この章では、ラックマウント型ドライブの物理的なオペレータパネルからアクセスできる T10000 のメニューシステムを使用するための情報を示します。T10000 テープドライブのメニューシステムは、ドライブの構成設定を決定し、ドライブユーティリティーにアクセスするための手段を提供します。
ラックマウント型ドライブシャーシのフロントパネルには、メニューシステムに直接アクセスできる物理的なオペレータパネル (図2-2を参照) があります。ライブラリ取り付け型のドライブでは、メニューシステムにアクセスする主な手段として、ドライブの Ethernet 保守用ポートを介して Virtual Operator Panel (VOP) アプリケーションを使用します。ラックマウントドライブトレーにも、ドライブごとに Ethernet 保守ポートがあります。
注:
VOP は、ドライブ構成パラメータの表示や変更を行うための推奨ツールです。ラックマウントドライブ上の物理的なオペレータパネルの代わりに、できるだけ VOP を使用して構成パラメータを表示または変更するようにしてください。メニューシステムの情報について、次のように説明します。
これらの情報では、物理的なオペレータパネルから見た場合のメニューシステムについて説明します。
注:
VOP の GUI 表現はオペレータパネルの表示とは視覚的に大きく異なりますが、この章の情報は VOP のドキュメントを補足するものです。メニュー構造には 6 つのカテゴリがあります。オペレータパネルの「Menu」スイッチを押すと、最初のメニューでオンライン (デフォルト) またはオフラインメニューを選択できます。オペレータパネルのディスプレイウィンドウには、ドライブの現在の状態が表示されます。
必要に応じてモードを切り替えるには、「Select」スイッチを押します。
次のメニュー (ドライブ構成設定) に進むには、「Menu」スイッチを押します。
構成表示または変更メニューを使用すると、ドライブがオンラインのときにはドライブの構成設定が表示され、ドライブがオフラインのときには構成を変更できます。
ドライブ構成サブメニューに入るには、「Select」を押します。
次のメニュー (TCP/IP 構成) の表示に進むには、「Menu」を押します。
TCP 構成表示または変更メニューを使用すると、オンライン時にはドライブの TCP/IP (Transmission Control Protocol /Internet Protocol) 構成設定が表示され、オフライン時には IP アドレスや DHCP の選択を変更できます。
TCP/IP 構成サブメニューに入るには、「Select」を押します。
次のメニュー (ドライブ操作) の表示に進むには、「Menu」を押します。
ドライブ操作メニュー (オフラインのみ) では、ドライブユーティリティー (テープからの IPL、ダンプテープの作成、コードテープの作成、データテープの作成、または MIR の再構築) を使用できます。
ドライブ操作サブメニューに入るには、「Select」を押します。
次のメニュー (ドライブファームウェア) の表示に進むには、「Menu」を押します。
ドライブファームウェアメニューには、現在のドライブファームウェアのリリースレベルが表示されます。
リリースレベルの形式は Rx.yy.zzzc
です。ここで:
x
= メジャーリビジョンレベルy
= マイナーリビジョンレベルz
= 統合番号c
= チャネルインタフェースのタイプ (f = ファイバチャネル、e = FICON 3490 イメージ、m = FICON 3592 イメージ)「Exit」メニューでは、「Menu」を押してオンライン/オフラインの選択メニューに戻るか、「Select」を押してメニューシステムを終了するかを選択できます。
注:
ドライブがオフラインの状態でメニューシステムを終了すると、データカートリッジが少なくとも 1 回ロードされたことがある場合は、ドライブのステータスがオフラインのままであることを通知するために、オペレータパネルの「Offline
」が点滅します。この点滅は、ドライブをオンラインに戻すか、またはドライブの電源を切るまで続きます。オンライン (表示) モードおよびオフライン (変更) モードのメニュー操作はよく似ています。どちらのメニューシステムでも:
進む場合、またはメニュープロンプトが質問のときに「いいえ」と回答する場合は、「Menu」を押します
