表5-4に、使用可能なストライプ化属性値および割当て単位のサイズ・チャンクを示します。これらの値は、V$ASM_TEMPLATE
のSTRIPE
列に対応します。
表5-4 Oracle ASMテンプレートで使用可能なストライプ化属性値
ストライプ化属性値 | 説明 |
---|---|
|
128KBのチャンクでのストライプ化 |
|
1MBのチャンクでのストライプ化 |
表5-5に、Oracle ASMテンプレートで使用可能な冗長性値を示します。これらの値は、V$ASM_TEMPLATE
のREDUND
列に対応します。
表5-5 Oracle ASMテンプレートで使用可能な冗長性属性値
冗長性属性値 | 標準冗長性のディスク・グループでのミラー化 | 高冗長性のディスク・グループでのミラー化 | 外部冗長性のディスク・グループでのミラー化 |
---|---|---|---|
|
双方向ミラー化 |
3方向ミラー化 |
(使用不可) |
|
3方向ミラー化 |
3方向ミラー化 |
(使用不可) |
|
ミラー化なし |
(使用不可) |
ミラー化なし |
表5-6に、一部のデフォルト・テンプレートの初期属性設定を示します。標準冗長性、高冗長性、外部冗長性のディスク・グループについてのミラー化の列に対応するミラー化のタイプは、表5-5で指定されています。たとえば、表5-6では、高冗長性のディスク・グループのミラー化の列はMIRROR
となっています。表5-5での高冗長性のディスク・グループのMIRROR
値は、3方向
ミラー化
に対応しています。
V$ASM_TEMPLATE
ビューの出力の例は、例6-10を参照してください。
表5-6 Oracle ASMのシステム・デフォルト・テンプレート属性設定
テンプレート名 | ファイルのストライプ化 | 標準冗長性のディスク・グループでのミラー化 | 高冗長性のディスク・グループでのミラー化 | 外部冗長性のディスク・グループでのミラー化 | プライマリ・リージョン | ミラー・リージョン |
---|---|---|---|---|---|---|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
表5-7に、Oracle ASMテンプレートで使用可能なプライマリおよびミラー・リージョン値を示します。これらの値は、V$ASM_TEMPLATE
のPRIMARY_REGION
およびMIRROR_REGION
列に対応しています。ディスク・リージョンの詳細は、「インテリジェント・データ配置」を参照してください。
表5-7 Oracle ASMテンプレートで使用可能なプライマリおよびミラー・リージョン属性の値
プライマリおよびミラー・リージョン属性値 | 説明 |
---|---|
|
ディスク・ドライブ上の最も内側(スピンドルに最も近い)トラックを使用します。 |
|
より高速でバンド幅がより広い最も外側のトラックを使用します。 |