よくある質問
Oracle Infinityでは、どのようなタイプのレポートを利用できますか。
Oracle Infinityには、データの調査を開始するために役立つ一連の標準レポートが用意されています。
標準レポートを使用する必要がありますか。
Oracle Infinityでは、独自のビジネス要件にあわせてレポートを作成し、保存できます。標準レポートは、さらなるアドホック調査の適切な開始点を提供します。
標準レポートを変更する場合、元のバージョンにアクセスできますか。
標準レポートは上書きできませんが、これらのレポートをカスタマイズして異なるディメンション、メジャーまたはセグメントを含めた後は、新しいレポートとして保存できます。レポートは、独自のプライベート・コレクション内に保存したり、必要な場合はカスタム・レポート・カテゴリで広く公開できます。
アカウントが保持できるコレクションの数に制限はありますか。
Oracle Infinityでは、作成できるコレクションの数に制限はありません。すべてのアカウントが、「すべてのデータ」という1つのコレクションとともにパッケージ化されます。
レポートでは、ディメンションまたはメジャーの数に制限がありますか。
Oracle Infinityのレポートでは、メジャーとセグメントに制限はなく、最大5つのディメンションを含めることができます。
必要な権限がある場合は、設定で、アカウント用に収集したすべてのパラメータを表示できます。デフォルトでは、名前付きパラメータのみが表示されますが、表示リストからすべてを選択した後は、必要に応じてリストをフィルタ、ソートおよび検索できます。
最後に使用された機能などの属性は使用可能ですか。
属性レポートは、ディメンションを追加することで使用できます。
日付は使用可能なディメンションですか。
Oracle Infinityには、日付に対して事前定義されている複数のディメンションがあります。
ビジターの標準メジャーは、一意(個別)ユーザー数です。サンプリングは使用しません。次のルールが適用されます。
data.wt.co_f
が存在する場合は、その値のハッシュをsession.visitor_id
(ビジターID)として使用します。data.wt.co_f
が存在しない場合は、ユーザー・エージェントとIPアドレスのペアのハッシュをビジターIDとして使用します。data.wt.dcsvid
が存在する場合は、その値のハッシュがビジターIDのかわりに使用されます。
独自のカスタム・メジャーを作成し、現在の標準ユーザー・メジャーのかわりにレポートに追加することもできます。
セッションはどのように計算しますか。
セッションは、ユーザーのすべてのイベント(ヒット)をデジタル・プロパティに記録する連続アクティビティです。セッションは、デジタル・プロパティに対する最初のイベントの瞬間を開始し、セッションが終了するまで続行します。セッションは、2時間後、非アクティブ状態になって30分後、または5,000イベントの後にクローズします。
計算値は追跡できますか。
ユーザー当たりのセッション数などの計算メジャーを作成できます。
データは25か月間保持されますが、より長い間隔または短い間隔を要求できます。バックアップは60日間格納されます。
詳細は、データのプライバシ機能とセキュリティ機能を参照してください。
イベントの順序に基づいてセグメントを作成することはできますか。
カスタム・セグメントは非常に柔軟であるため、イベントベースのセグメントに対して構築できます。
URL全体を表示するには、URL上にカーソルを置くか、列の幅を変更します。
正規表現はサポートされていますか。
現在サポートされている式は次のとおりです。
- パラメータ存在テスト
- パラメータ= 'String'が等しい
- パラメータ!= 'String'が等しくない
- パラメータ^= 'String'が次で始まる
- パラメータ$= 'String'が次で終わる
- パラメータ%= 'String'に含まれる
モバイル・アプリ・バージョンのOracle Infinityはありますか。
Oracle InfinityではHTML 5が利用されているため、タブレットなどのより大きな形式のモバイル・デバイスで使用できます。Infinity UIは、携帯電話などの小型デバイスでの作業を目的としていません。
モバイルSDKは使用可能ですか。
AndroidおよびiOS向けのモバイルSDKを提供しています。
ボットはフィルタ済ですか。
ボットは共通のスパイダとボットの内部リストを使用してフィルタ処理されます。このリストは、業界全般の合同諮問委員会によって定期的に更新されます。ユーザーは、様々な製品機能を介して追加のフィルタリング・レベルを作成できます。
急に集計が行われても、ヒットレベルの詳細は保存されますか。
はい。
RAWイベント文字列を表示するオプションはありますか。
リアルタイム・データ・ストリーミングが必要な場合は、ストリーム問合せ構文を使用します。
PHIまたはPIIデータのセキュリティついて教えてください。
デジタル・サービスやパーソナライズはOracle Infinityを使用して強化できますが、管理者は次のタイプの個人データ収集を認識しておく必要があります。
- 許容: 名や姓、電子メール・アドレスなどの個人情報(PII)の収集と処理はOKです。関連する法律および規制に準拠し、業界のプライバシのベスト・プラクティスに従っていることを確認します。
- 禁止: 禁止されたヘルス情報(PHI)、およびクレジット・カード番号や社会保障番号など機密の個人情報(SPI)の収集は禁止されており、一部の管轄区域では違法の可能性があります。
Oracle Infinityでは、収集したユーザー・エージェントの情報をサードパーティのデータを使用して拡張して関連するデバイス属性を提供し、サードパーティのデータを使用してIPアドレスを拡張して地理的属性を提供します。
レポート・データのレイテンシはどのくらいですか。
セッションがオープンしている間の数分内にすべてのデータを配信することを目標としています。
Oracle Infinityには、データのエクスポート方法が次のように複数用意されています。
- ファイルのエクスポート: 表示しているレポートをCSV、HTML、JSONまたはXMLファイルに保存してエクスポートします。
- REST URL: REST APIを使用して、特定のレポートからデータをプルします。
- データ・コネクタ: サードパーティのビジネス・インテリジェンスおよびビジュアライゼーション・ツール(PowerBIやTableauなど)に対してコネクタを活用します。
- Oracle Infinityデータ・コネクタ: Oracle Infinityデータを顧客のビッグ・データ・プラットフォームに直接接続します。
複数のディメンションを含むデータをREST経由でエクスポートできますか。
現在、REST API経由のデータ・エクスポートは、単一ディメンションのみです。
他のシステムと統合できますか。
Oracle Infinityデータ・コネクタは、Infinity Analyticsデータを即時にビッグ・データ・インフラストラクチャ(Hadoopなど)またはエンタープライズ・データ・ウェアハウス(Teradataなど)に配信できるようにします。詳細は、My Oracle Support (MOS)に問い合せてください。
ソーシャルはサポートされますか。
サードパーティ・ソーシャル・データは現在使用できません。
Oracle Infinity Tagを配置できる場所には制限がありますか。
いいえ。ただし、ベスト・プラクティスはHTMLヘッド・セクションに配置することです。HTML本文に配置できますが、これにより、正しい実行順序に干渉する可能性があります。詳細は、次を参照してください。
Toplinersで、Oracle Infinity Insidersグループのメンバーになるにはどのようにしますか。
Topliners FAQを参照してください。
ヒント: Oracle Infinity Insidersグループへの参加には、グループ・メンバーシップが必要です。要求するには、最初に登録し、Toplinersにログインすると、このグループに参加ボタンが表示されます。グループ・メンバーシップの取得に問題がある場合は、Oracle Infinityソリューションのコンサルタントに連絡してください。