オプションをスクロールする場合、またはメニュープロンプトが質問のときに「はい」と回答する場合は、「Select」を押します
可変文字または数字を入力するには:
「Select」を押して変更モードを開始します。
10 文字のディスプレイの左端のセグメントが点滅し始めます。
セグメントに目的の値が表示されるまで「Select」スイッチを繰り返し押します。
注:
「Select」スイッチを押すと、値が 1 段階増分されます。「Menu」を押して値を設定し、点滅するディスプレイを次の可変文字または数字に進めます。
最後の可変文字または数字を設定し終わったら、「Menu」を押して表示されたエントリを受け入れて次のメニューに進むか、または「Select」を押して変更モードを再開します。
ドライブがオンライン状態の場合は、現在のドライブ構成設定を表示できます。設定を変更する場合は、ドライブをオフラインにする必要があります。
構成設定を変更するには「Offline
」を選択する必要があります。
システムの応答または診断の完了を待機する間に「OffLn Pend
」が表示される場合があります。
手順:
必要に応じて、「Online
」または「Offline
」が表示されるまで「Menu」を繰り返し押します。
「Select」を押して、モードを変更します。
「Menu」を押して、次のメインメニューオプションに進みます。
ドライブがオンラインの場合は、現在の構成設定を表示できます。ドライブがオフラインの場合は、構成設定を表示または変更できます。
オペレータパネルウィンドウに、「View CFG ?
」(オンライン) または「Chng CFG ?
」(オフライン)
のいずれかが表示されます。
これは、構成サブメニューへのエントリポイントです。
手順:
「Menu」(いいえ) を押して省略するか、「Select」(はい) を押してサブメニューに入ります。
注:
省略すると、表示は「View or Change TCP/IP Configuration」メニューに進みます。メニューオプション:
ドライブインタフェースで FCP プロトコルを実行できるようにする「Intf FCP
」。
ドライブインタフェースで FICON プロトコルを実行できるようにする「Intf FICON
」。
前回保存された値がデフォルト設定となります。
オンライン (表示) モードでは、現在のインタフェースの選択が表示されます。選択を切り替えるには、オフライン (変更) モードにする必要があります。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」(いいえ) を押して、省略します。
目的のオプションが表示されるまで「Select」(オフライン) を押します。次に、「Menu」を押して設定し、IPL を開始して目的のファームウェアモジュールをロードします。
注:
メーカーは、ドライブ FRU を「Intf FCP
」オプションが選択された状態で出荷します。FICON インタフェース内の不良ドライブを交換する場合は、選択を「Intf FICON
」に変更する必要があります。IPL が完了すると、FICON 関連の適切な項目がメニューシステムに表示されます。オペレータパネルウィンドウに、「View PrtA ?
」(オンライン)
または「Cfg PrtA ?
」(オフライン)
のいずれかが表示されます。
手順:
「Menu」(いいえ) を押して省略するか、「Select」(はい) を押してサブメニューに入ります。
以降のサブメニューの定義に基づいて、ポートの属性を表示または構成します。
このサブメニューは、ドライブがオンライン状態のときに表示されます。
A=xxyyzzan または B=xxyyzzan
インタフェースログオン時の 24 ビット (6 文字の 16 進数) のポート識別子、および接続タイプと速度。
ポートがインタフェースにログオンしていない場合は、「A=........
」または「B=........
」が表示されます
手順:
「Menu」または「Select」を押して、次のサブメニューに進みます。
スモールフォームファクタプラガブル (SFP) モジュールの情報を表示します。
注:
情報のみの表示で、オンラインメニューおよびオフラインメニューの両方で表示されます。オペレータパネルウィンドウに、「nnGMM0nnnm
」、「nnGSRnnnm
」、または「nnGSMnn.nk
」が表示されます。
SFP モジュールが存在し、読み取り可能な場合に表示されます。
「?G ??
