図の凡例:
基本および DEM の背面保守スペース
基本および DEM の前面保守スペース
AEM 保守スペース
重量パッド調整範囲
図の凡例:
側面冷却エリア
サイドカバー
火気抑制システム用のノズル孔
基本および DEM の保守スペース (薄い灰色の部分)
AEM 保守スペース (濃い灰色の部分)
重量分散パッド
寸法タイプ |
寸法 |
---|---|
高さ |
196.7 cm (77.45 インチ) (移動用キャスター装着時) 197.5 cm (77.75 インチ) - 201.68 cm (79.4 インチ) (常設用重量パッド装着時) |
幅 |
76.8 cm (30.22 インチ) (モジュールの間に設置した場合) 81.3 cm (32 インチ) 移動幅 (サイドカバーなし) 脚注 1 91.5 cm (36 インチ) (スタンドアロン、両側面にサイドカバーあり)脚注 2 |
奥行 |
121.9 cm (48 インチ) |
保守エリア |
前面: 45.7 cm (18.0 インチ) 背面: 81.3 cm (32.0 インチ) 側面冷却エリア: 5 cm (2 インチ) 側面設置エリア: 45.7 cm (18.0 インチ) |
重量 |
フレームのみ: 361 kg (796 ポンド)、出荷重量: 411 kg (905 ポンド) 8 ドライブおよびメディア: 623 kg (1372 ポンド) 16 ドライブおよびメディア: 661 kg (1457 ポンド) 24 ドライブおよびメディア: 687 kg (1514 ポンド) サイドカバー: 片面で 18.5 kg (41 ポンド) |
脚注 1 最小移動用スペース。モジュールの両側面に調整用タブがあるため、モジュール幅は 4.5 cm - 76.8 cm 広くなります。そのため、最小の移動用幅は 81.3 cm です。
脚注 2 サイドカバー 1 枚でモジュール幅が 7.4 cm (2.9 インチ) 広くなります。サイドカバーが必要になるのはライブラリの端のみです。
寸法 |
寸法 |
---|---|
高さ |
196.7 cm (77.45 インチ) (移動用キャスター装着時) 197.5 cm (77.75 インチ) - 201.68 cm (79.4 インチ) (常設用重量パッド装着時) |
幅 (モジュールのみ) |
76.8 cm (30.22 インチ) (モジュールの間に設置した場合) 81.3 cm (32 インチ) 移動幅 (サイドカバーなし) 脚注 1 83.8 cm (33 インチ) (片面にサイドカバーあり) |
奥行き (ドアを閉じた状態) |
121.9 cm (48 インチ) |
保守エリア |
前面: 45.7 cm (18.0 インチ) 背面: 81.3 cm (32.0 インチ) 側面冷却エリア: 5 cm (2 インチ) 側面設置エリア: 45.7 cm (18.0 インチ) |
重量 |
フレームのみ、CAP なし: 265 kg (584 ポンド) 出荷時 (フレームのみ): 314 kg (693 ポンド)、CAP ありの場合 321 kg (708 ポンド) 8 ドライブおよびメディア: 540 kg (1190 ポンド)、CAP ありの場合 582 kg (1284 ポンド) 16 ドライブおよびメディア: 596 kg (1314 ポンド)、CAP ありの場合 621 kg (1369 ポンド) 24 ドライブおよびメディア: 647 kg (1426 ポンド)、CAP ありの場合 660 kg (1456 ポンド) 32 ドライブおよびメディア: 709 kg (1564 ポンド)、CAP ありの場合 723 kg (1594 ポンド) |
脚注 1 最小移動用スペース。モジュールの両側面に調整用タブがあるため、モジュール幅は 4.5 cm - 76.8 cm 広くなります。そのため、最小の移動用幅は 81.3 cm です。
寸法 |
寸法 |
---|---|
高さ |
196.7 cm (77.45 インチ) (移動用キャスター装着時) 197.5 cm (77.75 インチ) - 201.68 cm (79.4 インチ) (常設用重量パッド装着時) |
幅 (モジュールのみ) |
76.8 cm (30.22 インチ) (モジュールの間に設置した場合/サイドカバー) 81.3 cm (32 インチ) 移動幅 (サイドカバーなし) 脚注 1 83.8 cm (33 インチ) (片面にサイドカバーあり) |
奥行 |
77.5 cm (30.5 インチ) |
重量 (CEM) |
フレームのみ: 175 kg (385 ポンド) 出荷: 213 kg (469 ポンド) 設置、メディアあり: 340 kg (749 ポンド) |
重量 (PEM) |
フレームのみ: 122.5 kg (270 ポンド) 出荷: 213 kg (469 ポンド) |
脚注 1 最小移動用スペース。モジュールの両側面に調整用タブがあるため、モジュール幅は 4.5 cm - 76.8 cm 広くなります。そのため、最小の移動用幅は 81.3 cm です。
寸法 |
寸法 |
---|---|
高さ |
196.7 cm (77.45 インチ) (移動用キャスター装着時) 197.5 cm (77.75 インチ) - 201.68 cm (79.4 インチ) (常設用重量パッド装着時) |
