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Oracle® Server X5-2L Linux オペレーティングシステムインストールガイド

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更新: 2014 年 10 月
 
 

インストール先のオプション

組み込み型の Oracle System Assistant USB フラッシュドライブ (Oracle System Assistant 用に予約されている) およびオプションの NVMe ドライブ (サーバーのフロントパネルに配置されている) を除き、サーバーに取り付けたどのストレージドライブにもオペレーティングシステムをインストールできます。これらにはハードディスクドライブ (HDD) と半導体ドライブ (SSD) があります。


注 -  NVMe ドライブは、Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムではサポートされていません。NVMe ドライブは、Oracle Linux オペレーティングシステムを実行しているサーバー上でのみサポートされます。ただし、NVMe ドライブはオペレーティングシステムのブートをサポートしないため、インストール先として使用しないでください。

ファイバチャネル (FC) PCIe ホストバスアダプタ (HBA) を備えたサーバーでは、オペレーティングシステムを外付けのファイバチャネルストレージデバイスにインストールすることも選択できます。

重要: USB 組み込み型 Oracle System Assistant 内蔵フラッシュドライブは、ブートまたはストレージドライブとして使用しない

サーバーは、組み込み型 Oracle System Assistant USB フラッシュドライブを装備した状態で出荷されます。このドライブには、Oracle System Assistant、デバイスドライバ、および Oracle ILOM、BIOS、およびサポートされている IO デバイス用のファームウェアが含まれています。サポートされているすべてのオペレーティングシステムのインストール中に、この USB フラッシュドライブは、読み書き可能な単一パーティションの SCSI ディスクとして検出され、ドライブのリストには Oracle_SSM と表示されます。次の操作を実行するときに、このデバイスを上書きしないでください。

  • オペレーティングシステムのインストール

  • ディスクまたはパーティションのフォーマット操作

  • 一般的なディスク、パーティション、またはファイルシステムの保守

この USB フラッシュドライブが上書きされた場合、元の内容を復元できます。USB フラッシュドライブの内容を復元するには、Oracle System Assistant 復旧および ISO 更新イメージを取得し、このイメージを使用して復元処理を実行します。

Oracle System Assistant 回復および ISO 更新イメージをダウンロードし、サーバーの Oracle System Assistant USB フラッシュドライブを復元する手順については、『Oracle X5 シリーズサーバー管理ガイド』(http://www.oracle.com/goto/x86AdminDiag/docs) を参照してください。