デフォルト: FALSE
用途
DIRECT
パラメータでは、従来型パスまたはダイレクト・パスのどちらのロード方法を使用するかを指定します。
構文および説明
DIRECT=[TRUE|FALSE]
TRUE
値はダイレクト・パス・ロードを指定します。FALSE
値は従来型パス・ロードを指定します。
このパラメータは、SQL*Loaderエクスプレス・モードによって使用される外部表のデフォルトのロード方法に優先します。
一部のエラーでは、SQL*Loaderエクスプレス・モードによって、デフォルトの外部表のロード方法からダイレクト・パス・ロードに自動的に切り替えられます。これが発生する可能性のある例として、権限違反が原因でCREATE
DIRECTORY
SQLコマンドが失敗した場合があげられます。
DIRECT
パラメータを使用し、従来型パス・ロードまたはダイレクト・パス・ロードを指定する場合、次の標準のSQL*Loaderパラメータをエクスプレス・モードで使用できます。
COLUMNARRAYROWS (ダイレクト・パス・ロードのみ)
MULTITHREADING (ダイレクト・パス・ロードのみ)
NO_INDEX_ERRORS (ダイレクト・パス・ロードのみ)
制限事項
「なし」
例
次の例では、SQL*Loaderは、ロードで外部表のかわりにダイレクト・パス・ロード方法を使用します。
> sqlldr hr TABLE=employees DIRECT=TRUE