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Oracle® Solaris 11.3 パッケージリポジトリのコピーと作成

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更新: 2016 年 11 月
 
 

Oracle Solaris リポジトリの内容

Oracle では、Oracle Solaris 用に次の IPS パッケージリポジトリを提供します。

  • Oracle Solaris リリースリポジトリは http://pkg.oracle.com/solaris/release/ で公開され利用可能です。リリースリポジトリは、すべての重大な Oracle Solaris リリースで更新されます。たとえば、リリースリポジトリは、Oracle Solaris 11.1、Oracle Solaris 11.2、および Oracle Solaris 11.3 で更新されました。

  • Oracle Solaris サポートリポジトリは https://pkg.oracle.com/solaris/support/ で入手できます。サポートリポジトリにアクセスするには、Oracle Solaris サポートリポジトリの証明書と鍵をインストールする方法の手順に従います。サポートリポジトリには、リリースリポジトリの内容と、リリースリポジトリがリリースされたあとで作成されたセキュリティー関連の修正などの修正が含まれています。

  • Support Repository Update (SRU) は Oracle Solaris サポートリポジトリに統合されており、My Oracle Support からダウンロードできる個別のリポジトリ更新としても入手できます。

サポートリポジトリの更新は、ほぼ毎月リリースされます。3 回に 1 回の SRU は、通常はセキュリティー修正に焦点を当てた内容を持つクリティカルパッチアップデート (CPU) SRU です。CPU については、http://www.oracle.com/technetwork/topics/security/alerts-086861.html を参照してください。SRU は、変更されたパッケージのみの疎アップデートとしてリリースされます。ベストプラクティスは、Oracle Solaris サポートリポジトリ URI またはダウンロードした SRU リポジトリファイルのいずれかから、毎月ローカルの Oracle Solaris リポジトリに SRU を統合することです。

  • (インターネットからのリポジトリのコピーの説明に従って) Oracle Solaris サポートリポジトリ URI からローカルリポジトリを更新すると、各更新のすべてのパッケージを受け取ります。ある月に更新を適用できなかった場合でも、逃した更新を更新済みのリポジトリで入手できます。たとえば、1 月と 3 月に更新した場合でも、Oracle Solaris 11.3 ソフトウェアの追加と更新 の 第 4 章, Oracle Solaris イメージの更新またはアップグレードで説明されているいずれかの解決方法を使用して、2 月の更新レベルにシステムを更新できます。

  • ダウンロードした SRU ファイルからローカルリポジトリを更新する場合は、それらの SRU レベルにのみシステムを更新できます。たとえば、4 月の更新を適用できなかった場合に、5 月の更新を適用すると、システムを 4 月の更新レベルには更新できません。

    修正は SRU ごとに累積されます。SRU に更新すると、逃した以前の SRU でリリースされた修正を含むすべての修正をその SRU を介して取得できます。ただし、変更されたファイルのみが各 SRU でリリースされます。4 月の更新を適用できなかった場合に、5 月の更新を適用すると、4 月バージョンのパッケージがないため、システムを 4 月の SRU レベルには更新できません。5 月の更新リリースによって累積された修正をすべて取得しても、逃した更新に必要なバージョンの一部のパッケージは取得できません。