」は、SFP モジュールが存在しても読み取り不能な場合に表示されます。
「No SFP
」は、ポートに SFP モジュールが存在しない場合に表示されます。
手順:
「Menu」または「Select」を押して、次のサブメニューに進みます。
オペレータパネルウィンドウに、「Hard PA N
」または「Hard PA Y
」のいずれかが表示されます。
注:
メーカーは、ドライブを「Hard PA N
」オプションが選択された状態で出荷します。「Hard PA N
」は、ハード物理アドレス (PA) を使用不可にし、ループの初期化時にドライブがソフト PA の割り当てをシークするようにします。
「Hard PA Y
」は、ハード物理アドレスサブメニューで手動で設定されたハード PA を使用可能にします。事前設定されたハード PA がループの初期化時に利用できない場合、ドライブはソフト PA をシークします。
手順:
「Menu」(いいえ) を押して省略するか、「Select」(はい) を押してサブメニューに入ります。
「Hard PA Y
」の場合のみ表示されます。
注:
SL3000 および SL8500 ライブラリは AL_PA アドレス指定をサポートしません。前回保存された値がデフォルト設定となります。
オペレータパネルウィンドウに「PA=xx,ddd
」が表示されます。
xx
(16 進数) は、調停ループ物理アドレス (AL_PA) です。
ddd
は、ALPA テーブルへの 10 進数インデックスです。
10 進数インデックスの数字 (有効なインデックスは 125 (優先度がもっとも高い) から 000 (優先度がもっとも低い) まで) を手動で変更すると、PA の xx の表示が自動的に変わります。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して変更モードを開始します。
目的の値が表示されるまで「Select」を押して数字を増分し、「Menu」を押して設定します。
各数字について手順 2 を繰り返します。
「Menu」を押して次のサブメニューに進むか、または「Select」を押して変更モードを再開します。
「Hard PA N.
」の場合のみ表示されます。
前回保存された値がデフォルト設定となります。
注:
メーカーは、ドライブを「Soft PA LO
」オプションが選択された状態で出荷します。Solaris のデフォルトの FCP ドライバを動作させるには、「Soft PA LO
」に設定する必要があります。オペレータパネルウィンドウの表示:
Soft PA HI
ドライブは、ループの初期化時に昇順にソフト PA をシークします。
Soft PA LO
ドライブは、ループの初期化時に降順にソフト PA をシークします。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して切り替えます。次に、「Menu」を押して設定し、次のサブメニューに進みます。
注:
メーカーは、ドライブを「Rate Auto
」オプションが選択された状態で出荷します。速度はネットワークによって決定される (Rate Auto
) か、固定の速度レート (ドライブのモデル番号によって異なる) を選択することによって決定されます。
注:
固定の速度レートを選択すると、ドライブは選択したレートでのみ動作します。ネットワークが別のレートで固定されていると、ドライブはログオンしません。手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
目的のオプションが表示されるまで「Select」を押します。次に、「Menu」を押して設定し、次のサブメニューに進みます。
オペレータパネルウィンドウに、「MaxSz 2112
」または「MaxSz 2048
」のいずれかが表示されます。
注:
メーカーは、ドライブを「MaxSz 2112
」オプションが選択された状態で出荷します。手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して切り替えます。次に、「Menu」を押して設定し、次のサブメニューに進みます。
注:
メーカーは、標準のドライブノードと Port A/B の WWN をセットとして生成し、ドライブの EEPROM に格納します。形式:特殊な状況での必要に応じて、カスタム WWN を作成または編集できます。カスタム WWN を使用する場合は、Port A、Port B、およびドライブノードの WWN をすべて、特殊な状況に対応するように指定したカスタム WWN に変更してください。
カスタム WWN はホストインタフェースソフトウェアに必ず登録してください。登録されていない WWN または重複する WWN を使用すると、ホストインタフェースで異常が発生します。動的 WWN (dWWN) 機能を使用するライブラリは、ドライブのカスタム WWN 設定をライブラリが決定した WWN に自動的に設定します。
前回保存された値がデフォルト設定となります。
「H=500104F0
」は、特定のポートノードを識別する一意の 64 ビット WWN の高位部分で構成されます。この前半部分には、会社 ID (2 から 6 文字) が含まれており、StorageTek ブランドのデバイスの場合、会社 ID は 00104F です。
