BIOS 設定ユーティリティーでは、必要に応じて BIOS 設定を表示および編集するだけでなく、最適なデフォルト値を設定することもできます。最適なデフォルト値を設定することによって、既知の適切な構成によるサーバーの効率的な動作が保証されます。最適なデフォルト値は、『Oracle Server X5-2 サービスマニュアル』で確認できます。
BIOS 設定ユーティリティーで (F2 キーを使用して) 行なった変更はすべて、次回に変更されるまで常時使用されます。
F2 キーを使用して BIOS 設定を表示または編集するだけでなく、ブートプロセス中に F8 キーを使用して一時ブートデバイスを指定することもできます。F8 キーを使用して一時ブートデバイスを設定した場合、この変更は現在のシステムブートでのみ有効です。一時ブートデバイスからブートしたあとは、F2 キーで指定された常時ブートデバイスが有効になります。
開始する前に、次の要件が満たされていることを確認してください。
サーバーにハードディスクドライブ (HDD) または半導体ドライブ (SSD) が装備されていること。
サーバーに HDD または SDD が正しく取り付けられていること。手順については、 Oracle Server X5-2 サービスマニュアル のストレージドライブ (CRU) の保守を参照してください。
手順については、ホストコンソールへのアクセスを参照してください。
たとえば、サーバーをリセットするには次のいずれかを実行します。
ローカルサーバーで、サーバーのフロントパネルにある電源ボタンを約 1 秒間押してサーバーの電源を切ってから、もう一度電源ボタンを押してサーバーに電源を入れます。
Oracle ILOM Web インタフェースから「Host Management」->「Power Control」を選択し、次に「Select Action」リストボックスから「Reset」を選択します。
Oracle ILOM コマンド行インタフェースから、「reset /System」と入力します。
サーバーがブートプロセスを開始し、BIOS 画面が表示されます。
しばらくすると、BIOS 設定ユーティリティーが表示されます。
「OK」を選択してこの操作を続行するか、「CANCEL」を選択してこの操作を取り消すよう求めるメッセージが表示されます。
あるいは、「Save & Exit」メニューから「Save and Reset」を選択できます。