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Oracle® Solaris 11.3 パッケージリポジトリのコピーと作成

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更新: 2016 年 11 月
 
 

リポジトリのコピーのパフォーマンスに関する考慮事項

Oracle Solaris ダウンロードサイトからリポジトリファイルをダウンロードする場合、またはインターネットからのリポジトリのコピーに示す pkgrecv コマンドを使用してインターネット上の場所からリポジトリの内容を取得する場合は、転送のパフォーマンス改善のため、次の構成を検討してください。

  • ZFS ストレージプールの容量が 90% 未満であることを確認します。プールの容量を表示するには zpool list コマンドを使用します。

  • プロキシを使用している場合は、プロキシのパフォーマンスを確認します。

  • 大量のメモリーを使用するアプリケーションを閉じます。

  • 一時ディレクトリ内に十分な空き領域があることを確認します。pkgrecv コマンドは、操作中に、$TMPDIR を一時ストレージのディレクトリとして使用します。TMPDIR が設定されていない場合、pkgrecv はこの一時ストレージに /var/tmp を使用します。実行している pkgrecv 操作のサイズに対する十分な空き領域が、$TMPDIR または /var/tmp にあることを確認します。

  • pkgrecv コマンドを使用して大きなリポジトリをコピーしている場合は、--clone オプションの使用を検討してください。--clone オプションを使用すると、より高速で、メモリー使用量が少なくなります。ローカルの IPS パッケージリポジトリをクローニングする方法を参照してください。

  • pkgrecv コマンドを使用して大型リポジトリを作成または更新する場合は、宛先リポジトリ用に SSD を使用することを検討してください。パッケージの取得が完了したら、必要に応じて、リポジトリを移動できます。