この章では、Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)環境で使用するためのRecovery Manager (RMAN)の構成方法について説明します。Oracle RAC環境でアーカイブを実行するために使用する方法、オンラインREDOログおよびアーカイブREDOログに関する考慮事項についても説明します。
内容は次のとおりです。
Oracle RACのRMANの構成の概要
Oracle RACでのアーカイブ・モード
RMANのスナップショット制御ファイルの位置の構成
制御ファイルおよびSPFILEを自動的にバックアップするようなRMANの構成
複数のOracle RACノードでのクロスチェック
Oracle RACでのRMANのチャネルの構成
Oracle RACでのRMANを使用したアーカイブREDOログの管理
Oracle RACのアーカイブREDOログ・ファイルの表記規則
RMANのアーカイブ構成使用例
アーカイバ・プロセスの監視