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Oracle® Fusion Middleware SOA SuiteおよびBusiness Process Managementのアップグレード
12
c
(12.2.1)
E72522-01
次
目次
タイトルおよび著作権情報
はじめに
対象読者
関連ドキュメント
表記規則
このガイドで説明する新機能
Fusion Middleware 12
c
の新機能と変更された機能
1
Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Managementのアップグレードの概要
1.1
Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Managementの12cへのアップグレードの理解
1.2
SOA Suite 12c (12.2.1)アップグレードの開始点の理解
1.3
アップグレード前の相互運用性および互換性の制約の理解
1.4
標準SOAアップグレード・トポロジの理解
1.5
SOAドメイン・アップグレードの制限の理解
1.6
SOAスキーマ・アップグレードの制約の理解
1.7
SOA SuiteおよびBPMのアップグレード・プロセス・フローの理解
1.8
SOA SuiteおよびBPMのアップグレード手順の理解
2
アップグレードのためのこのガイドの使用方法の理解
3
アップグレード前のチェックリスト
3.1
完全なバックアップの作成(必須)
3.2
本番環境のテスト用クローニング(推奨)
3.3
動作保証およびシステム要件の確認
3.3.1
環境が動作保証要件を満たしていることの確認
3.3.2
システム要件と仕様の確認
3.3.3
Oracle Fusion Middlewareをホストするデータベースがサポートされているかどうかの確認。
3.3.4
Oracle Fusion Middlewareのこのリリースに対してJDKが動作保証されているかどうかの確認。
3.4
32ビットから64ビット・オペレーティング・システムへの移行
3.4.1
アップグレードの64ビット・ソフトウェア要件をサポートするハードウェアを調達する
3.4.2
管理サーバー、管理対象サーバーおよびノード・マネージャも含めて、すべてのプロセスを停止する
3.4.3
32ビット・ホスト・マシンからすべてのファイルをバックアップする
3.4.4
11
g
のホスト名およびIPアドレスを使用してターゲットの64ビット・マシンを設定する
3.4.5
11
g
のバックアップを32ビット・ホストから64ビット・ホストにリストアする
3.4.6
12
c
製品ディストリビューションをターゲット・マシンにインストールする
3.4.7
標準的なアップグレード手順を使用してターゲットの64ビット環境をアップグレードする
3.5
未使用データのパージ
3.6
アップグレード前の必要なコンポーネントの作成
3.7
ファイルベースのポリシー・ストアからデータベース・ベースのポリシー・ストアへの再関連付け(必須)
3.7.1
11
g
OPSSおよびIAUスキーマの作成
3.7.2
11
g
ポリシー・ストアのデータベースベース・ポリシー・ストアとOPSSスキーマへの再関連付け
3.7.3
ポリシー・ストアの再関連付けが正常に行われたことの確認
3.8
OIDベースのセキュリティ・ストアのための12
c
OPSSスキーマの作成
3.9
セキュリティ・ストアの最新バージョンへのアップグレード
3.10
SYSDBA以外のユーザーの作成
3.11
強化された暗号化(AES 256)の使用
3.12
エディション・ベースの再定義のためのサーバー上でのエディションの作成(オプション)
3.13
カスタム・ドメイン環境設定の保持
3.14
12
c
Oracle Fusion Middleware製品ディストリビューションのダウンロードおよびインストール
3.15
Upgrade Assistantを使用したアップグレード前の準備状況チェックの実行
3.16
コンポーネント固有のアップグレード・ドキュメントの検索
4
SOA SuiteおよびBusiness Process Managementのアップグレード前タスク
4.1
SOA固有のアップグレード前タスクの実行
4.1.1
未使用データのパージ
4.1.2
SOA SuiteアップグレードのためのFusion Middleware Databaseのアップグレードと準備
4.1.3
SOAINFRAおよびIAS_TEMP表領域へのデータファイルの追加
4.1.4
ユーザー・メッセージング・サービス(UMS)に必要なアップグレード前タスクの実行
4.1.5
Oracle Service Bus (OSB)のアップグレード前タスク
4.1.6
スタンドアロンOracle HTTP Serverのアップグレード
4.1.7
Oracle JDeveloper 12
c
を使用したカスタム・アプリケーションのアップグレード
4.1.8
SOAサーバーとプロセスの停止
4.1.9
アップグレード前のSOA Composerの変更のコミット
4.2
アップグレード前の12c (12.2.1)インフラストラクチャ・ディストリビューションのインストール
4.2.1
WebLogic ServerおよびJRF Infrastructureのインストール
4.2.2
Oracle HTTP Serverのインストール
4.3
SOA統合ディストリビューションのインストール
4.4
SOAスキーマのアップグレードの準備
4.4.1
既存のSOA SuiteおよびBusiness Process Management 11
g
スキーマの識別
4.4.2
11gからアップグレードする前の必須SOAスキーマの作成
5
SOA SuiteおよびBusiness Process Management 12c (12.2.1)のアップグレード
5.1
Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Management 12cのインストール
5.2
SOAINFRAスキーマのアップグレード中のログ・ファイルの生成(推奨)
5.3
Upgrade Assistantを使用したスキーマのアップグレード
5.3.1
Upgrade Assistantを使用したスキーマのアップグレードについて
5.3.2
Upgrade Assistantでアップグレードできるスキーマの識別
5.3.3
Upgrade Assistantの起動
5.3.4
Upgrade Assistantを使用したSOAスキーマのアップグレード
5.3.5
スキーマのアップグレードの確認
5.3.6
インスタンスのアップグレードの確認(該当する場合)
5.3.7
無効なデータベース・オブジェクトの確認
5.4
再構成ウィザードを使用したドメインの再構成
5.4.1
ドメインのバックアップ
5.4.2
再構成ウィザードの起動
5.4.3
ドメインの再構成
5.5
アップグレード・アシスタントを使用したドメイン・コンポーネント構成のアップグレード
5.5.1
アップグレード・アシスタントの起動
5.5.2
SOAコンポーネント構成のアップグレード
5.6
Oracle Business Process Managment (BPM) Webフォームのアップグレード
5.7
アップグレードした
Oracle Fusion Middleware
12
c
ソフトウェアの管理
6
以前の12cリリースからのOracle SOA SuiteおよびBusiness Process Managementのアップグレード
6.1
以前の12cリリースからSOA SuiteおよびBusiness Process Management 12cへのアップグレード
6.2
Business Activity Monitoring (BAM) 12cを含むOracle SOA Suiteの以前の12cリリースからのアップグレード
6.3
再構成ウィザードを使用したサーバー・グループのターゲット指定
7
クラスタ化されたSOA環境のアップグレード
7.1
SOAクラスタ・アップグレード・トポロジの理解
7.2
クラスタ化トポロジでの保護されたタスク・フォームの使用
7.3
クラスタ化トポロジのアップグレード
7.4
SOAHOST2でのドメイン構成の伝播
7.4.1
管理サーバーといずれかの管理対象サーバーがインストールされているサーバーでのpackコマンドの実行
7.4.2
前の手順で作成したテンプレート・ファイルのSOAHOST2へのコピー
7.4.3
SOAHOST2の12c Oracleホームからのunpackコマンドの実行
7.4.4
unpack後の次の確認手順の完了
7.5
クラスタ・アップグレードのアップグレード後タスク
7.5.1
WLS_OSB管理対象サーバーのOracle HTTP Serverの構成
7.5.2
SOAおよびOSBクラスタからのOWSMターゲットの削除
7.5.3
OWSMクロス・コンポーネント・ワイヤリングの更新
7.5.4
クラスタ・アップブレード後のSOA JMSモジュールへのEDNTopicの再適用
7.5.5
JMSトランスポート・プロキシ・サービス使用時のメッセージの重複防止
8
Oracle Business Activity Monitoring (Oracle BAM)を含むSOAのアップグレード
8.1
12cにおけるBusiness Activity Monitoringのアップグレードの理解
8.2
Oracle BAMを含むSOAのアップグレード・プロセス・フローの理解
8.3
Oracle BAMのアップグレード前タスクの実行
8.3.1
アップグレード前の新しいOracle BAM 11gドメインの作成
8.3.2
既存のドメインからのすべてのOracle BAM 11gアーティファクトのエクスポート
8.3.3
Oracle BAM 11gアーティファクトの新しいOracle BAM 11gドメインへのインポート
8.3.4
Oracle BAM 11gドメインの完全なバックアップの作成
8.4
Oracle BAMドメインを含むSOAの12cへのアップグレード
8.4.1
Fusion Middleware Infrastructure 12c (12.2.1)の新しいOracleホーム・ディレクトリへのインストール
8.4.2
Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Management 12c (12.2.1)の12.2.1のOracleホームへのインストール
8.4.3
サーバーとプロセスの停止
8.4.4
リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用した新規12cスキーマの作成
8.4.5
11gスキーマのアップグレード前のOracle BAMテンプレートの名前の変更
8.4.6
アップブレード・アシスタントの実行によるスキーマのアップグレード
8.4.7
再構成ウィザードを使用した11gドメインの再構成
8.4.8
Upgrade Assistantの実行によるコンポーネント構成のアップグレード
8.5
Oracle BAM 12
c
を含むOracle SOAのアップグレード後構成タスクの実行
8.5.1
管理(Admin)サーバーの起動
8.5.2
WebLogic Server管理12cコンソールの起動
8.5.3
Oracle BAMサーバーまたはOracle BAMクラスタで実行中のUMS JMSリソースの削除
8.5.4
Oracle BAMにターゲット設定されたUMS JMSサーバーにターゲット設定されたサブデプロイメントのリソースの削除
8.5.5
ドメインからのOracle BAMサーバーおよびクラスタの削除
8.5.6
アップグレードされたドメインからの不要なOracle BAM 11gファイルの削除
8.5.7
クラスタのアップグレードのみ: 管理サーバーと管理対象サーバーの停止
8.5.8
管理サーバーと管理対象サーバーがインストールされた場所でのpackコマンドの実行
8.5.9
クラスタのアップグレードのみ: unpackコマンドの実行によるSOAHOST1のドメイン構成のSOAHOST2へのレプリケート
8.5.10
管理サーバーの再起動
8.5.11
SOA 12cドメインで動作する11g Oracle BAMアダプタの構成
8.5.12
SOA管理対象サーバーの再起動
8.5.13
SOAドメインからの既存のUMS電子メール・ドライバの削除
8.6
Oracle BAM 12cを含むSOAドメインの拡張
8.6.1
管理サーバーおよびSOA管理対象サーバーを停止する
8.6.2
Oracle BAM 12cドメイン・テンプレートによるSOA 12cドメインの拡張
8.6.3
Oracle BAMサーバーの新しいUMS電子メール・ドライバの作成
8.6.4
Oracle BAM 11gデータ・オブジェクトとEMSデータのBAM 12cサーバーへのインポート
8.6.5
BAM 12cドメインで使用する11g BAMダッシュボード、アラートおよびその他のアーティファクトの手動での再作成
8.6.6
11gプロセス・キューブのBAM 12cプロセス・スター・スキーマへの移行(BPMユーザーのみ)
8.6.6.1
タスク1: プロセス・メトリックを無効にします。
8.6.6.2
タスク2: 移行に使用するexportTypeを決定します。
8.6.6.3
タスク3: (UNIXのみ) 12c SOAホームから、migrateBPMProcessCubesスクリプトを実行します。
8.6.6.4
タスク4: (Windowsのみ) 11g BPMプロセス・キューブから、データ・オブジェクトの定義とデータをエクスポートして、それらを12cにインポートします。
8.6.6.5
タスク5: (Windowsのみ)ディメンション・データ(DimensionExport.zip)をBAMサーバーにインポートします。
8.6.6.6
タスク6: (Windowsのみ)アクティブ・ファクト・データ(ActiveFactDataExport.zip)をBAMサーバーにインポートします。
8.6.6.7
タスク7: (Windowsのみ: exportType=ALLの場合)完了ファクト・データ(CompletedFactDataExport.zip)をBAMサーバーにインポートします。
8.6.6.8
タスク8: 移行が正常に完了したら、Oracle BAMサーバーを再起動します。
8.6.6.9
タスク9: Oracle BAMサーバー実行中のプロセス・メトリックを有効化します。
8.6.7
11g Monitor ExpressデータのBAM 12cプロセス・スター・スキーマへの移行(オプション)
8.6.7.1
プロセス・メトリックを無効にします。
8.6.7.2
Oracle BAM移行ユーティリティを実行してMonitor Expressデータを移行します。
8.6.7.3
BPMデータをOracle BAM 12cにインポートします。
8.6.7.4
BAM 12cへのパブリッシュを有効化します。
8.6.8
タスク8: 12cでの11g互換プロセス・スター・スキーマのデータ・ビューの生成(オプション)
8.6.8.1
タスク1: クラスパスを更新してインタフェースJARファイルを含める
8.6.8.2
タスク2: 標準のビューを再作成する
8.6.8.3
タスク3: プロセス固有のビューを再作成する
8.7
失敗したOracle BAMアップグレードからのリカバリ
8.7.1
CFGFWK-60950エラーの解決
8.7.2
エラー処理: 11gプロセス・キューブからBAM 12cスター・スキーマへの移行
8.7.3
UNIXオペレーティング・システムのエラー処理
8.7.4
Windowsオペレーティング・システムのエラー処理
9
Oracle Service Busのアップグレード
9.1
Oracle Service Busの12cへのアップグレードの理解
9.2
単一OSBドメイン内でUMSを使用する複数コンポーネントのアップグレード(未サポート)
9.3
Oracle Service Bus (OSB)のアップグレード前タスクの実行
9.3.1
Oracle Service Busのスキーマの作成
9.3.2
11g環境へのOracle Web Services Managerポリシー・マネージャのデプロイ
9.3.3
Oracle Service Busのアップグレード時のサービス、プロジェクトおよびリソースのエクスポート
9.3.4
すべてのサービス、プロジェクトおよびリソースの削除
9.4
以前のリリースからのOracle Service Busリソースの移行
9.5
Oracle Service Busのインストール
9.6
OSBドメインのアップグレード(SOAを含まない場合)
9.7
OSBドメインの再構成
9.8
WebLogicコンポーネント構成のアップグレード
9.9
Oracle Service Busのアップグレード後タスクの実行
9.9.1
ドメイン構成データのインポート
9.9.2
セキュリティ構成のインポート
9.9.3
XQueryリソースのアップグレード
9.9.4
12cの分割-結合の理解
9.10
Oracle Service Busアップグレードのトラブルシューティング
9.10.1
クラスタのフロントエンド・ホストとしてOHSを使用するOSBのアップグレード後のHTTP 404エラーの解決
9.10.2
OSBコンソールへのアクセス時のHTTP 404エラーの解決
10
アップグレード後タスクの実行
10.1
アップグレード後タスクの実行
10.1.1
JVMの開始スクリプトのプロパティの再適用
10.1.2
setDomainEnvへのカスタマイズの再適用
10.1.3
XEngine構成ファイルへのカスタマイズの再適用
10.1.4
カスタムのXPathクラスのコピー
10.1.5
アプリケーションのロールとポリシーに対するパーティション固有のロールの再作成
10.1.6
サーバーの起動と停止
10.1.7
Business Process Management (BPM)メタデータのアップグレード
10.1.8
Oracle Fusion Middleware 12
c
監査データ・ストアの構成
10.1.9
リモート・クライアントによるServerSocketのアップグレード
10.1.10
SOA 12cのスレッドの再構成
10.2
アップグレードしたコンポーネントが期待どおりに動作していることの確認
10.2.1
ドメイン・コンポーネント構成のアップグレードの確認
10.2.2
データベース・スキーマのアップグレード成功の確認
10.2.3
フロー・トレースの12cでの変更内容の理解
11
SOAインスタンスのアップグレードの管理と監視
11.1
インスタンス・アップグレードのプロセスの理解
11.2
インスタンス・アップグレードのバックグラウンド・ジョブの理解
11.3
アップグレード前のパージ・スクリプトの使用
11.4
アップグレード管理スクリプトの使用
11.4.1
アップグレード・スクリプト・メニューへのアクセス
11.4.2
管理スクリプトの実行
11.5
管理スクリプトの構成
11.5.1
バックグラウンド制御ジョブの実行スケジュールの変更(オプション5)
11.5.2
バックグラウンド制御ジョブの有効化と無効化(オプション6)
11.5.3
制御ジョブ・パラメータの設定(オプション7)
11.5.4
エラーが発生した11gインスタンスのリセット(オプション9)
11.6
アップグレードのセッションとジョブの停止
11.7
不完全なアップグレードの再開
11.8
SQL問合せによるアップグレード・ステータスの監視
11.9
Fusion Middleware Controlによるアップグレード・ステータスの監視
11.9.1
データ移行の完了の確認
11.9.2
不完全な(停止された)アップグレードの管理
11.9.3
Enterprise Managerでのインスタンスの表示最適化
11.9.4
アップグレード時に失敗したインスタンスの表示
11.9.5
コンポジットの再デプロイ前に作成されたインスタンスの表示
11.10
インスタンス・アップグレードのエラーの解決
11.11
失敗したアップグレードの再試行
A
アップグレードのトラブルシューティング
A.1
リリース・ノートの確認
A.2
サーバー起動エラーの解決
A.3
失敗したアップグレードからのリカバリ
A.4
アップグレード時のOWSMデータ・ソース接続障害 (12.1.3から12.2.1へ)
A.5
失敗したBAMアップグレードのトラブルシューティング
A.6
アップブレード後のSOA JMSモジュールへのEDNTopicの再適用
A.7
Oracle Service Busのトラブルシューティング
A.8
Oracle Managed File Transfer (MFT)アップグレードの問題点のトラブルシューティング
A.9
12cへのアップグレード後のOWSM起動エラー
A.10
アップグレード時の暗号化の問題
A.11
アップグレード・アシスタントによるサポート対象外ドメインのアップグレード
A.12
インスタンスのアップグレード後に表示されなくなるビジネス・ルールの監査証跡
A.13
Coherenceキャッシュ例外の解決
A.14
WSDLで生じるカスタム例外の欠落要素
A.15
リモート・クライアントを介したServerSocketへの接続