プロファイル・エクスプローラの構成

プロファイル・エクスプローラにアクセスするには、次の前提条件を設定および構成する必要があります。

ノート: Oracle Unityバージョン21A.2では、特殊文字を検索するための修正がリリースされました。修正を適用するステップを確認するには、2021年2月の新機能リリース・レディネスの更新にアクセスし、重要なアクションと考慮事項の項を参照してください。

プロファイル・エクスプローラのソースのマッピング

プロファイル・エクスプローラでは、マスター顧客レコードに寄与する様々なソースが強調表示されます。ソースは、マーケティング、営業、サービス、コマースおよびオフラインに分類できます。これらのソース・カテゴリは、ソース名を使用して様々なソースにマップされます。ソースを様々なカテゴリにマップするには、マップする必要があるレコードのソース名を指定する必要があります。たとえば、マーケティング・カテゴリの場合はResponsysおよびEloqua、営業カテゴリの場合はSales Cloud、サービス・カテゴリの場合はService Cloudをソース名に指定できます。

このマッピングを設定するには、Oracleサポートに連絡してください。サポート要求には、構成するソース名とそれぞれのカテゴリ(Responsys: マーケティング)を含めます。

顧客360 APIの構成

プロファイル・エクスプローラは、顧客360 APIを使用して、Oracle Unityに格納されている顧客プロファイルを取得、検索および表示します。顧客360 APIでは、ルールおよびサブルールを使用し、エキスパート構成ページを使用して次のように顧客360 APIを構成できます。

  • データ・ソース・ビュー(DSV)の設定
    • DSVはデータ・ソース・ビューです。プロファイル・エクスプローラの詳細ビューでは、用意されているドロップダウン・メニューで選択した任意のデータ・オブジェクトのすべての属性と値をお客様が構成して表示できます。新しいデータ・オブジェクトをドロップダウンに追加するための新しいDSVの設定の詳細は、Oracle Unity Developerヘルプ・センターの顧客360ジョブの構成に関するヘルプ・トピックを参照してください。
  • ルールおよびサブルールの設定
    • ルールは、検索を容易にし、ユーザーが検索を実行する対象の属性をOracle Unityが理解できるようにするために使用します。すべてのアカウントにはデフォルト・ルールが設定されており、5つの属性を使用して検索を実行できます。詳細は、Oracle Unity Developerヘルプ・センターの顧客360レコードの取得に関するヘルプ・トピックを参照してください。
    • サブルールは、検索の照合情報に対してOracle Unityが返す値を構成するために使用します。

インテリジェント属性の構成

プロファイル・エクスプローラで使用されるインテリジェント属性が、正確なデータを取り込んで顧客プロファイルのデータを表示できるように正しく構成されていることを確認する必要があります。

プロファイルの上部にある主要なメトリックは、OrderItemCubeの次のインテリジェント属性を使用します。

  • Average Order Value (AOV)
  • Customer Lifetime Value (CLTV)
  • Total Orders (total_order_count)
  • Days since last purchase (days_since_last_purchase)

「トランザクショナル」タブ内では、OrderItemCubeの次のインテリジェント属性を使用します。

  • Top product
  • Top product category
  • Total purchase count
  • Total return count
  • Most popular day
  • Most popular month

「行動」タブでは、EventCubeの次の属性を使用します。

  • Click rate
  • Email open rate
  • Days since last opened
  • Days since last clicked

前述のインテリジェント属性がすべて「アクティブ」に設定され、対応するデータがOrderOrder ItemおよびEventデータ・オブジェクトにインポートされていることを確認する必要があります。

組込み済みのインテリジェント属性およびインテリジェント属性の管理についてさらに学習します。

Oracle Unityシステム・ジョブの実行

プロファイル・エクスプローラに必要なデータを処理するには、次のシステム・ジョブを実行する必要があります。

  • システム - データ・ウェアハウス・ジョブ
  • システム - ID解決ジョブ
  • これらのジョブが正常に実行されたら、システム - 顧客360ジョブを実行する必要があります。

これらのジョブは「データ・フィード」ページから実行でき、ジョブ・ダッシュボードから進捗状況をモニターできます。

さらに学ぶ

プロファイル・エクスプローラの使用

顧客360ジョブ

Oracle Unityデータ・モデルの管理

データ・ビューア

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