幅 |
91.4 cm (36.0 インチ) (モジュールの間に設置した場合、サイドカバー) 96 cm (37.8 インチ) 移動幅 (サイドカバーなし) 脚注 1 99.1 cm (39 インチ) (片面にサイドカバーあり) |
奥行 |
77.5 cm (30.5 インチ) |
保守エリア |
前面: 59.7 cm (23.5 インチ) |
重量 |
フレームのみ: 204.2 kg (450 ポンド) 出荷: 260 kg (570 ポンド) |
脚注 1 最小移動用スペース。モジュールの両側面に調整用タブがあるため、モジュール幅は 4.5 cm - 91.5 cm 広くなります。そのため、最小の移動用幅は 96 cm です。
寸法 |
寸法 |
---|---|
高さ |
190.3 cm (74.9 インチ) (フレームのみ) |
ドア厚み |
前面: 1.9 cm (0.75 インチ) 背面: 4.5 cm (1.75 インチ) |
ドアラッチ |
2.53 cm (0.9 インチ) |
保守用スペース |
前面: 45.7 cm (18 インチ) (基本および DEM のみ)、59.7 cm (23.5 インチ) (AEM) 背面: 81 cm (32 インチ) (基本および DEM のみ) 側面: 5 cm (2 インチ) (冷却用)、45.7 cm (18.0 インチ) (設置用) |
サイドカバー |
7.4 cm (2.9 インチ) 幅 各 18.5 kg (41 ポンド) |
SL3000 ライブラリは、十分な気流があるかぎり、上げ床、一枚床、または表面が滑らかなカーペット貼りの床の上に設置できます。上げ床の場合は、通気パネルのすぐ上にライブラリを設置しないようにしてください。一枚床の場合、ケーブルによるつまずき防止のため、ケーブルを天井から配線してください。カーペット貼りの床の場合、コンピュータ室の機器での使用が許可されていて、静電気放電 (ESD) 保護のあるカーペットを使用してください。
サイトの床がライブラリの重量に耐えられることを確認してください。重量分散パッド当たり 454 kg (1,000 ポンド) の耐重量が必要です。モジュールごとに 4 つの分散パッドがあり、それぞれの寸法は 4 x 8 インチです。
装置をエレベータで運搬する必要がある場合は、エレベータのかごがその重量に安全に対処できる必要があります。ライブラリの構成によってライブラリの重量は異なります (物理的な寸法と重量を参照してください)。
出荷時のライブラリに火気抑制システムの装備はありませんが、各モジュールには直径 5cm (2 インチ) のノズル孔があります (図5-2 を参照)。7 cm (2.75 インチ) 四方で 1.2 mm (0.048 インチ) 厚のプレートが孔を覆っているので、ノズルに合うように開孔できます。ノズルがロボットの動作を妨げないようにし、ライブラリ内への突出は 1.9 cm (0.75 インチ) 以内にとどめてください。火気抑制計画については、プロフェッショナルサービスの支援を受けてください (オラクル社の販売担当者に連絡してください)。
SL3000 ライブラリの背面ドアの上部および下部には、ケーブル配線用の切り抜きがあります。切り抜きはドアの長さ方向に 73 cm (29 インチ) ある 2.5cm (1 インチ) の開口で、ケーブル配線器具やリリーフを使用できます。
注記:
基本モジュールおよび DEM には、背面ドア面に四角形の孔があります。これらは、PDU にアクセスするためのものであり、ケーブル配線用ではありません。ケーブルを配線するときには、電源、ドライブインタフェース、ライブラリコントロール、および Ethernet ケーブルの場所を必ず含めるようにします。ベストプラクティスは、電源ケーブルを 1 つの切り抜きを使用して配線し、ほかの信号ケーブルを別の切り抜きを使用して配線する方法です。
図の凡例:
ケーブル配線エリア
背面ドアの上部/下部ビュー
SL3000 ライブラリでは、基本モジュールおよび DEM の単相 AC 電源オプションについて、次のいずれかを選択する必要があります。
110 VAC、50/60 Hz、20 アンペア (範囲: 100–127 VAC、50–60 Hz、16 アンペア)
240 VAC、50/60 Hz、30 アンペア (範囲: 200–240 VAC、50–60 Hz、24 アンペア)
電源ケーブルの場所について計画し、対応する回路遮断器の場所をメモしておいてください。該当する電源構成のケーブルを注文する必要があります。設置している PDU 1 つにつき 1 本の電源コードを注文してください。
N+1 - 基本モジュール用に 1 本の電源コードおよび DEM (取り付けられている場合) 用に 1 本の追加電源コード。
2N または 2N+1 - 基本モジュール用の電源コード 2 本と、DEM (設置している場合) 用にさらに電源コード 2 本。
ライブラリは、62.5 ミクロンケーブルで接続されたストレージエリアネットワーク (SAN) 内で使用できます。ただし、ライブラリをネットワークに接続するケーブルは 50 ミクロンのケーブルである必要があります。ファイバチャネルリンクでサポートされる最大距離は、リンク速度、ファイバタイプ (50 または 62.5 ミクロン)、およびライブラリが接続されるデバイスによって決まります。ストレージエリアネットワークのサポート内容は、スイッチのベンダーに確認してください。
