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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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du

目的

指定したディレクトリおよびその下のディレクトリ・ツリー全体のファイルが使用する領域の合計を表示します。

構文および説明

du [--suppressheader] [dir]

表10-33に、duコマンドの構文オプションを示します。

表10-33 duコマンドのオプション

オプション 説明

dir

ディレクトリの名前。

--suppressheader

出力で列のヘッダーを非表示にします。

dirを指定しない場合、現行ディレクトリに関する情報が表示されます。dirにはワイルドカード文字を使用できます。詳細は、ワイルドカード文字を参照してください。

次の2つの値が、いずれもMB単位で表示されます。

  • Used_MB: この値には、ミラーリングは含まれません。

  • Mirror_used_MB: この値には、ミラーリングが含まれます。

たとえば、標準冗長性のディスク・グループに100MBのデータが含まれ、ディスク・グループの各ファイルが双方向にミラー化されている場合、Used_MBは100MBで、Mirror_used_MBは約200MBです。

次に、duコマンドの例を示します。この例では、dataディスク・グループのorclディレクトリおよびorclディレクトリの下にあるすべてのディレクトリで使用されているディスク領域を表示します。

例10-42 ASMCMD duコマンドの使用方法

ASMCMD [+] > du data/orcl
Used_MB      Mirror_used_MB
   1756                3519