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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.257 SGA_TARGET

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

大整数

構文

SGA_TARGET = integer [K | M | G]

デフォルト値

0 (SGA自動チューニングは、DEFERREDモードの自動チューニング要求では使用禁止、IMMEDIATEモードの自動チューニング要求では使用可能である。)

変更可能

ALTER SYSTEM

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

64MB以上。上限は、オペレーティング・システム依存。

基本

はい

SGA_TARGETには、すべてのSGAコンポーネントの合計サイズを指定します。SGA_TARGETが指定されている場合、次のメモリー・プールのサイズが自動的に設定されます。

  • バッファ・キャッシュ(DB_CACHE_SIZE)

  • 共有プール(SHARED_POOL_SIZE)

  • ラージ・プール(LARGE_POOL_SIZE)

  • Javaプール(JAVA_POOL_SIZE)

  • Streamsプール(STREAMS_POOL_SIZE)

これらの自動チューニングされたメモリー・プールがゼロ以外の値に設定されている場合、その値は自動共有メモリー管理で最小レベルとして使用されます。アプリケーション・コンポーネントが最小限のメモリーで正常に機能できる場合は、最小値に設定します。

次のプールは手動でサイズ設定されるコンポーネントで、自動共有メモリー管理の影響は受けません。

  • ログ・バッファ

  • KEEPRECYCLEなどの他のバッファ・キャッシュ、および他のブロック・サイズ

  • 固定SGAおよびその他の内部割当て

これらのプールに割り当てられたメモリーは、自動共有メモリー管理で、自動的にチューニングするメモリー・プールの値を計算する際に、SGA_TARGETに使用可能な総量から差し引かれます。

デフォルト値のフィールドでは、ORA-04031エラーを避けるためにIMMEDIATEモードの自動チューニング要求が必要です。DEFERREDモードおよびIMMEDIATEモードは、V$MEMORY_RESIZE_OPSビューのOPER_MODE列に反映されます。

自動メモリー管理が有効で(MEMORY_TARGETが正の値に設定され)、SGA_TARGETも正の値に設定されている場合、SGA_TARGETの値がSGAのサイズの最小値として動作します。

関連項目: