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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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Linux環境用のOracle ACFSコマンドライン・ツール

表16-1に、Linux環境用のOracle ACFSコマンドの概要を示します。表16-1に示すコマンドは、Oracle ACFSをサポートする追加オプションによって拡張されています。その他のLinuxファイルシステム・コマンドはすべて、Oracle ACFS用の変更なしで動作します。

たとえば、Oracle ACFSにより、基本のオペレーティング・システム・プラットフォームに備わっているマウント・オプションに、Oracle ACFS固有のマウント・オプション・セットが追加されます。ファイルシステム・マウント・オプションの完全なセットとして、Linuxプラットフォームのマウント・オプションとともに、Oracle ACFS固有のオプションも確認する必要があります。

Oracle ACFSファイルシステムではないOracle ADVMボリューム上のファイルシステム(ext3など)は、表16-1に示したのと同じLinuxコマンドで該当するタイプのファイルシステム用のファイル固有のオプションを使用して管理します。表16-1のLinuxコマンドで使用可能なオプションについては、manページを参照できます。

注意:

Security-Enhanced Linux (SELinux)を強制モードでOracle ACFSと併用している場合、Oracle ACFSファイルシステムがSELinuxデフォルト・コンテキストでマウントされていることを確認してください。コンテキスト・マウント・オプションの詳細は、Linuxベンダーのドキュメントを参照してください。

表16-1 Linux環境用のOracle ACFSコマンドの概要

コマンド 説明

fsck

Oracle ACFSファイルシステムをチェックおよび修復します。

mkfs

Oracle ACFSファイルシステムを作成します。

mount

Oracle ACFSファイルシステムをマウントします。

umount

Oracle ACFSファイルシステムをディスマウントします。