Oracle ZFS Storage Appliance セキュリティーの概要
Active Directory (AD) ドメインモードの認証
Microsoft 管理コンソール (MMC) を使用した管理操作
Network Data Management Protocol (NDMP)
SSH File Transfer Protocol (SFTP)
ZFSSA リモートレプリケーションを使用すると、プロジェクトおよびシェアのレプリケーションが容易になります。このサービスを使用すると、この ZFSSA にデータをレプリケートした ZFSSA を表示したり、この ZFSSA がレプリケートできる ZFSSA を構成したりできます。
このサービスを有効にすると、ZFSSA はほかの ZFSSA からレプリケーション更新を受信し、その構成されたアクションに従ってローカルのプロジェクトおよびシェアに対してレプリケーション更新を送信します。このサービスを無効にすると、受信されるレプリケーション更新が失敗し、ローカルのプロジェクトおよびシェアはレプリケートされません。
ZFSSA のリモートレプリケーションターゲットを構成するには、リモート ZFSSA の root パスワードが必要です。これらのターゲットを使用して、ZFSSA による通信を可能にするレプリケーションピア接続を設定します。
ターゲットの作成時に、root パスワードを使ってリクエストの信頼性を確認したり、以降の通信で ZFSSA の識別に使用するセキュリティー鍵の生成や交換を実行したりします。
生成された鍵は、ZFSSA 構成の一部として永続的に保存されます。root パスワードが永続的に保存されることは決してありません。root パスワードが平文で転送されることは決してありません。この最初の ID のやり取りを含むすべての ZFSSA 通信は、SSL で保護されています。