システムデスクトップにアクセスする必要のあるユーザーは、管理者によってユーザー用に構成されたローカルまたはリモートの X11 デスクトップが必要です。ローカルデスクトップの場合、管理者は solaris-desktop グループパッケージをインストールする必要があります。リモートデスクトップのアクセスには、管理者は XDMCP を構成する必要があります。
始める前に
ソフトウェアインストールに関連する権利プロファイルが割り当てられている管理者になる必要があります。詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
$ pkg search -H -o pkg.name solaris-desktop group/system/solaris-desktop
$ pfexec pkg install solaris-desktop
これでこのシステムは、デスクトップが必要なスマートカードのユーザーが使用できるようになります。
始める前に
root 役割になる必要があります。詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
# pkg search -H -o pkg.name solaris-desktop group/system/solaris-desktop
/etc/gdm/custom.conf ファイルで Enable を true に設定します。
[xdmcp] Enable=true
詳細は、gdm(1M) のマニュアルページを参照してください。
再起動すると現在のすべての gdm セッションが強制終了されます。
# svcadm restart gdm
これでユーザーが自身のスマートカードを使用してリモートデスクトップにアクセスできるようになります。ユーザーの手順については、スマートカードを使用してリモートの GNOME デスクトップに ssh を実行する方法を参照してください。