注:
通常は WWN のこの部分を編集することはありません。「L=yyyyyyyy
」は、この特定のポートノードを識別する 64 ビット WWN の低位部分で構成されます。通常は、最後の文字のみがもう一方のポートノードと異なります。一般的に、ドライブでカスタム WWN を設定する場合は、WWN の低位部分を編集して、取り外したドライブで使用していた WWN を複製します。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して変更モードを開始します。
目的の値が表示されるまで「Select」を押して文字を増分し、「Menu」を押します。
各文字について手順 2 を繰り返します。
「Menu」を押して次のサブメニューに進むか、または「Select」を押して変更モードを再開します。
このサブメニューは、カスタム WWN を使用しているとき、または作成/編集しているときにのみ表示されます。
「WWN Custom
」は、カスタム WWN を使用しているとき、または作成/編集しているときに常に表示されます。
「WWN Custom
」は、ドライブが動的 WWN を使用中で、dWWN を呼び出すライブラリによって設定されている場合にも表示されます。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して省略し、次のサブメニューに進みます。
「Select」を押して、選択を「WWN Normal」に切り替えます。
「WWN Normal
」を選択すると、保存された標準 WWN がドライブの EEPROM から呼び戻されます。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、保存された標準 WWN を呼び戻し、次のサブメニューに進みます。
「Select」を押して、選択を「WWN Custom」に切り替えます。
オペレータパネルウィンドウに、「View PrtB ?
」(オンライン)
または「Cfg PrtB ?
」(オフライン)
のいずれかが表示されます。
前の Port A/B の属性サブメニューの定義に基づいて、Port B の属性を表示または変更します (Port A の属性メニューを参照)。
手順:
「Menu」を押して省略するか、「Select」を押してポート属性サブメニューに入ります。
注:
メーカーは、ファイバチャネル (FCP) ドライブを「Emul STD
」オプションが選択された状態で出荷します。特別なエミュレーションモード (Emul 9840
および Emul 9940
) は、企業の技術サポートによって指示された場合にのみ使用します。手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
目的のオプションが表示されるまで「Select」を押します。次に、「Menu」を押して設定し、次のサブメニューに進みます。
Emul STD
(ネイティブ)Emul 9840
Emul 9940
Emul 3592
注:
メーカーは、FICON ドライブを「Emul 3592
」オプションが選択された状態で出荷します。設置要件の必要に応じて、選択を「Emul VSM
」に変更してください。手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して切り替えます。次に、「Menu」を押して設定し、次のサブメニューに進みます。
Emul 3592
Emul VSM
注:
メーカーは、ドライブを「Cmprss Yes
」オプションが選択された状態で出荷します。前回保存された値がデフォルト設定となります。
Cmprss Yes
「Yes
」を選択すると、デフォルトでは、データは圧縮されます。ホストはデータ圧縮を要求できません。
Cmprss Off
「Off
」を選択すると、データは圧縮されず、ホストの要求は影響を与えません。
Cmprss No
「No
」を選択すると、デフォルトでは、データは圧縮されません。ホストはデータ圧縮を要求できます。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
目的のオプションが表示されるまで「Select」を押します。次に、「Menu」を押して設定し、次のサブメニューに進みます。
注:
メーカーは、ドライブを「Full DSE Y
」オプションが選択された状態で出荷します。「Full DSE Y
」では、「消去」コマンドのポイントからテープの末尾まで、媒体にランダムにバイナリパターンが書き込まれ、既存のデータが上書きされます。
「Full DSE N
」では、「消去」コマンドのポイントを超えると有効なデータが存在しないことを示すデータが、媒体に書き込まれます。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して切り替えます。次に、「Menu」を押して設定し、次のサブメニューに進みます。
注:
メーカーは、FICON インタフェースがアクティブな場合、ドライブを「Drv Adr 00
」が選択された状態で出荷します。前回保存された値がデフォルト設定となります。
Drv Adr xy
「x
」および「y
」は 16 進文字です。
