単一ユニットのCMAコームを含む出荷用キット(部品番号7069640)
複数個のCMAを含む出荷用キット(部品番号350-1662-02)
単一のCMAコームを含むラックマウント・キット(部品番号7069640)
複数個のCMAを含むラックマウント・キット(部品番号350-1662-02)
新規OSをインストールする状態にする (Oracle ILOM CLI)
新規OSをインストールする状態にする(Oracle ILOM Webインタフェース)
Auto Service Requestソフトウェアのインストール
最小ソフトウェア要件(Oracle Exalytics In-Memory Machine T5-8サーバー)
Oracle Automated Service Managerパッケージをインストールする
Service Tools Bundleをインストールする(Oracle Solarisの場合のみ)
Oracle Auto Service Requestパッケージをインストールする
サーバーでのASRの構成(Oracle Solaris 11)
ASR ManagerでHTTPSを有効にする(オプション)
マルチブート環境では、システム管理者がシステムになんらかの更新を加える前にバックアップブート環境を作成できるので、ソフトウェアを更新または変更する際のリスクが減ります。必要に応じて、システム管理者はバックアップ用ブート環境をブートすることができます。
次の例では、複数のOracle Solarisブート環境を用意してbeadmユーティリティで管理するのが、いかに便利であるかを示します。
システム上で複数のブート環境を維持し、それぞれに対して必要に応じて様々な更新を実行できます。たとえば、beadm createコマンドを使用すると、ブート環境のクローンを作成できます。作成されるクローンは、元のもののブート可能なコピーになります。その後、元のブート環境とそのクローンに対して、異なるソフトウェア・パッケージのインストール、テストおよび更新を行うことができます。
一度にアクティブにできるブート環境は1つだけですが、beadm mountコマンドを使用すると、アクティブでないブート環境をマウントできます。その後、その環境で、代替ルート(-R)オプション付きのpkgコマンドを使って特定のパッケージをインストールまたは更新できます。
ブート環境を変更する場合、変更時の任意の段階で、beadm createコマンドを使ってその環境のスナップショットを取ることができます。たとえば、ブート環境に対して月次アップグレードを行う場合、月次アップグレードごとにスナップショットを取得できます。
コマンドを次のように使用します。
# beadm create BeName@snapshotNamedescription
BeName@snapshotdescriptionという書式を使用します。ここで、BeNameはスナップショットの作成元となる既存のブート環境の名前です。カスタムのスナップショットの説明を入力して、スナップショットの日付または目的を特定します。
beadm list -sコマンドを使うと、ブート環境の使用可能なスナップショットを表示できます。
スナップショットはブート可能ではありませんが、beadm createコマンドで-eオプションを使えば、そのスナップショットに基づいてブート環境を作成できます。その後、beadm activateコマンドを使用して、次回のリブート時にはこのブート環境をデフォルトのブート環境にするように指定できます。
複数のOracle Solaris 11ブート環境の利点の詳細は、次を参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E23824_01/html/E21801/snap3.html#scrolltoc