js2ai コマンドで –r オプションを使用すると、JumpStart ルールおよび関連付けられたプロファイルが AI 条件およびマニフェストに変換されます。最初は –S オプションを使用して検証をスキップします。このコマンドは、rules ファイルおよび rules ファイルによって参照されるプロファイルで変換操作を実行します。rules ファイルで参照される各プロファイルは、AI クライアントプロビジョニングマニフェスト (/usr/share/auto_install/manifest/default.xml ) に対して処理されます。この段階では、JumpStart rules ファイルで指定されたプロファイルごとに、AI_profile-name という名前のディレクトリが作成されます。AI_profile_name ディレクトリには、このプロファイルを参照するルールに対応する AI 条件ファイルが criteria-rule-number.xml の形式で格納されます。また、AI_profile-name ディレクトリには、profile-name プロファイルファイルに対応する AI マニフェストファイルが profile-name.arch.xml の形式で格納されます。
変換が正しく完了したことを示すメッセージを受け取ったら、–S オプションを付けずに js2ai コマンドを実行して、出力された AI マニフェストを検証します。検証エラーは AI マニフェストファイル内で修正する必要があります。
変換が正常に完了したというメッセージが表示されない場合、エラーレポートおよび js2ai.log ファイルを調べます。エラーレポートおよびログファイルは、警告、処理エラー、サポートされない項目、変換エラー、および検証エラーを報告します。エラーレポートは stdout への表出力で、rules およびプロファイルファイルの変換中に発生したタイプごとのエラーの番号を示します。ログファイルには問題が記述されます。
処理エラーを修正します。
rules ファイルおよびプロファイルファイルから、サポート外項目として一覧表示されたすべての行を削除します。
変換エラーを検査して、可能な場合はエラーを修正します。それ以外の場合は、エラーの原因となっている行を削除します。
警告メッセージを検査して、修正が必要ないことを確認します。
js2ai コマンドの次のオプションを確認してください。
ルールファイルまたはプロファイルファイルの変換に関する詳細な情報を表示するには、–v オプションを使用します。詳細は、追加のプロファイル変換情報の表示を参照してください。
個々の出力 AI マニフェストを適切な AI DTD に対して検証するには、–V オプションを使用します。詳細は、出力 AI マニフェストの検証を参照してください。
1 つの JumpStart プロファイルファイルのみを変換するには、–p オプションを使用します。AI マニフェストファイルの修正の例を参照してください。