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Oracle® Server X5-4 Windows オペレーティングシステムインストールガイド

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更新: 2015 年 6 月
 
 

Windows Server OS のインストールオプション

単一サーバーへの OS のインストールの場合は、Oracle System Assistant が推奨されます。複数のサーバーへの OS のインストールの場合は、Oracle Enterprise Manager Ops Center が推奨されます。 このドキュメントのスコープは、単一サーバーへの OS のインストールです。次の表に、これらの 2 つのインストールオプションに関する情報を示します。

オプション
説明
複数のサーバー
Oracle Enterprise Manager Ops Center を使用して、複数のサーバーに OS をインストールできます。詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/oem/ops-center/index.html を参照してください。
単一サーバー
次のいずれかの方法を使用して、OS を単一サーバーにインストールします。
  • ローカル: サーバーの場所でローカルに OS のインストールを実行します。このオプションは、物理的にラックにサーバーを設置し終えたばかりのときにお勧めします。

  • リモート: リモートの場所から OS のインストールを実行します。このオプションでは、Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションを使用して Oracle System Assistant にアクセスするか、または OS の手動インストールを実行します。

注 -  Oracle は、単一サーバーへの OS のインストールには Oracle System Assistant の使用をお勧めします。

単一サーバーへの OS のインストール方法と Oracle System Assistant の詳細は、次を参照してください。

単一サーバーへのインストール方法

Windows のインストールメディアを提供する方法を選択します。次の情報を使用して、ローカルかリモートのどちらの OS のインストールがニーズにもっとも適しているかを判断します。

メディアの提供方法
その他の要件
ローカルでの補助付き OS インストール – Oracle System Assistant を使用します。(推奨)
モニター、USB キーボードとマウス、USB デバイス、および Windows 配布メディア。詳細は、Assisted Windows Server OS Installationを参照してください。
リモートでの補助付き OS インストール – Oracle System Assistant を使用します。(推奨)
Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーション、リダイレクトされた DVD ドライブまたは ISO イメージファイル、および Windows 配布メディア。詳細は、Assisted Windows Server OS Installationを参照してください。
ローカルでの DVD ドライブの使用 – サーバーに接続した物理 DVD ドライブを使用します。
モニター、USB キーボードとマウス、USB DVD ドライブ、および Windows 配布メディア。ローカルインストールの場合は、ローカルの DVD ドライブまたはサーバーに直接装着された USB フラッシュドライブを使用してインストールメディアを提供します。詳細は、Manual Windows Server OS Installationを参照してください。
リモートでの DVD ドライブまたは DVD ISO イメージの使用 – Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションを実行しているリモートシステム上で、リダイレクトされた物理 DVD ドライブを使用します。
ブラウザ、接続された物理 DVD ドライブ、Windows 配布メディア、およびサーバーの管理ポートへのネットワークアクセスを備えたリモートシステム。リモートインストールの場合は、リモートの DVD、USB フラッシュドライブ、または DVD ISO イメージを使用してインストールメディアを提供します。詳細は、Windows Deployment Services OS Installationを参照してください。
WDS WIM イメージ – Windows 展開サービス (WDS) サーバー上のカスタマイズされた Windows Imaging Format (WIM) イメージを使用します。
WDS を実行しているサーバー、および使用しているサーバー用にカスタマイズされた WIM イメージ。詳細は、Windows Deployment Services OS Installationを参照してください。

Windows Server OS の補助付きインストール

これは、 サポートされている OS をサーバーにインストールするための推奨される方法です。この方法では、Oracle System Assistant を使用します。ローカルまたはリモートのどちらかの DVD ドライブ、USB デバイス、DVD イメージで Windows OS インストールメディアを提供すると、Oracle System Assistant がインストールプロセスを進め、必要に応じて Oracle OEM ドライバを収集しインストールします。使用しているサーバーで Oracle System Assistant がサポートされ、そのサーバーにインストールされている必要があります。

Windows Server OS の手動インストール

この方法では、Windows 配布メディアをローカルまたはリモートのどちらかの DVD ドライブ、USB デバイス、または DVD イメージで提供します。必要なドライバをインストールする必要もあります。サーバー用のドライバは、サーバー内蔵の Oracle System Assistant フラッシュドライブ (取り付けられている場合) に用意されており、My Oracle Support の Web サイトから OS 固有およびサーバー固有のパッケージとして、または ISO イメージファイルとして入手することもできます。OS をインストールするには、配布メディアのインストールウィザードを使用します。

Windows 展開サービスによる OS のインストール

Windows 展開サービスから Windows OS をインストールできます。 上級ユーザーは、Windows 展開サービス (WDS) を実行しているシステム上のサーバー用にカスタマイズされた Windows Imaging Format (WIM) イメージを作成できます。この WIM イメージを作成したあとは、ネットワークアダプタカードからサーバーをネットワークブートし、WDS システムから WIM イメージを選択して展開できます。WDS の詳細は、http://technet.microsoft.com/library/hh831620 にアクセスしてください。