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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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Oracle Enterprise ManagerによるOracle ASMユーザーの管理

Oracle ASMユーザーは、図7-3に示すOracle Enterprise Managerの「ユーザー」ページで管理できます。このページにアクセスするには、Oracle Automatic Storage Managementの「ホーム」ページの上部中央付近にある「ユーザー」タブをクリックします。

図7-3 Oracle Automatic Storage Managementの「ユーザー」ページ

図7-3の説明が続きます
「図7-3 Oracle Automatic Storage Managementの「ユーザー」ページ」の説明

Oracle ASMユーザーを管理するには、次のようにします。

  1. Oracle Automatic Storage Managementの「ホーム」ページにアクセスします。

    手順の詳細は、Oracle Automatic Storage Managementホームページへのアクセスを参照してください。

  2. 上部の「ユーザー」リンクをクリックして、ユーザーのプロパティ・ページを表示します。

    ASMSNMPは主にOracle Enterprise ManagerによりOracle ASMインスタンスを監視するために使用される、より権限の低いユーザーです。このアカウントにはSYSDBA権限が付与されます。ASMSNMPはOracle ASMインスタンスの作成時にOracle ASMコンフィギュレーション・アシスタント(ASMCA)により作成されます。ASMCAを使用したOracle ASMインスタンスの作成の詳細は、ASMCAによるOracle ASMインスタンスの作成を参照してください。

    関連項目:

    • Oracle ASMのインストールの詳細は、『Oracle Grid Infrastructureインストレーション・ガイド』を参照してください。

    • データベース・アカウントとパスワードの確認の詳細は、『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照してください。

  3. 「作成」をクリックして、新しいOracle ASMユーザーを追加します。ユーザーを追加する場合、Oracle Enterprise Managerに「ユーザーの作成」ページが表示されます。このページには、ユーザー名、パスワードおよびパスワード確認などのユーザーのログイン資格証明を入力する必要があります。また、新しいユーザーに権限を付与するには、「使用可能な権限」列で権限を選択し、右矢印ボタンをクリックして「付与された権限」列に権限を移動するか、または権限をダブルクリックして移動します。使用可能な権限にはSYSDBA、SYSOPERおよびSYSASMがあります。ユーザーを作成するには「OK」を、手順を取り消すには「取消」をそれぞれクリックします。あるいは、「SQL表示」をクリックして、Oracle Enterprise Managerがユーザー作成に使用するSQLを表示します。

  4. ユーザーのプロパティを編集するには、編集するユーザーの「選択」列のボックスを選択して、「編集」をクリックします。「ユーザーの編集」ページで必要に応じてパスワードを変更します。また、ユーザーに割り当てられている権限を変更するには、その権限を選択し、左右の矢印ボタンを使用して権限を「付与された権限」列から「使用可能な権限」列に移動します(逆も同様)。権限をダブルクリックして移動することもできます。ユーザー・プロパティを編集するには「OK」を、手順を取り消すには「元に戻す」をそれぞれクリックします。あるいは、「SQL表示」をクリックして、Oracle Enterprise Managerがユーザー・プロパティの編集に使用するSQLを表示します。

  5. Oracle ASMユーザーを削除するには、削除するユーザーの「選択」列のボックスを選択して、「削除」をクリックします。確認ダイアログで、「はい」をクリックしてユーザーを削除するか、または「いいえ」をクリックしてユーザーの削除手順を中止します。

認証の詳細は、Oracle ASMインスタンスにアクセスするための認証を参照してください。