DHCP のコマンド
次の表に、ネットワーク上で DHCP を管理するために使用できるコマンドを示します。
表 4-1 DHCP で使用されるコマンド
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/usr/lib/inet/dhcpd
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ISC DHCP のみ: ISC DHCP サーバーデーモン。詳細は、 dhcpd (8) のマニュアルページを参照してください。
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/usr/lib/inet/dhcrelay
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ISC DHCP のみ: DHCP および BOOTP リクエストを、DHCP サーバーがないネットワーク上のクライアントから別のネットワーク上のサーバーに中継する手段を有効にします。詳細は、 dhcrelay (8) のマニュアルページを参照してください。
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/usr/lib/inet/in.dhcpd
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レガシーの Sun DHCP のみ: レガシーの Sun DHCP サーバーデーモン。デーモンはシステムの起動時に起動されます。したがって、サーバーデーモンを直接起動すべきではありません。デーモンの起動や停止には、DHCP マネージャ、 svcadm コマンド、または dhcpconfig を使用できます。問題をトラブルシュートするためにデーモンをデバッグモードで実行する場合にのみデーモンを直接起動します。詳細は、 in.dhcpd(1M) のマニュアルページを参照してください。
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/usr/sadm/admin/bin/dhcpmgr
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レガシーの Sun DHCP のみ: DHCP マネージャー。DHCP サービスの構成や管理に使用するグラフィカルユーザーインタフェース (GUI) ツールです。DHCP マネージャは、推奨 DHCP 管理ツールです。詳細は、 dhcpmgr(1M) のマニュアルページを参照してください。
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/usr/sbin/dhcpagent
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DHCP クライアントデーモン。DHCP プロトコルのクライアント側を実装します。詳細は、 dhcpagent(1M) のマニュアルページを参照してください。
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/usr/sbin/dhcpconfig
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レガシーの Sun DHCP のみ: DHCP サーバーや BOOTP リレーエージェントの構成や構成解除に使用されます。さらに、データストアを別のデータストアへ変換したり、DHCP 構成データのインポートやエクスポートを行うときにも使用します。詳細は、 dhcpconfig(1M) のマニュアルページを参照してください。
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/usr/sbin/dhcpinfo
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レガシーの Sun DHCP のみ: Oracle Solaris クライアントシステムのシステム起動スクリプトによって、DHCP クライアントデーモン dhcpagent から情報 (ホスト名など) を取得するために使用されます。また、スクリプトやコマンド行で dhcpinfo を使用して、特定のパラメータ値を取得することもできます。詳細は、 dhcpinfo(1) のマニュアルページを参照してください。
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/usr/sbin/dhtadm
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レガシーの Sun DHCP のみ: dhcptab 表内のオプションやマクロを変更するために使用されます。このコマンドは、DHCP 情報を自動的に変更するために作成するスクリプトでもっとも役立ちます。 dhtadm に -P オプションを指定し、その結果を grep コマンドに渡すと、 dhcptab テーブル内の特定のオプション値をすばやく検索できます。詳細は、 dhtadm(1M) のマニュアルページを参照してください。
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/usr/sbin/ipadm
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IP アドレスをネットワークインタフェースに割り当てる場合、ネットワークインタフェースパラメータを構成する場合、あるいはその両方の場合に、システムブート時に使用されます。DHCP クライアントでは、 ipadm によって DHCP が起動し、ネットワークインタフェースの構成に必要なパラメータ (IP アドレスを含む) が取得されます。詳細は、 ipadm(1M) のマニュアルページを参照してください。
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/usr/sbin/omshell
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ISC DHCP のみ: Object Management API (OMAPI) を使用して ISC DHCP サーバーの状態を照会および変更する手段を提供します。詳細については、 omshell (1) のマニュアルページを参照してください。
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/usr/sbin/pntadm
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レガシーの Sun DHCP のみ: DHCP ネットワークテーブルを変更するときに使用され、このテーブルでは、クライアント ID と IP アドレスが対応付けられ、オプションとして構成情報と IP アドレスが関連付けられます。詳細は、 pntadm(1M) のマニュアルページを参照してください。
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/usr/sbin/snoop
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ネットワーク経由で渡されるパケットの内容を取得および表示するときに使用されます。 snoop は、DHCP サービスの問題をトラブルシューティングするときに役立ちます。詳細は、 snoop(1M) のマニュアルページを参照してください。
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