ケーブルの一般的なサポート距離は次のとおりです。
4G ビット/秒 = 62.5 ミクロンの場合 70 m (230 フィート) まで、50 ミクロンの場合 150 m (492 フィート) まで
2G ビット/秒 = 62.5 ミクロンの場合 150 m (492 フィート) まで、50 ミクロンの場合 300 m (984 フィート) まで
1G ビット/秒 = 62.5 ミクロンの場合 175 m (574 フィート) まで、50 ミクロンの場合 500 m (1640 フィート) まで
ライブラリをホストバスアダプタ (HBA) に接続する場合は、サポートされているケーブル距離を HBA のドキュメントで確認してください。ケーブルのリストについては、ケーブルを参照してください。
ライブラリで暗号化をサポートする場合は、OTN で Oracle Key Manager の概要および計画ガイドを参照してください。
可能な場合は、ライブラリとホスト管理ソフトウェア間の通信に、専用のセキュアプライベートネットワークを使用してください。スループットを最大にし、リソース競合を最小にするために、Ethernet ハブまたはスイッチを使用したセキュアプライベートネットワーク接続を使用する必要があります。
共有ネットワークを使用する場合の必要事項:
最良の信頼性を確保するため、推奨範囲内の環境を維持してください。この機器は湿度 20% - 80% の環境で動作する設計になっていますが、業界のベストプラクティスとしては、相対湿度 40% - 50% を維持することが推奨されています。
説明 |
温度 | 相対湿度 (結露なし) | 最高湿球温度 |
最大高度 |
---|---|---|---|---|
動作 |
15 - 32°C (60 - 90°F) 乾球 |
20% - 80% |
29.2°C (84.5°F) |
3.05 km (10,000 フィート) |
保管 |
10 - 40°C (50 - 104°F) |
10% - 95% |
35.0°C (95.0°F) |
3.05 km (10,000 フィート) |
出荷 |
-40 - 60°C (-40 - 140°F) |
10% - 95% |
35.0°C (95.0°F) |
15.24 km (50,000 フィート) |
耐震性の要件は国によって大きく異なります。そのためオラクル社では、SL3000 ライブラリについて標準の "耐震" 機能を提供していません。耐震性について懸念のあるお客様は、地域の条例や要件に詳しい地元の専門家の支援を受けて作業することをお勧めします。この作業の調整は、プロフェッショナルサービスでも行なっています。
注意:
人体への危害および機器損傷: 地震帯に面しているかどうかの確認と適切なサイト準備について、耐震工学の有資格者に相談してください。地震活動地域内のサイトでは、安定性を高めるためライブラリを固定して設置することをお勧めします。SL3000 ライブラリの各モジュールの底部には据え付け用の穴があり、ハーフインチの根角ボルト (据え付け用ボルト) を使用してライブラリを固定して設置できます。
環境評価では、コンピュータ室の汚染レベルを管理することが非常に重要になります。自動テープライブラリコンポーネントと電子回路、テープドライブ、およびメディアは、浮遊粒子が原因で損傷を受けることがあります。動作環境は ISO 14644-1 Class 8 環境の要件を満たしている必要があります。詳細については、付録A 汚染物質の管理を参照してください。
電子部品に特に危険なガスには、塩素化合物、アンモニアとその誘導体、硫黄酸化物、および石油系炭化水素が含まれています。適切なハードウェアのエクスポージャーの限度を設けていない場合は、健全性のエクスポージャーの限度を使用する必要があります。
損傷の原因になる空気中塩素は主に、塩素処理水による加湿によって発生します。塩素処理水を使用して加湿を行う場合は、適切に設計されたカーボンフィルタを使用し、空気中の塩素を安全なレベルに維持してください。
化学名 | 式 | ASHRAE | OSHA (PEL) | ACGIH | NIOSH |
---|---|---|---|---|---|
酢酸 |
CH3COOH |
未定義 |
10 ppm |
未定義 |
未定義 |
アンモニア |
NH |
3500 µg/m3 |
350 ppm |
25 ppm |
未定義 |
塩素 |
Cl |
2100 µg/m3 |
31 ppm (c) |
未定義 |
0.5 ppm (c) |
塩化水素 |
HCl |
未定義 |
5 ppm (c) |
未定義 |
未定義 |
硫化水素 |
H2S |
50 µg/m3 |
320 ppm (c) |
10 ppm |
10 ppm |
オゾン |
O3 |
235 µg/m3 |
30.1 ppm |
未定義 |
未定義 |
石油炭化水素 |
CnHn |
未定義 |
500 ppm |
75 ppm |
300 ppm |
二酸化硫黄 |
SO2 |
80 µg/m3 |
35 ppm |
2 ppm |
0.5 ppm (c) |
硫酸 |
H2SO4 |
未定義 |
1 ppm |
未定義 |
1 ppm (c) |