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Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release 2013.1.3.0
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ドキュメント情報

Oracle ZFS Storage Appliance の概要

Oracle ZFS Storage Appliance の構成

サービスの操作

Oracle ZFS Storage Appliance の管理

保守ワークフローの操作

ワークフローについて

ワークフローのパラメータについて

制約付きワークフローパラメータ

オプションワークフローのパラメータ

ワークフローのエラー処理

ワークフローの入力の検証

ワークフローの実行の監査およびレポート

ワークフローのバージョン管理について

警告アクションでのワークフローの使用

スケジュールされたワークフローの使用

スケジュールされたワークフローの使用

ワークフロースケジュールのコード化

指定されたドライブタイプに基づくワークシートの作成

BUI を使用したワークフローのアップロード

CLI を使用したワークフローのダウンロード

CLI を使用したワークフローの一覧表示

CLI を使用したワークフローの実行

シェアの操作

アプリケーションと Oracle ZFS Storage Appliance の統合

ワークフローのバージョン管理について

ワークフローに関しては、バージョン管理の 2 つの側面があります。最初は、ワークフローが依存するアプライアンスソフトウェアのバージョンの表現であり、2 番目はワークフロー自体のバージョンの表現です。バージョン管理は、ワークフローへの次の 2 つのオプションメンバーによって表されます。

表 4-7  バージョン管理のオプションのメンバー
オプションメンバー
タイプ
説明
required
文字列
このワークフローを実行するために必要なアプライアンスソフトウェアの最小のバージョン。最小の年、月、日、ビルド、およびブランチを含みます。
version
文字列
ドット区切り 10 進数 (major.minor.micro) 形式での、このワークフローのバージョン。

アプライアンスのバージョン管理 - アプライアンスソフトウェアの最小限必要なバージョンを表すには、ワークフローにオプションの required フィールドを追加します。このアプライアンスは、ソフトウェアがビルドされた年、月、日のあとにビルド番号とブランチ番号を付加した「year.month.day.build-branch」によってバージョン管理されます。たとえば、「2009.04.10,12-0」は、2009 年 4 月 10 日に最初にビルドされたソフトウェアの 12 番目のビルドです。現在のアプライアンスキットソフトウェアのバージョンを取得するには、CLI コマンド「configuration version get version」を実行するか、または BUI の「システム」画面にある「バージョン」フィールドを参照します。required フィールドを使用した例を次に示します。

使用例 4-8  ワークフローの必須フィールドの使用

required フィールドを使用した例を次に示します。

var workflow = {
	name: 'Configure FC',
	description: 'Configures fibre channel target groups',
        required: '2009.12.25,1-0',
        ...

あるワークフローに、アプライアンス上にロードされているバージョンより新しいバージョンのソフトウェアが必要な場合は、そのワークフローをアップロードしようとすると失敗し、不一致を説明したメッセージが表示されます。

ワークフローのバージョン管理 - アプライアンスソフトウェアの必要なバージョンの指定に加えて、ワークフロー自体も version フィールドでバージョン管理できます。この文字列は、ワークフローのバージョンのメジャー、マイナー、およびマイクロ番号を示し、同じワークフローの複数のバージョンがマシン上に存在できるようにします。ワークフローをアップロードするとき、同じワークフローの互換性がある古いバージョンはすべて削除されます。ワークフローは、メジャー番号が同じ場合に互換性があるとみなされ、バージョン番号が低い場合に古いとみなされます。そのため、バージョン「2.1」のワークフローをアップロードすると、バージョン「2.0」(またはバージョン「2.0.1」) の同じワークフローが削除されますが、「1.2」や「0.1」は削除されません。