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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース4.2 for Oracle Database 12c
B71338-03
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E.5 キーボードを使用したコンポーネントへのアクセス

このセクションでは、キーボードを使用してOracle Application Expressのコンポーネントにアクセスする方法について説明します。

内容は次のとおりです。


ヒント:

ツリー・リージョンはキーボード・アクセスできないため、キーボードのみでOracle Application Expressを使用する場合は、「スクリーン・リーダー・モード」を有効にする必要があります。スクリーン・リーダー・モードで実行していると、かわりに、順序付けされていない階層的なリストが表示され、[Tab][Shift]+[Tab]および[Enter]キーを使用して特定のリスト・アイテムをアクティブにすることで、キーボードのみのナビゲートを簡単に実行できます。詳細は、「スクリーン・リーダー・モードについて」を参照してください。

E.5.1 新しい日付ピッカーの使用

日付ピッカー用の多数のキーボード・ショートカットがあります。

日付ピッカーを開くには、次のステップを実行します。

  1. [Tab]を使用して、適切な入力フィールドに移動します。

  2. [Ctrl]+[Home]を押して、日付ピッカーを開きます。

  3. 日付ピッカーが開くと、次のナビゲート・オプションを使用できます。

    • 月単位:

      • [Page Up]を押すと、前の月に移動します。

      • [Page Down]を押すと、次の月に移動します。

      • [Ctrl]+[Home]を押すと、現在の月に移動します。

    • 週単位:

      • [Ctrl]+[↑]を押すと、前の週に移動します。

      • [Ctrl]+[↓]を押すと、次の週に移動します。

    • 日単位:

      • [Ctrl]+[←]を押すと、前の日に移動します。

      • [Ctrl]+[→]を押すと、次の日に移動します。

日付ピッカーでの作業が終了したら、次のステップを実行します。

  1. [Enter]を押して、選択された日付を受け入れます。

  2. [Esc]を押して、選択せずに日付ピッカーを閉じます。

  3. [Ctrl]+[End]を押して、日付ピッカーを閉じて、日付を消去します。

E.5.2 対話モード・レポート・リージョンへのアクセス

このセクションでは、対話モード・レポート・リージョン内の一般的な機能にアクセスする方法について説明します。

内容は次のとおりです。

E.5.2.1 対話モード・レポートでのデータの検索

検索バーが対話モード・レポートの上に表示されている場合は、「レポート属性」の「検索バーを含める」属性が有効になっています。新しい対話モード・レポートを作成すると、この属性はデフォルトで有効になります。


関連項目:


検索を行うには、次のステップを実行します。

  1. 検索フィールドがフォーカスされるまで、[Tab]を押します。

  2. 検索フィールドに、検索キーワードを入力します。

  3. [Enter]を押して、検索を実行します。

  4. 特定の列に検索を絞り込むには、次のステップを実行します。

    1. [Tab]を押して、検索フィールドの左にある虫眼鏡アイコンにアクセスします。

    2. [Enter]を押して、プルダウン・メニューをアクティブにし、検索に使用できるすべての列のリストを表示します。

    3. キーボードの[↓]または[↑]キーを押して、のリストをナビゲートします。

    4. [Enter]を押して、検索対象の列を選択します。これによって、後続の検索のコンテキストが、選択した列に特化したものに設定されます。

  5. ステップ1および2を繰り返して、列に特化した検索を実行します。

E.5.2.2 「アクション」メニューの使用

新しい対話モード・レポートには、デフォルトで、検索バーおよび「アクション」メニューの両方が含まれています。これらの両方の機能は、レポート属性ページの「検索バーを含める」および「アクション」メニュー属性を有効にすることによって、開発者が制御します。開発者がレポートを作成する方法に応じて、「アクション」メニューには様々なオプションを含めることができます。

詳細は、「「アクション」メニューについて」を参照してください。

キーボードを使用して「アクション」メニューにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. 「アクション」メニューがフォーカスされるまで、[Tab]を押します。

  2. [Enter]を押して、メニューを開きます。

  3. メニューが開くと、次のナビゲート・オプションを使用できます。

    • [↓]キーを押して、メニューを下に移動します。

    • [↑]キーを押して、メニューを上に移動します。

    • [→]キーを押して(右矢印で示されている)サブメニューを開き、フォーカスをサブメニューの最初のアイテムに移動します。

    • [←]キーを押してサブメニューを閉じ、フォーカスを親メニューの適切なアイテムに戻します。

  4. 「アクション」メニューを終了するには、次のステップを実行します。

    • [Enter]を押して、アクション固有のダイアログをロードします。フォーカスは、ダイアログ・ボックス内のフォーカス可能な最初の要素に設定されます。

    • [Esc]を押して、選択せずにメニューを閉じます。

E.5.2.3 バルク更新の管理

Oracle Application Expressの一部の対話モード・レポートには、バルク更新をコンポーネントに適用するためのフォーム・アイテムが含まれています。レポート内のすべてのフォーム・アイテムと、変更を適用するためのボタンには、キーボードでアクセスできます。また、一部のページには、バルク処理を実行するためのチェック・ボックスが最初の行にあり、対応する「すべて選択」「すべて選択解除」リンクがレポートの下にあります。これらのすべてのアイテムには、キーボードでアクセスできます。

E.5.2.4 ドリルダウン・リンクの使用

Oracle Application Expressの一部の対話モード・レポートには、特定のサブコンポーネントを編集または表示するための1つ以上のリンクが含まれています。これらはすべて標準のリンクであるため、キーボードでアクセスできます。

E.5.2.5 既存のフィルタの編集

対話モード・レポートに既存の検索フィルタを適用すると、検索バーの下に検索フィルタが表示されます。

検索フィルタには、次のようにキーボードを使用してアクセスできます。

  • 検索フィルタの編集

    [Tab]を押して検索フィルタにナビゲートし、[Enter]を押して「フィルタ」ダイアログ・ボックスを開きます。フォーカスは、ダイアログ・ボックス内のフォーカス可能な最初の要素に自動的に設定されます。

  • 検索フィルタの有効化または無効化

    [Tab]を押してフィルタの右側にあるチェック・ボックスにナビゲートし、[Space]を押して、フィルタを有効化または無効化します。

  • 検索フィルタの削除

    [Tab]を押して検索フィルタにナビゲートし、[Enter]を押して、「フィルタ」ダイアログ・ボックスを開きます。[Tab]または[Shift]+[Tab]を押して「削除」ボタンにナビゲートし、[Enter]を押します。

E.5.2.6 保存済レポートのロード

対話モード・レポートに、検索バー、「アクション」メニューおよび保存済レポートのサポートが含まれている場合、これらのオプションはレポート属性ページで開発者によって有効にされています。詳細は、「開発者としての対話モード・レポートの編集」を参照してください。

保存済レポートをロードするには、次のステップを実行します。

  1. 「レポート」選択リストがフォーカスされるまで、[Tab]を押します。「レポート」選択リストが表示されるのは、保存済レポートが存在する場合のみであることに注意してください。

  2. [↑]および[↓]キーを押して、表示する特定の保存済レポートを選択します。

  3. [Enter]を押して、保存済レポートを表示します。