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Sun Server X4-8 サービスマニュアル |
このセクションでは、次のインジケータの点滅速度について説明します。
常時点灯状態の場合は、インジケータが点灯し続け、点滅はしません。これは、動作状態 (緑色) や保守要求の障害状態 (オレンジ色) などの継続する状況を示します。
常時消灯状態の場合は、インジケータが消灯し続け (点灯せず)、点滅はしません。これは、交流電力がない (緑色の電源 OK インジケータが点灯していない) などシステムが動作していないこと、またはサブシステムが障害状態ではない (オレンジ色の保守要求インジケータが点灯していない) ことを示します。
遅い点滅速度の場合は、インジケータ (通常は緑色) が 1 秒間のうち 0.5 秒点灯、0.5 秒消灯を繰り返します (1 Hz)。遅い点滅速度は、アクティビティーが進行中であることを示します。たとえば、デバイスの再構築中、ブート中、またはあるモードから別のモードへの移行中に発生します。
速い点滅速度の場合は、インジケータが 1 秒間に 2 回点滅 (点灯、消灯、点灯) を繰り返します (2 Hz)。速い点滅速度は、動作やデータ転送を示します。
1 回の点滅速度の場合は、インジケータが 3 秒の間隔が始まるときに 1 回という点滅を繰り返します。これは、システムまたはコンポーネントがスタンバイモードであることを示します。たとえば、サーバーがスタンバイ電源モードである場合や、ホットスペアデバイスが使用されるのを待機している場合に発生します (予測される障害を示すためにオレンジ色のインジケータでも使用されます)。
遅い一斉の点滅速度の場合は、コンポーネントのインジケータが、1 秒間 のうち 0.5 秒間、一斉に点滅します (1 Hz)。通常これは、連続 3 回の点滅に限られます。これは、取り外し可能なデバイス (たとえば、ストレージドライブやブレード) が電源を備えたシステムに正常に挿入されたことを示します (電源接続の確認)。
挿入点滅は、ホットスワップコンポーネントのプライマリステータスインジケータ (たとえば、緑色の電源 OK インジケータ) の、連続 3 回の点滅です。挿入点滅は、コンポーネントのすべてのインジケータが連続して 3 回一斉に点滅 (遅い一斉の点滅速度を参照) したあと、すぐに発生します。
一斉の常時点灯の場合、すべてのインジケータは一斉に点灯したまま (常時点灯を参照) になります。これは、フロントパネルのランプテスト (フロントパネルのランプテストを参照) 中に発生します。これはロケータインジケータが点灯したままになる唯一の時間です。
交互の (無効な FRU) 点滅速度は、緑色のインジケータとオレンジ色のインジケータが 1 Hz で点灯する繰り返しシーケンスです。これは、コンポーネントのバージョンが正しくないか一致しない (たとえば、電源装置の定格が指定したものより低い) ことを示します。この点滅速度は、サポートされていないコンポーネント、サポートされていないスロットにあるコンポーネント、またはそのシステムに対して電源装置をオーバーサブスクライブさせるブレード (サーバーモジュール) に対しても使用されます。
インジケータは、アクティビティーの実行中、そのアクティビティーに応じて点滅しますが、点滅は 2 Hz の速い点滅速度 (速い点滅速度を参照) を上回りません。たとえば、ディスクドライブの読み込みおよび書き込みアクティビティーや、通信ポートの送信および受信アクティビティーの実行中にこの点滅速度が発生します。
この点滅速度では、データアクティビティーが実行されている間、通常は点灯しているインジケータが、1 秒間で 2 回 (2 Hz、速い点滅速度も参照)、繰り返し消灯します。
この点滅速度は、診断が実行中であることを示すために、各インジケータが連続して 0.5 秒間点灯する繰り返しシーケンスです。この点滅速度は、診断を実行できるシステムまたはコンポーネント (たとえば、ブレードサーバー) でのみ使用されます。
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