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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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ボリュームおよびOracle ACFSファイルシステムの登録解除、ディスマウント、無効化

この項では、ファイルシステムを登録解除またはディスマウントする操作と、ボリュームを無効にする操作について説明します。この項の内容は次のとおりです。

Oracle ACFSファイルシステムの登録解除

Oracle ACFSファイルシステムを自動的にマウントしない場合は、ファイルシステムを登録解除できます。

次に例を示します。

$ /sbin/acfsutil registry -d /acfsmounts/acfs1

ファイルシステムを登録解除すると、Oracle Clusterwareまたはシステムの再起動後は、ファイルシステムを明示的にマウントする必要があります。

レジストリの詳細は、Oracle ACFSマウント・レジストリについてを参照してください。acfsutil registryの詳細は、「acfsutil registry」を参照してください。

Oracle ACFSファイルシステムのディスマウント

ファイルシステムを登録解除せずに、あるいはファイルシステムがマウントされているボリュームを無効化せずに、ファイルシステムをディスマウントできます。

たとえば、ファイルシステムをディスマウントし、fsckを実行してファイルシステムをチェックできます。

# /bin/umount /acfsmounts/acfs1

# /sbin/fsck -a -v -y -t acfs /dev/asm/volume1-123

ファイルシステムは、ディスマウント後、明示的にマウントする必要があります。

Linuxシステムではumountを、Windowsシステムではacfsdismountを使用します。ファイルシステムをディスマウントするコマンドの詳細は、umountまたはacfsdismountを参照してください。

Linuxシステムではfsckを、Windowsシステムではacfschkdskを使用してファイルシステムをチェックします。ファイルシステムをチェックするコマンドの詳細は、fsckまたはacfschkdskを参照してください。

ボリュームの無効化

ボリュームを無効にするには、まずボリュームがマウントされているファイルシステムをディスマウントする必要があります。

次に例を示します。

# /bin/umount /acfsmounts/acfs1

ファイルシステムをディスマウントしたら、ボリュームを無効にしてボリューム・デバイス・ファイルを削除できます。

次に例を示します。

ASMCMD> voldisable -G data volume1

ファイルシステムをディスマウントしてボリュームを無効にしても、ファイルシステム内のデータは破棄されません。ボリュームを有効にしてファイルシステムをマウントすると、既存のデータにアクセスできます。voldisableおよびvolenableの詳細は、「ASMCMDによるOracle ADVMの管理」を参照してください。