そのドライブのデバイス (CU 以外) のアドレスを確立します。通常は、ゼロ (00) のままにしてください。リンクが動作しない場合は、このアドレスを再チェックしてください。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して変更モードを開始します。
目的の値が表示されるまで「Select」を押して「x」の文字を増分し、「Menu」を押します。
「y」の文字について手順 2 を繰り返します。
「Menu」を押して次のサブメニューに進むか、または「Select」を押して変更モードを再開します。
注:
NL または NSL テープ処理を使用するユーザーは、SL Prot を使用できません。メーカーは、ドライブを「SL Prot N
」が選択された状態で出荷します。
前回保存された値がデフォルト設定となります。
サポートが必要な場合は、技術サポートに問い合わせてください。
注:
この機能を有効にした状態では、POST WRCART を実行できません。「SL Prot Y
」は、標準ラベルの上書き保護を選択します。
注:
ラベル上書きコードがロードされている場合、あるいは標準ラベルを実行中で VOLSER または HDR1 に 80 バイト以外のレコードが書き込まれているときにドライブがエラー (CHK 33EX) を表示することを期待する場合にのみ、「SL Prot Y
」を選択してください。「SL Prot N
」は、標準ラベルの上書き保護の選択を解除します。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して切り替えます。次に、「Menu」を押して設定し、次のサブメニューに進みます。
オペレータパネルの表示言語を選択します:「English」、「Espanol」、「Francais」、「Italiano」、または「Deutsch」。
注:
メーカーは、ドライブを「English
」オプションが選択された状態で出荷します。前回保存された値がデフォルト設定となります。
オンライン (表示) モードでは、有効な言語のみが表示されます。
オフラインモードでは、オペレータパネルウィンドウに「Language ?
」が表示されます。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
目的のオプションが表示されるまで「Select」を押します。次に、「Menu」を押して設定し、次のサブメニューに進みます。
注:
メーカーは、ドライブを「Tape Bar N
」オプションが選択された状態で出荷します。「TapeBar Y
」は、テープのデータマークの開始に関連する、現在の読み取り/書き込みポイントのセカンダリ表示を有効にします。
「TapeBar N
」は、このオプションを無効にします。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して切り替えます。次に、「Menu」を押して設定し、次のサブメニューに進みます。
注:
メーカーは、ドライブを「Lib Adr FF
」が選択された状態で出荷します。オペレータパネルウィンドウに「Lib Adr xy
」が表示されます。
SL8500、SL3000、および L180/L700/L1400 ライブラリの場合は、T10000 テープドライブに出荷時の事前設定 (FF)
を使用します。
9310 ライブラリ (T10000A のみ) でドライブを背面から見たときのドライブキャビネット内のアドレスシーケンス:
左の列の上から: 00 - 09。
右の列の上から: 0A - 13。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して変更モードを開始します。
目的の値が表示されるまで「Select」を押して「x」の数字を増分し、「Menu」を押して設定します。
「y」の数字についてステップ 2 を繰り返します。
「Menu」を押して次のサブメニューに進むか、または「Select」を押して変更モードを再開します。
注:
メーカーは、ドライブを「SFileAcelY
」が選択された状態で出荷します。「SFileAcelY
」は File Sync Accelerator (FSA) を選択します。テープマークの書き込みまたはその他の同期操作によって生じるバックヒッチをアプリケーションで減少または解消できるようにします。
「SFileAcelN
」は、File Sync Accelerator の選択を解除します。
前回保存された値がデフォルト設定となります。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して切り替えます。次に、「Menu」を押して設定し、次のサブメニューに進みます。
注:
ドライブインタフェースのタイプを変更すると、このパラメータはメーカーの (事前設定) 値にリセットされます。注:
メーカーは、ドライブを「TAA N
」が選択された状態で出荷します。「TAA N
」は、Tape Application Accelerator の選択を解除します。
TAA Sync
WFM 0 の操作が NOP になります。
TAA TMK
WFM がバッファーに格納されます。
TAA All
WFM0 が NOP になり、通常の WFM がバッファーに格納されます。
