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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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テンプレート属性

表5-4に、使用可能なストライプ化属性値および割当て単位のサイズ・チャンクを示します。これらの値は、V$ASM_TEMPLATESTRIPE列に対応します。

表5-4 Oracle ASMテンプレートで使用可能なストライプ化属性値

ストライプ化属性値 説明

FINE

128KBのチャンクでのストライプ化

COARSE

1MBのチャンクでのストライプ化

表5-5に、Oracle ASMテンプレートで使用可能な冗長性値を示します。これらの値は、V$ASM_TEMPLATEREDUND列に対応します。

表5-5 Oracle ASMテンプレートで使用可能な冗長性属性値

冗長性属性値 標準冗長性のディスク・グループでのミラー化 高冗長性のディスク・グループでのミラー化 外部冗長性のディスク・グループでのミラー化

MIRROR

双方向ミラー化

3方向ミラー化

(使用不可)

HIGH

3方向ミラー化

3方向ミラー化

(使用不可)

UNPROTECTED

ミラー化なし

(使用不可)

ミラー化なし

表5-6に、一部のデフォルト・テンプレートの初期属性設定を示します。標準冗長性、高冗長性、外部冗長性のディスク・グループについてのミラー化の列に対応するミラー化のタイプは、表5-5で指定されています。たとえば、表5-6では、高冗長性のディスク・グループのミラー化の列はMIRRORとなっています。表5-5での高冗長性のディスク・グループのMIRROR値は、3方向ミラー化に対応しています。

V$ASM_TEMPLATEビューの出力の例は、例6-10を参照してください。

表5-6 Oracle ASMのシステム・デフォルト・テンプレート属性設定

テンプレート名 ファイルのストライプ化 標準冗長性のディスク・グループでのミラー化 高冗長性のディスク・グループでのミラー化 外部冗長性のディスク・グループでのミラー化 プライマリ・リージョン ミラー・リージョン

ARCHIVELOG

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

ASMPARAMETERFILE

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

AUDIT_SPILLFILES

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

AUTOBACKUP

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

BACKUPSET

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

CHANGETRACKING

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

CONTROLFILE

FINE

HIGH

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

DATAFILE

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

DATAGUARDCONFIG

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

DUMPSET

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

FLASHBACK

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

FLASHFILE

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

KEY_STORE

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

OCRFILE

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

ONLINELOG

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

PARAMETERFILE

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

TEMPFILE

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

VOTINGFILE

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

XTRANSPORT

COARSE

MIRROR

MIRROR

UNPROTECTED

COLD

MIRRORCOLD

表5-7に、Oracle ASMテンプレートで使用可能なプライマリおよびミラー・リージョン値を示します。これらの値は、V$ASM_TEMPLATEPRIMARY_REGIONおよびMIRROR_REGION列に対応しています。ディスク・リージョンの詳細は、インテリジェント・データ配置を参照してください。

表5-7 Oracle ASMテンプレートで使用可能なプライマリおよびミラー・リージョン属性の値

プライマリおよびミラー・リージョン属性値 説明

COLDMIRRORCOLD

ディスク・ドライブ上の最も内側(スピンドルに最も近い)トラックを使用します。

HOTMIRRORHOT

より高速でバンド幅がより広い最も外側のトラックを使用します。