mDNS および DNS サービス検出を有効にする方法

1. 管理者になります。

   特定のタスクを実行するための適切な権利を取得する方法の詳細については、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 割り当てられている管理権利の使用を参照してください。

2. mDNS パッケージがインストールされているかどうかをチェックします。

   # pkginfo -l SUNWdsdu

3. mDNS パッケージがまだインストールされていない場合は、インストールします。

   # pkg install pkg:/service/network/dns/mdns

4. name-service/switch サービスの config/host プロパティーを、mdns をソースとして含むように変更することによって、ネームサービススイッチ情報を更新します。

   例:

   # /usr/sbin/svccfg -s svc:/system/name-service/switch
   svc:/system/name-service/switch> setprop config/host = astring: "files dns mdns"
   svc:/system/name-service/switch> select system/name-service/switch:default
   svc:/system/name-service/switch:default> refresh
   svc:/system/name-service/switch> quit

5. mDNS サービスを有効にします。

   # svcadm enable svc:/network/dns/multicast:default

   svcadm enable コマンドを使用して mDNS を有効にすると、加えた変更が、アップグレードやリブートを行なったあとも維持されるようになります。詳細は、svcadm(1M) のマニュアルページを参照してください。

6. (オプション) mDNS エラーログ /var/svc/log/network-dns-multicast:default.log にエラーやメッセージがないかどうかをチェックします。