組み込み型の Oracle System Assistant USB フラッシュドライブ (Oracle System Assistant 用に予約されています) と、サーバーのフロントパネルにあるオプションの NVM Express ドライブを除き、サーバーに取り付けられたどのストレージドライブにもソフトウェアをインストールできます。ハードディスクドライブ (HDD)、半導体ドライブ (SSD)、および RAID ボリュームは、Oracle VM Server の有効なインストール先です。
ファイバチャネル PCIe ホストバスアダプタ (HBA) を備えたサーバーでは、オペレーティングシステムを外付けのファイバチャネルストレージデバイスにインストールするよう選択できます。
サーバーは、組み込み型 Oracle System Assistant USB フラッシュドライブを装備した状態で出荷されます。このドライブには、Oracle System Assistant、デバイスドライバのほか、Oracle ILOM、BIOS、およびサポートされている IO デバイス用のファームウェアが含まれています。サポートされるすべてのオペレーティングシステムのインストール中に、この USB フラッシュドライブは、読み取り/書き込み可能な単一パーティションを持つ SCSI ディスクとして検出され、ドライブのリストに Oracle[lowbar]SSM と表示されます。次のいずれかの操作を実行するときに、このデバイスを上書きしないように注意してください。
オペレーティングシステムのインストール
ディスクまたはパーティションのフォーマット操作
一般的なディスク、パーティション、またはファイルシステムの保守
この USB フラッシュドライブが上書きされた場合でも、元の内容を復元できます。USB フラッシュドライブの内容を復元するには、Oracle System Assistant 回復および ISO 更新イメージを取得し、それを使用して復元操作を実行します。
Oracle System Assistant 回復および ISO 更新イメージをダウンロードし、Oracle System Assistant フラッシュドライブを復元する手順については、http://www.oracle.com/goto/x86AdminDiag/docs にあるOracle X5 シリーズサーバー管理ガイドを参照してください。