この手順は、サーバーの稼働中にお客様が実行できます。ホットサービス手順の詳細は、コンポーネントの保守カテゴリを参照してください。
ドライブをホットサービスするには、まずドライブをオフラインにする必要があります。このアクションにより、アプリケーションからドライブにアクセスできなくなり、また、ドライブへのソフトウェアリンクが解除されます。
障害のあるドライブを特定するを参照してください。
# cfgadm -al
このコマンドにより、動的に再構成できるハードウェアリソースのリストと、それらの動作ステータスが表示されます。このケースでは、取り外す予定のドライブのステータスを調べます。この情報は Occupant 列に一覧表示されています。
Ap_id Type Receptacle Occupant Condition c0 scsi-bus connected configured unknown c0::dsk/c1t0d0 disk connected configured unknown c0::dsk/c1t0d0 disk connected configured unknown usb0/1 unknown empty unconfigured ok usb0/2 unknown empty unconfigured ok ...
取り外す予定のドライブをすべて構成解除する必要があります。
たとえば、次のように入力します。
# cfgadm -c unconfigure c0::dsk/c1t1d0
c0:dsk/c1t1d0 は、使用している環境に合ったドライブ名に置き換えてください。
# hotplug list -lc
この例の /SYS/DBP/NVME0 のようなドライブの名前を見つけます。
この同じコマンドを使用して、取り外し手順のほかの段階でドライブの状態をチェックできます。
# hotplug disable /SYS/DBP/NVME0
ドライブの状態が enabled から powered に変更されたことを確認します。
# hotplug list -lc
# hotplug poweroff /SYS/DBP/NVME0
ドライブの状態が powered から present に変更されたことを確認します。
# hotplug list -lc
この状態では、NVMe ドライブの青色の取り外し可能 LED が点灯します。
![]() | 注意 - ラッチは取り外しレバーではありません。ラッチを右に曲げ過ぎないようにしてください。そのようにすると、ラッチが破損することがあります。 |
![]() | 注意 - ドライブを取り外す場合は、ドライブフィラーまたは別のドライブに交換してください。そうしないと、不適切な通気のためにサーバーが過熱することがあります。 |
# hotplug list -lc
ドライブまたはドライブフィラーを取り付けるを参照してください。