通常、DIMM が訂正可能なエラー (CE) のしきい値を超えると、システムはそれをマップアウトし、交換できるようになるまでそれを無効にします。
DIMM CE マップアウトポリシーを設定すると、システムが CE のしきい値を超えた DIMM をマップアウトしないようにできます。この機能は Oracle ILOM 3.2.6 以降で使用できます。
DIMM CE マップアウトが有効にされている場合、CE のしきい値を超えた DIMM はマップアウト (無効化) されます。これはデフォルトです。
DIMM CE マップアウトが無効にされている場合、CE のしきい値を超えた DIMM はマップアウトされません。
DIMM CE マップアウトポリシーを有効または無効にするには、次の手順に従います。
Oracle ILOM Web インタフェースで「System Management」>「Policy」に移動し、ドロップダウンリストを使用して、DIMM CE 障害 DIMM マップアウトを有効または無効にします。
Oracle ILOM のコマンド行インタフェース (CLI) で次のように入力します。
set /SP/policy DIMM_CE_MAP_OUT=[enabled/disabled]