前回保存された値がデフォルト設定となります。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して切り替えます。次に、「Menu」を押して設定し、次のサブメニューに進みます。
注:
ドライブインタフェースのタイプを変更すると、このパラメータはメーカーの (事前設定) 値にリセットされます。注:
メーカーは、ドライブを「MaxCap OFF
」が選択された状態で出荷します (ファームウェアレベル 1.57.xxx 以降)。「MaxCap ON
」は、Maximum Capacity を選択します。通常はテープからテープへのコピー操作を確実に成功させるために確保されているテープ容量を使用できるようにします。T10000C ドライブでこの機能を有効にすると、カートリッジの容量が 5 - 10% 増加します。
「MaxCap OFF
」は、Maximum Capacity の選択を解除します。
前回保存された値がデフォルト設定となります。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して切り替えます。次に、「Menu」を押して設定し、次のサブメニューに進みます。
注:
ドライブインタフェースのタイプを変更すると、このパラメータはメーカーの (事前設定) 値にリセットされます。注:
特殊な状況での必要に応じて、カスタム WWN を作成または編集できます。カスタム WWN を使用する場合は、ドライブノード、Port A、Port B の WWN をすべて、特殊な状況に対応するように指定したカスタム WWN に変更してください。カスタム WWN はホストインタフェースソフトウェアに必ず登録してください。登録されていない WWN または重複する WWN を使用すると、ホストインタフェースで異常が発生します。動的 WWN (dWWN) 機能を使用するライブラリは、ドライブのカスタム WWN 設定をライブラリが決定した WWN に自動的に設定します。
「H=500104F0
」は、このドライブノードを識別する一意の 64 ビットのノード WWN の高位部分で構成されます。これには会社 ID (2 から 6 文字) が含まれており、StorageTek ブランドのデバイスの場合、会社 ID は 00104F です。したがって、通常は WWN のこの部分をカスタム編集することはありません。
注:
メーカーは、標準のドライブノードと Port A/B の WWN をセットとして生成し、ドライブの EEPROM に格納します。WWN の形式:前回保存された値がデフォルト設定となります。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して変更モードを開始します。
目的の値が表示されるまで「Select」を押して文字を増分し、「Menu」を押します。
各文字について手順 2 を繰り返します。
「Menu」を押して WWN の次の部分に進むか、または「Select」を押して変更モードを再開します。
L=yyyyyyyy
この特定のノードを識別する 64 ビット WWN の低位部分で構成されます。通常、最後の文字のみがポートノードと異なります。一般的に、ドライブでカスタム WWN を設定する場合は、WWN の低位部分を編集して、取り外したドライブで使用していた WWN を複製します。
前回保存された値がデフォルト設定となります。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して変更モードを開始します。
目的の値が表示されるまで「Select」を押して文字を増分し、「Menu」を押します。
各文字について手順 2 を繰り返します。
「Menu」を押して次のサブメニューに進むか、または「Select」を押して変更モードを再開します。
注:
このサブメニューは、カスタム WWN を使用しているとき、または作成/編集しているときにのみ表示されます。「WWN Custom
」は、カスタム WWN を使用しているとき、または作成/編集しているときに表示されます。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して省略し、次のサブメニューに進みます。
「Select」を押して、選択を「WWN Normal」に切り替えます。
「WWN Normal
」は、保存された標準 WWN をドライブの EEPROM から呼び戻します。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、保存された標準 WWN を呼び戻し、次のサブメニューに進みます。
「Select」を押して、選択を「WWN Custom」に切り替えます。
オペレータパネルウィンドウに「S/N=zzzzzz
」が表示されます (オンラインのみ)。
メーカーが割り当てたドライブのシリアル番号を識別します。
zzzzzz = 背面パネルの DMOD ラベルの末尾の 6 文字。
このデータは、オンラインでの表示のみを目的として内部の EEPROM から読み込まれます。
手順:
「Menu」または「Select」を押して、次のサブメニューに進みます。
注:
ドライブをオフラインに設定する前に、ホストでドライブをオフラインに変更してあることを確認してください。オペレータパネルウィンドウに、「View TCP ?
