サーバーのハードウェア障害のトラブルシューティング

サーバーハードウェアの障害イベントが発生すると、システムは保守要求 LED を点灯させ、そのイベントをシステムイベントログ (SEL) に取得します。Oracle ILOM を介して通知を設定している場合は、選択した通知方法によってもアラートを受け取ります。ハードウェア障害に気付いたときは、すぐに対処してください。

ハードウェア障害を調査するには、次を参照してください。

• 基本的なトラブルシューティング手順

• ハードウェア障害のトラブルシューティング

基本的なトラブルシューティング手順

ハードウェア障害に対処するには、次のプロセスを使用します (順を追った手順については、ハードウェア障害のトラブルシューティングを参照してください)。

1. 障害のあるサーバーサブシステムを特定します。

   障害のあるコンポーネントを特定するには、Oracle ILOM を使用できます。

2. プロダクトノートのドキュメントを確認します。

   ハードウェアの問題を特定したら、サーバーのプロダクトノートのドキュメントを確認します。このドキュメントには、ハードウェア関連の問題を含むサーバーに関する最新情報が記載されています。

3. Oracle ILOM を使用して、サーバーの保守の準備をします。

   保守 (サーバーへの物理的なアクセス) を必要とするハードウェアの障害を特定したら、Oracle ILOM を使用して、サーバーの電源を切り、位置特定 LED をアクティブにして、サーバーをオフラインにします。

4. 保守作業スペースを準備します。

   サーバーを保守する前に、作業スペースを準備し、サーバーおよびコンポーネントの ESD 保護を確保します。

5. コンポーネントを保守します。

   コンポーネントを保守するには、このドキュメントの取り外し、取り付け、および交換手順を参照してください。

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   注 -  FRU として設計されたコンポーネントは、Oracle 保守担当者が交換する必要があります。Oracle サービスにお問い合わせください。

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6. Oracle ILOM の障害をクリアします。

   コンポーネントによっては、Oracle ILOM の障害をクリアする必要がある場合があります。通常、FRU ID を持つコンポーネントは、障害を自動的にクリアします。

関連情報:

• ハードウェア障害のトラブルシューティングを参照してください