次の各項目に、Automated Installer の使用に移行する際に有用ないくつかの戦略を示します。
JumpStart ルール、プロファイル、および構成ファイルを AI 条件、AI マニフェスト、および SMF システム構成プロファイルに変換します。
js2ai コマンドを取得します。
# pkg install install/js2ai
JumpStart データを AI データに変換するには、次のページの手順に従ってください。
js2ai(1M)のマニュアルページ
1 つのサーバーを JumpStart インストールサーバーおよび AI インストールサーバーの両方として使用します。
この構成を使用すると、JumpStart 対応のシステムを Oracle Solaris 11 サーバーからサポートできます。詳細は、Chapter 4, Oracle Solaris 11 サーバー上の JumpStart を使用した Oracle Solaris 10 のインストールを参照してください。
AI クライアントプロビジョニングマニフェストを動的に派生させます。
Oracle Solaris 11.2 システムのインストール のクライアントインストール時の AI マニフェストの作成を参照してください。JumpStart 開始スクリプトは、インストーラに渡されるインストールパラメータを動的に操作する機能を提供します。AI は、クライアントのインストール時にクライアント属性を照会し、そのクライアント向けにカスタマイズされたプロビジョニングマニフェストを動的に派生させることができます。環境変数はクライアントのハードウェア属性を指定し、これらの属性のほとんどは、JumpStart 開始スクリプトで使用される環境変数と同じです。
AI インストール用のソフトウェアパッケージリポジトリにアクセスします。
インターネット上にある Oracle Solaris 11 パッケージリポジトリを使用してください (pkg.oracle.com など)。
パッケージリポジトリのローカルコピーを作成します (Oracle Solaris 11.2 パッケージリポジトリのコピーと作成 )。
システム構成の指示を行います。
SMF プロファイルの作成については、Oracle Solaris 11.2 システムのインストール の第 11 章クライアントシステムの構成を参照してください。
AI クライアントインストールの一部として非大域ゾーンをインストールするために AI マニフェストおよび SMF プロファイルを作成することについては、Oracle Solaris 11.2 システムのインストール の第 12 章ゾーンのインストールと構成を参照してください。
初回ブート時に 1 回実行してユーザー定義スクリプトを実行する SMF サービスを作成します。
Oracle Solaris 11.2 システムのインストール の第 13 章初回ブート時のカスタムスクリプトの実行を参照してください。
あるいは、カスタムの ISO イメージを作成して、必要なインストールを作成します。
カスタムインストールイメージの作成については、Oracle Solaris 11.2 カスタムインストールイメージの作成 を参照してください。