次のチェックリストは、インストール前の必要な手順のリストを示しています。
スタンドアロン・サーバー用のOracle DatabaseまたはOracle Grid Infrastructureのインストールを開始する前に、これらのチェックリストを使用して作業を調整し、システムおよび記憶域の準備と構成作業がすべて完了していることを確認してください。
すべてのインストールで次のハードウェア・チェックリストを確認します。
表1-1 Oracle Databaseのサーバー・ハードウェアのチェックリスト
チェック | 作業 |
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サーバーの構造およびアーキテクチャ |
サーバーの構造とアーキテクチャを確認します。 サーバーの構造、モデル、コア・アーキテクチャ、およびホスト・バス・アダプタが、スタンドアロン・サーバー用のOracle DatabaseまたはOracle Grid Infrastructureで実行できるようにサポートされていることを確認します。 |
サーバー表示カード |
表示およびネットワーク設定を確認します。
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Oracleソフトウェアへのローカル・ディスク領域の割当て |
Oracleソフトウェアにローカル・ディスク領域を割り当てます。
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最少RAM |
ランダム・アクセス・メモリー(RAM)の要件:
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一時ファイル・システムに割り当てられたディスク領域 |
一時ディスク領域の割当ての要件: 500MB以上を |
ストレージ・ハードウェア |
ストレージ・ハードウェアを確認します。 ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)またはネットワーク・アタッチ・ストレージ(NAS)が必要です。 |
すべてのインストールで次のソフトウェア・チェックリストを確認します。
表1-2 Oracle Databaseのオペレーティング・システムのチェックリスト
チェック | 作業 |
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オペレーティング・システムの一般的な要件 |
オペレーティング・システム: 表3-3に記載されているサポート対象のリリースのリストでサポートされています。 |
すべてのインストールで次のユーザー環境チェックリストを確認します。
表1-3 Oracle Databaseのユーザー環境構成
チェック | 作業 |
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グループおよびユーザー |
グループおよびユーザーを作成します。 実行するデプロイメントの種類に応じて作成が必要なグループとユーザーの詳細は、「必要なオペレーティング・システム・グループおよびユーザーの作成」を参照してください。Oracleインストール・ユーザーの要件は、Oracleホーム・ユーザーの要件とは異なります。ユーザー名には、ASCII文字のみを使用する必要があります。 |
ソフトウェア・バイナリのマウント・ポイント・パス |
ソフトウェア実行ファイルのマウント・ポイント・パスを作成します。 付録「Optimal Flexible Architecture」に記載されている、Optimal Flexible Architecture構成のガイドラインに従うことをお薦めします。 |
Oracleソフトウェア環境変数の設定を解除します。 |
システムに既存のインストール環境があり、同じユーザー・アカウントを使用して今回のインストールを行う場合は、 |
DatabaseホームがASCII文字のみを使用することの確認 |
Databaseホーム(Oracle Databaseに対して選択するOracleホーム・パス)にASCII文字のみが使用されていることを確認してください。 この制限には、ホームのパスによってはデフォルト名に使用されるOracleインストール・ユーザー名に加えて、パスに選択する可能性があるその他のディレクトリ名も含まれます。 |
すべてのインストールで次の記憶域構成作業のチェックリストを確認します。
表1-4 Oracle Databaseのストレージ構成のチェック
チェック | 作業 |
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データベース・ファイル記憶域オプションの選択 |
データベース記憶域オプションを決定します。 データベースのインストール時には、データベース・ファイルについて次の記憶域オプションのいずれか1つを指定する必要があります。
「データベース記憶域オプション」を参照してください。 |
リカバリ計画の決定 |
リカバリを有効にするかどうかを決定します。 データベースのインストール時にリカバリの有効化を決定した場合は、次のオプションのいずれかを選択します。
「Oracle Automatic Storage Managementの記憶域要件の指定」と「高速リカバリ領域ディスク・グループの作成」を参照してください。 |
単一インスタンス・データベースのインストールの場合は、Oracle Universal Installer (OUI) を起動する前に、次の作業チェックリストを確認してください。
表1-5 OUIを起動する前のOracle Databaseのチェック
チェック | 作業 |
