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Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release 2013.1.3.0
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ドキュメント情報

Oracle ZFS Storage Appliance の概要

Oracle ZFS Storage Appliance の構成

サービスの操作

Oracle ZFS Storage Appliance の管理

保守ワークフローの操作

ワークフローについて

ワークフローのパラメータについて

制約付きワークフローパラメータ

オプションワークフローのパラメータ

ワークフローのエラー処理

ワークフローの入力の検証

ワークフローの実行の監査およびレポート

ワークフローのバージョン管理について

警告アクションでのワークフローの使用

スケジュールされたワークフローの使用

スケジュールされたワークフローの使用

ワークフロースケジュールのコード化

指定されたドライブタイプに基づくワークシートの作成

BUI を使用したワークフローのアップロード

CLI を使用したワークフローのダウンロード

CLI を使用したワークフローの一覧表示

CLI を使用したワークフローの実行

シェアの操作

アプリケーションと Oracle ZFS Storage Appliance の統合

ワークフローについて

ワークフローは、1 つの大域変数 workflow が含まれている、有効な ECMAscript ファイルに組み込まれています。これは、少なくとも次の 3 つのメンバーを含む必要のあるオブジェクトです。

表 4-1  必須のオブジェクトメンバー
必須メンバー
タイプ
説明
name
文字列
ワークフローの名前
description
文字列
ワークフローの説明
execute
関数
ワークフローを実行する関数
使用例 4-1  Hello World ワークフロー

次に、基本的なワークフローの例を示します。

var workflow = {
       name: 'Hello world',
       description: 'Bids a greeting to the world',
       execute: function () { return ('hello world!') }
};

このワークフローをアップロードすると「Hello world」という名前の新しいワークフローが作成され、このワークフローを実行すると「hello world!」が出力されます。

使用例 4-2  ワークフローの run 関数を使用して CPU 使用率を返す

ワークフローは、アプライアンスのシェル内で非同期に (デフォルトでは) そのワークフローを実行しているユーザーとして実行されます。そのため、ワークフローはアプライアンスのスクリプト機能 (CLI Scriptingを参照) を自由に使用でき、さらにアプライアンスのシェルのほかの任意のインスタンスと同じようにアプライアンスと対話できます。つまり、ワークフローはコマンドを実行したり、出力を解析したり、状態を変更したりできます。run 関数を使用して現在の CPU 使用率を返す、より複雑な例を次に示します。

var workflow = {
       name: 'CPU utilization',
       description: 'Displays the current CPU utilization',
       execute: function () {
               run('analytics datasets select name=cpu.utilization');
               cpu = run('csv 1').split('\n')[1].split(',');
               return ('At ' + cpu[0] + ', utilization is ' + cpu[1] + '%');
       }
};