カウント エレメントの定義

カウント エレメントを定義するには、カウント コンポーネント (GP_COUNT) を使用します。

ページ名

定義名

用途

カウント名ページ

GP_PIN

エレメント名を付け、基本パラメータを定義します。

カウント - 定義ページ

GP_COUNT

カウント エレメントを定義します。このページを使用して、既存のカウント フォーミュラを選択します。

特定の期間の予定勤務日数または予定勤務時間数を計算する処理が必要な場合があります。この目的のためにカウント エレメントを使用できます。カウント エレメントは、主として比例配分の計算に使用されますが、他の状況で使用することもできます。

カウント エレメントを定義する際は、既にカウント フォーミュラとして定義されているフォーミュラを関連付けます。つまり、予定勤務日数または予定勤務時間数を集計するフォーミュラを定義しておき、次にカウントの定義ページでそのフォーミュラを関連付けます。関連付けられたフォーミュラは、カウント フォーミュラとして処理されます。

カウント エレメントでは、各受給者に関連付けられた勤務スケジュールを参照して、正しい勤務日数を集計します。それぞれの日の勤務スケジュールの確認が終了すると、分割またはスライスのサブ期間に対する日数や時間数が集計されます。

フォーミュラは、勤務スケジュールの期間内のそれぞれの日に対して変換されます。それぞれの日の単位数を返すフォーミュラを設定します。カウント プログラムにより、フォーミュラの結果が累積されます。カウント エレメントが比例配分ルール エレメントから呼び出されると、カウントする期間は比例配分ルール エレメントの期間になります。カウント フォーミュラが比例配分ルール エレメントで呼び出されない場合は、カウントする期間はセグメントの期間になります。

カウント フォーミュラの簡単な例に、GP COUNT WORK DAYS があります。

If SCHED HRS>0 Then
GP TRUE => GP COUNT WORK DAYS
Else
GP FALSE => GP COUNT WORK DAYS
Endif

カウント名ページ (GP_PIN) を使用して、エレメントに名前を付け、基本パラメータを定義します。

全てのエレメントについて、エレメント名共通ページでその名称と基本パラメータを定義してください。グローバル ペイロールでは、全てのエレメントのコンポーネントに、エレメント名共通ページ (GP_PIN) という共通ページが含まれています。

カウント - 定義ページ (GP_COUNT) を使用して、カウント エレメントを定義します。

このページを使用して、既存のカウント フォーミュラを選択します。

画像: カウント - 定義ページ

次の例では、カウント - 定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

カウント - 定義ページ

フィールドまたはコントロール

定義

カウント フォーミュラ

カウント処理を実行するフォーミュラ名を入力します。

フィールドまたはコントロール

定義

<フォーミュラ名> リンク

[カウント フォーミュラ] フィールドの隣のリンクをクリックすると、フォーミュラ定義ページにアクセスします。