この章では、Oracleデータ・マスキングを構成するコンポーネントの概念と、マスキング・フォーマットやマスキング定義の作成など、タスク順序を実行する手順について説明します。データ・マスキングでは、機密列が定義されたアプリケーション・データ・モデル(ADM)が作成されていることを前提としています。
この章の内容は次のとおりです。
この章の手順は、Oracle Enterprise Manager 12.1以上のCloud Controlのみに適用されます。データ・マスキング機能を使用するには、Oracle Data Masking and Subsetting Packライセンスが必要です。
注意:
Database Plug-in 12.1.0.3以上を使用する11.2.0.3データベースでマスキングを実行するには、マスキングの正常の実行のためにデータベース・パッチ# 16922826の適用が必要です。