2 インスタンスのライフ・サイクル・タスク

このセクションには、BDDCSインスタンスのすべてのライフ・サイクル操作が含まれます。ステータスの表示、開始、停止、オンデマンドでのバックアップの実行、スケジュール済バックアップの構成、およびバックアップからのリストアができます。パッチの適用、プロビジョニングが失敗した場合のインスタンスのリセットと再有効化、StudioデータベースおよびWebLogic Serverに対する資格証明の更新も行うことができます。

「「概要」ページ」
「概要」ページを使用して、BDDCSインスタンスの現在のステータスの表示、BDDCSインスタンスをホストしているBDCSノードのホスト名の取得、およびサブスクリプションID、サービス開始および停止日の確認を行います。
「管理」ページ
管理ページには、バックアップとメンテナンスの2つのタブがあります。バックアップを構成、実行および表示し、BDDCSパッチのダウンロード用のページにアクセスできます。
「インスタンスの起動と停止」
BDDCSインスタンスをプロビジョニングすると、自動的に開始されます。ダッシュボードで、すでにプロビジョニングされているインスタンスを停止して再起動できます。
「Studioへのアクセス」
Studioには、BDDCSコンソールの「BDDCS Studioを開く」ボタンを使用してアクセスします。 Studioは、BDDCSインスタンスのフロントエンド・アプリケーションです。
「バックアップのスケジュール」
バックアップを構成するには、バックアップ・ポリシーとして自動バックアップ頻度を指定します。また、バックアップ・データおよびバックアップ記憶域のロケーションの保存期間も指定します。
「オンデマンドでのバックアップの作成」
オンデマンドでバックアップを実行するには、「今すぐバックアップ」を使用します。
「バックアップからのインスタンスのリストア」
BDDCSインスタンスは、bdd-cloud.shスクリプトを使用してバックアップからリストアできます。
「サービスへのデータのロードについて」
Studioで個人ファイルをアップロードしてデータをロードするか、またはDP CLIを実行してサービスのデータをロードおよび更新できます。
「サービスへのパッチ適用」
パッチが使用可能な場合、「メンテナンス」タブに通知とパッチ・ファイルをダウンロードするためのリンクが表示されます。ファイルがあれば、ファイルをノードにコピーしてパッチを適用できます。同時にWebLogicパッチを適用することもできます。
「失敗したパッチのロールバック」
パッチに失敗した場合は、ロールバック・スクリプトを実行してパッチを削除し、古いインスタンスをリストアする必要があります。その後、失敗の原因となったエラーを修正して、パッチを再適用できます。
インスタンスのリセットおよび再有効化
BDDCSインスタンスの有効化に失敗した場合、ライフ・サイクル操作メニューには、リセットとRe-enableの2つのオプションが表示されます。
「資格証明の更新中」
たとえば、BDDCSインスタンス外で資格証明を変更した場合(Hadoop、StudioまたはWebLogic Serverの場合)、BDDCSインスタンス構成でこれらの資格証明を更新して変更を反映する必要があります。
「インスタンスの削除」
インスタンスを削除すると、構成の自動バックアップが作成され、構成が削除されます。
「終了」
サブスクリプション期間が終了すると、サービス管理者としてOracle Cloud Servicesから通知電子メールを受信し、サービスは予定日に終了します。サブスクリプションを続行して退職を防止するには、サブスクリプションが期限切れになる前にOracle Service担当者に連絡してください。