ポジティブ入力の作成

[支給] または [控除] を選択して、ポジティブ入力を行うエレメントのタイプを指定します。

ポジティブ入力を行うエレメントを名前または名称で選択します。以下の条件を全て満たすエレメントを選択できます。

• 選択した入力タイプであること。

• ポジティブ入力の上書きが可能になっていること (エレメント名ページ (GP_PIN) で指定)。

• ユーザー ルール プロファイル ページのユーザー ルール プロファイルに関連付けられた国に対し定義されたエレメントであること。

  つまり、ユーザー ルール プロファイルに [特定の国] としてフランスが設定されている場合、フランスおよび全ての国に対して設定されたエレメントだけを表示できます。

エレメントに入力するポジティブ入力のインスタンスを表す、1 から 999 までの数字を入力します。最初の行のデフォルト入力値は 1 ですが、受給者に対して同じエレメントのポジティブ入力が 2 行以上ある場合、インスタンス番号には、既存の行に割り当てられているインスタンス番号の最大値を増加した値が割り当てられます。インスタンス番号によって、同じエレメントに対する複数行のポジティブ入力の優先順位を指定します。インスタンス番号が小さければ、優先度が高いことを意味します。

ポジティブ入力のこのインスタンスを処理する際に行われるアクションのタイプを選択します。値は、[上書き]、[追加]、[処理しない]、[ゼロにする] です。

[ゼロにする] を選択すると、ポジティブ入力 - 詳細ページで情報を入力できなくなります。

「アクション タイプと処理ルール」を参照してください。

ユニットがエレメントの計算ルールのコンポーネントの場合、このフィールドに正または負のユニット数を入力できます。

レート コード エレメントを選択して HR のユニットの値を取得するには、[詳細] リンクをクリックしてポジティブ入力 - 詳細ページにアクセスします。

ユニットの値を入力しない場合、エレメントの計算ページでユニットが定義済みの場合は、該当する値を決めるエレメントの指定日が確認されます。

[ユニット] フィールドと同様です。

エレメントの計算ルールを上書きするには、正または負の金額を入力します。計算ルールにかかわらず、この金額を使ってエレメントが変換されます。

金額を入力しても、エレメントの計算ルールに "ユニット" や "レート" のコンポーネントが使用されていれば、[ユニット] や [レート] フィールドに数値を入力できます。入力した値が計算に使われることはありませんが、支給と控除の結果テーブルにその値が転送され、給与明細で利用できます。

たとえば、レート×ユニットと定義された支給エレメントがあり、金額とレートを入力した場合、入力した金額を使ってエレメントが変換され、金額とレートの両方の値が結果テーブルに転送されます。

レートまたは金額を選択する際は、処理通貨のコード (エレメント定義または支給元で定義済み) が表示されます。

別の通貨を使う場合は、その通貨を選択します。

[詳細] ボタンをクリックしてポジティブ入力 - 詳細ページにアクセスし、エレメントの計算ルール コンポーネント (パーセント、ベース、レート、金額、ユニット) にレート コードを選択するか、数値を入力します。また、ビジネス ユニット、部門、または職務などのポジティブ入力のこのインスタンスに関連付けられている変数またはシステム エレメントを上書きして、その他の指示を入力することもできます。

ポジティブ入力 - 詳細ページで指示が入力されている場合、[詳細あり] チェック ボックスがオンになります。

これらのフィールドには、そのポジティブ入力情報を最後に更新したユーザーの ID と更新日時が表示されます。

受給者レコードが関連付けられているポジティブ入力を識別しやすいように、一意のバッチ コードを入力します。

[開始日] フィールドには、ポジティブ入力のインスタンスの開始日を入力します。[開始日] フィールドに値を入力する場合、[終了日] フィールドにも値を入力する必要があります。開始日は処理に使用されません。

終了日は、カレンダー期間終了日と異なる場合に入力します。カレンダー期間が分割される場合、入力した終了日により、ポジティブ入力のインスタンスをどのセグメントやスライスに割り当てるかが決まります。終了日はカレンダー期間終了日、またはそれ以前である必要があります。

[レート値]、[ベース値]、または [金額値] フィールドに値を入力すると、処理通貨のコード (エレメント定義または支給元で定義済み) がこのフィールドに表示されます。別の通貨を使う場合は、その通貨を選択します。

休暇欠勤イベントの日付を入力します。

休暇欠勤イベントまたはカレンダー期間の開始日より後の日付を入力します。

休暇欠勤イベントまたはカレンダー期間の終了日より前の日付を入力します。

このフィールドには、[エレメント上書き] タブにバッチ コードが設定されている場合、それがデフォルトで挿入されます。バッチ コードはオプションで、受給者レコードが関連付けられているポジティブ入力を識別しやすいようにします。この識別子を PI - カレンダー別ページで検索値として使用できます。

入力した名称は GP_RSLT_PI_DATA レコードに保存されます。この機能を使うと、給与明細や報告書を、エレメント名ページ (GP_PIN) で定義したエレメントの名称以外の特別な名称を使って印刷できます。

HR 管理の職務データ コンポーネントで受給者に割り当てられたもの以外のビジネス ユニットを指定するには、検索結果リストから選択します。

[サポート エレメント上書き] グループ ボックスに値を入力する際に使用できるように、検索結果リストに値がロードされます。

上書きするエレメント タイプを選択します。値は [システム エレメント] と [変数] です。

以下の条件を全て満たすエレメントから、上書きするエレメントの名前を入力します。

• 選択した入力タイプであること。

• ポジティブ入力の上書きが可能になっていること (エレメント名ページで指定)。

• ユーザー基本設定に一致すること。

選択したサポート エレメントで文字値を使用する場合、このフィールドには 25 文字 (半角) まで入力できます。

ビジネス ユニットを選択していない場合、部門、職務コード、所在地のシステム エレメントを選択すると、このフィールドは使用できなくなります。

ビジネス ユニットおよび部門、職務コード、または所在地を選択した場合、選択したビジネス ユニットに適用できる値がリストされた検索結果リストが表示されます。表示されたリストから上書き値を選択できます。

たとえば、ビジネス ユニットにビジネス ユニット 123 を、エレメント名に職務コードを選択すると、ビジネス ユニット 123 に関連付けられた全ての職務コードが検索結果リストに表示されます。

サポート エレメントで数値を使う場合は、使用する数値を入力します。

サポート エレメントで日付値を使う場合は、使用する日付を入力します。