この手順では、 SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 SP3 オペレーティングシステムをローカルメディアまたはリモートメディアからブートする方法について説明します。この手順では、次のいずれかのソースから SLES 11 のインストールメディアをブートすることを前提にしています。
SLES 11 SP3 の CD または DVD セット (内蔵または外付けの CD/DVD)
SLES 11 SP3 ISO DVD イメージ
PXE 環境からインストールメディアをブートしている場合は、PXE ネットワークブートを使用して SLES 11 SP3 をインストールするでブート手順を参照してください。
SLES 11 SP3 のインストールについては、次の場所にある SUSE Linux Enterprise Server のドキュメントコレクションを参照してください。
https://www.suse.com/documentation/sles11/
配布 CD/DVD の場合、ローカルまたは外付け CD/DVD-ROM ドライブに、SLES 11 SP3 ブートディスク (番号 1 が付いた CD、または DVD) を挿入します。
ISO イメージの場合、SLES 11 SP3 の ISO イメージが利用できること、および ISO イメージがKVMS メニューを使用して Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションにマウントされていることを確認します。
インストールメディアを設定する方法については、ブートメディアオプションの選択を参照してください。
ローカルサーバーでは、サーバーのフロントパネルにある電源ボタンを押して (約 1 秒) サーバーの電源を切り、電源ボタンをもう一度押してサーバーの電源を入れます。
Oracle ILOM Web インタフェースから「Host Management」->「Power Control」をクリックし、次に「Select Action」リストボックスから「Reset」を選択して、「Save」をクリックします。
Oracle ILOM CLI で「reset /System」と入力します
サーバーがブートプロセスを開始し、BIOS 画面が表示されます。
[Boot Pop Up Menu Selected] が BIOS 画面の最下部に表示され、「Please Select Boot Device」メニューが表示されます。表示される画面は、「UEFI/BIOS Boot Mode」をレガシー BIOS に構成したか UEFI に構成したかに応じて異なります。
レガシー BIOS ブートモードの場合、次のような画面が表示されます。
UEFI ブートモードの場合、次のような画面が表示されます。
たとえば、リモートコンソール配布方法を使用することを選択した場合は、レガシー BIOS 画面から USB:VIRTUAL:Remote Iso CDROM2.04 を選択するか、UEFI ブートモード画面から [UEFI]USB:VIRTUAL:Remote Iso CDROM.04 を選択します。
SUSE Linux Enterprise Server のブート画面が表示されます。
「Welcome」画面が表示されます。
システムの分析が完了すると、「Installation Mode」画面が表示されます。
「Clock and Time Zone」画面が表示されます。
「Server Base Scenario」画面が表示されます。
「Installation Settings」画面が表示されます。
または
「パッケージライセンスの確認」画面が表示されます。
インストール確認のダイアログが表示されます。
「Perform Installation」ダイアログが表示されます。
SLES 11 SP3 のインストール後のタスクを参照してください。