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Oracle Grid Infrastructureがインストールされているかどうかの確認 |
Oracle Grid Infrastructureが存在するかどうかの確認 Oracle ASMまたはOracle Restartを使用する場合は、データベースのインストールおよび作成を行う前にスタンドアロン・サーバー用のOracle Grid Infrastructureをインストールする必要があります。そうでない場合は、データベースを手動でOracle Restartに登録する必要があります。 |
実行中のOracleプロセスの確認 |
実行中のOracleプロセスの確認と、必要な場合の停止
「既存のOracleサービスの停止」を参照してください。 |
ロケールの設定(必要な場合) |
インストール中に、ユーザー・インタフェースのテキストをデフォルト(英語)以外の言語に翻訳するかどうかを選択します。オペレーティング・システムの言語セットがインストーラでサポートされていない場合、インストーラは、デフォルトでは英語で実行されます。 キャラクタ・セットおよび言語構成の詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。 |
Oracleデータベース管理ツールの決定 |
管理オプションの決定 デフォルトでは、Oracle Database 12cはOracle Enterprise Manager Database Expressによって管理されます。 ただし、Oracle Management Agentがすでに存在し、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlを使用して一元的にデータベースを管理する場合には、次の情報を確保してデータベースのインストール中に入力します。
関連項目:
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メモリー割当ておよび自動メモリー管理機能の確認 |
メモリー割当ての検討および自動メモリー管理 自動メモリー管理は、データベースのインストール中でもインストール後でも有効化できます。インストール後に自動メモリー管理を有効にする場合は、データベースを停止して再起動する必要があります。 自動メモリー管理を使用すると、Oracle Databaseインスタンスにより、メモリーが自動的に管理およびチューニングされます。自動メモリー管理により、メモリー・ターゲットを選択すると、メモリーはインスタンスによってシステム・グローバル領域(SGA)とインスタンス・プログラム・グローバル領域(PGA)の間で自動的に配分されます。メモリー要件の変化に応じて、メモリーはインスタンスによってSGAとインスタンスPGAの間で動的に再配分されます。 関連項目: 『Oracle Database管理者ガイド』 |
すべてのインストールで次の一般的な作業のチェックリストを確認します。
表1-6 Oracle Databaseの推奨計画のチェック
チェック | 作業 |
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リリース・ノートの確認 |
リリース・ノートの確認: |
ライセンス情報の確認 |
ライセンス情報の確認 メディア・パック内のインストール・メディアには多数のOracleコンポーネントが含まれていますが、使用できるのは、ライセンスを購入したコンポーネントのみです。 Oracleサポート・サービスでは、ライセンスを購入していないコンポーネントに対するサポートは提供していません。 『Oracle Databaseライセンス情報』を参照してください。 |
My Oracle Supportアカウント情報の取得 |
My Oracle Support情報の取得 セキュリティ・アップデートの構成、ソフトウェア更新のダウンロード、資格証明の確認などインストール関連の各種の作業を実行するには、My Oracle Supportのユーザー名とパスワードが必要になります。 My Oracle SupportのWebサイトには、次からアクセスできます。
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My Oracle Supportの動作保証マトリックスの確認 |
My Oracle Supportの動作保証マトリックスの確認 このマニュアルの発行後にプラットフォームおよびオペレーティング・システム・ソフトウェアの新しいバージョンが動作保証されている場合があるため、My Oracle SupportのWebサイトの動作保証マトリックスで、動作保証済のハードウェア・プラットフォームおよびオペレーティング・システムのバージョンの最新リストを参照してください。
My Oracle Supportを使用するには、オンライン登録する必要があります。ログイン後、メニュー・オプションから「動作保証」タブを選択します。「動作保証」ページで、「動作保証検索」オプションを使用して、製品、リリースおよびプラットフォームで検索します。製品デリバリやライフタイム・サポートなどの、動作保証クイック・リンクのオプションを使用して検索することもできます。 |
OUIインストール・チュートリアルの確認 |
Oracle Universal Installerインストール・チュートリアルを確認します 手順を追った次のインストール・チュートリアルを確認し、OUIのインストール・オプションについて理解してください。
注意: また、「サマリー」画面までOUIを実行し、確認用のレスポンス・ファイルを保存することも、インストールを取り消して後で実行することもできます。 |