory (AD) ドメインモードの認証
Microsoft 管理コンソール (MMC) を使用した管理操作
Network Data Management Protocol (NDMP)
SSH File Transfer Protocol (SFTP)
FTP では、FTP クライアントからファイルシステムへのアクセスが許可されます。FTP サービスでは匿名ログインは許可されず、ユーザーは構成されたネームサービスを使って認証を行う必要があります。
FTP では、次のセキュリティー設定がサポートされます。これらの設定は、FTP プロトコルアクセスが有効なすべてのファイルシステムで共有されます。
SSL/TLS を有効化 - SSL/TLS 暗号化 FTP 接続を許可し、FTP トランザクションの暗号化を保証します。これは、デフォルトでは無効になっています。
root ログインを許可 - root ユーザーの FTP ログインを許可します。これはデフォルトでオフになっています。FTP 認証は平文で行われ、ネットワークスニッフィング攻撃のセキュリティーリスクをもたらすからです。
許容可能なログイン試行の最大数 - ログイン試行の失敗回数。その回数を超えると、FTP 接続が切断されるため、ユーザーは再接続して再度試す必要があります。デフォルトは 3 です。
ロギングレベル - ログの詳細レベル。
FTP では、次のログがサポートされます。
proftpd - FTP イベント (成功および失敗したログイン試行を含む)
proftpd_xfer - ファイル転送ログ
proftpd_tls - SSL/TLS 暗号化に関連する FTP イベント