」(オンライン)
または「Chng TCP ?
」(オフライン)
のいずれかが表示されます。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」(いいえ) を押して、省略します。
「Select」(はい) を押して、TCP/IP サブメニューを表示します。
注:
省略すると、表示は「Firmware Release Level」メニュー (オンライン) または「Drive Operations」メニュー (オフライン) に進みます。TCP/IP の構成設定の詳細、およびドライブがオフラインのときに選択した設定を変更する場合のガイドラインについては、「DHCP サブメニュー」のセクションを参照してください。
注:
メーカーは、すべてのドライブを「DHCP N
」オプションが選択された状態で出荷します。オペレータパネルウィンドウに、「DHCP Y
」または「DHCP N
」が表示されます。
前回保存された値がデフォルト設定となります。
「DHCP Y
」を選択すると、DHCP サーバーによって、リモートからドライブに動的に TCP/IP 設定が割り当てられます。
「DHCP N
」を選択すると、DHCP が無効になります。ドライブは静的な TCP/IP 設定を使用します。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して切り替えます。次に、「Menu」を押して設定し、次のサブメニューに進みます。
注:
「DHCP Y
」を有効にしている場合は、静的 IP、ネットマスク、およびゲートウェイを変更できません。オペレータパネルウィンドウに「IPhaaa.bbb
」が表示されます。
注:
メーカーは、すべてのドライブを静的 IP アドレスの上位 16 ビットが010.000
に設定された状態で出荷します。各 3 桁の有効な入力値の範囲は 000 - 255 です。
前回保存された値がデフォルト設定となります。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して変更モードを開始します。
数字ごとに:
目的の値が表示されるまで「Select」を押して、点滅している数字を増分します。
「Menu」を押して設定します。
いずれかの 3 桁に 255 より大きい値を入力しようとすると、最後の数字を設定したときにすべての数字が点滅します。
「Menu」を押して次のサブメニューに進むか、または「Select」を押して変更モードを再開します。
注:
すべての数字が点滅している場合は、「Select」または「Menu」のいずれかを押してクリアし、「Select」を押して変更モードを再開します。注:
メーカーは、すべてのドライブを静的 IP アドレスの下位 16 ビットが000.001
に設定された状態で出荷します。オペレータパネルウィンドウに「IPlccc.ddd
」が表示されます。
各 3 桁の有効な入力値の範囲は 000 - 255 です。
前回保存された値がデフォルト設定となります。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して変更モードを開始します。
数字ごとに:
目的の値が表示されるまで「Select」を押して、点滅している数字を増分します。
「Menu」を押して設定します。
いずれかの 3 桁に 255 より大きい値を入力しようとすると、最後の数字を設定したときにすべての数字が点滅します。
「Menu」を押して次のサブメニューに進むか、または「Select」を押して変更モードを再開します。
注:
すべての数字が点滅している場合は、「Select」または「Menu」のいずれかを押してクリアし、「Select」を押して変更モードを再開します。注:
メーカーは、すべてのドライブを静的ネットマスクの上位 16 ビットが255.255
に設定された状態で出荷します。オペレータパネルウィンドウに「NMhaaa.bbb
」が表示されます。
各 3 桁の有効な入力値の範囲は 000 - 255 です。
前回保存された値がデフォルト設定となります。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して変更モードを開始します。
数字ごとに:
目的の値が表示されるまで「Select」を押して、点滅している数字を増分します。
「Menu」を押して設定します。
いずれかの 3 桁に 255 より大きい値を入力しようとすると、最後の数字を設定したときにすべての数字が点滅します。
「Menu」を押して次のサブメニューに進むか、または「Select」を押して変更モードを再開します。
注:
すべての数字が点滅している場合は、「Select」または「Menu」のいずれかを押してクリアし、「Select」を押して変更モードを再開します。注:
メーカーは、すべてのドライブを静的ネットマスクの下位 16 ビットが255.000
に設定された状態で出荷します。オペレータパネルウィンドウに「NMlccc.ddd
」が表示されます。
各 3 桁の有効な入力値の範囲は 000 - 255 です。
前回保存された値がデフォルト設定となります。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して変更モードを開始します。
数字ごとに:
目的の値が表示されるまで「Select」を押して、点滅している数字を増分します。
「Menu」を押して設定します。
いずれかの 3 桁に 255 より大きい値を入力しようとすると、最後の数字を設定したときにすべての数字が点滅します。
「Menu」を押して次のサブメニューに進むか、または「Select」を押して変更モードを再開します。
注:
すべての数字が点滅している場合は、「Select」または「Menu」のいずれかを押してクリアし、「Select」を押して変更モードを再開します。注:
メーカーは、ドライブを静的ゲートウェイの上位 16 ビットが000.000
または 255.255
のいずれかに設定された状態で出荷します。オペレータパネルウィンドウに「GWhaaa.bbb
」が表示されます。
各 3 桁の有効な入力値の範囲は 000 - 255 です。
前回保存された値がデフォルト設定となります。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して変更モードを開始します。
数字ごとに:
目的の値が表示されるまで「Select」を押して、点滅している数字を増分します。
「Menu」を押して設定します。
いずれかの 3 桁に 255 より大きい値を入力しようとすると、最後の数字を設定したときにすべての数字が点滅します。
「Menu」を押して次のサブメニューに進むか、または「Select」を押して変更モードを再開します。
注:
すべての数字が点滅している場合は、「Select」または「Menu」のいずれかを押してクリアし、「Select」を押して変更モードを再開します。注:
メーカーは、ドライブを静的ゲートウェイの下位 16 ビットが000.000
または 255.255
のいずれかに設定された状態で出荷します。オペレータパネルウィンドウに「GWlccc.ddd
」が表示されます。
各 3 桁の有効な入力値の範囲は 000 - 255 です。
前回保存された値がデフォルト設定となります。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」を押して、省略します。
「Select」を押して変更モードを開始します。
数字ごとに:
目的の値が表示されるまで「Select」を押して、点滅している数字を増分します。
「Menu」を押して設定します。
いずれかの 3 桁に 255 より大きい値を入力しようとすると、最後の数字を設定したときにすべての数字が点滅します。
「Menu」を押して次のサブメニューに進むか、または「Select」を押して変更モードを再開します。
注:
すべての数字が点滅している場合は、「Select」または「Menu」のいずれかを押してクリアし、「Select」を押して変更モードを再開します。「Drv Menu」は、ドライブがオフラインの場合にのみ使用できます。
注:
ドライブをオフラインに設定する前に、ホストでドライブをオフラインに変更してあることを確認してください。オペレータパネルウィンドウに「Drv Menu ?
」(オフラインのみ)
が表示されます。これは、「Drive Operations」サブメニューへのエントリポイントです。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」(いいえ) を押して、省略します。
「Select」(はい) を押して、サブメニューを表示します。
注:
省略すると、表示は「Firmware Release Level」メニューに進みます。オペレータパネルウィンドウに「IPL FromTP
」が表示されます。
テープから IPL を実行すると、ドライブに挿入したコードテープからドライブファームウェアが更新されます。
通常のデータカートリッジが存在する場合は、この機能をアクティブにする際にアンロードします。
「CHK xxxx
」が表示された場合は、別のコードテープを試してみてください。
手順:
「Menu」を押して省略するか、「Select」を押してアクティブ化します。
「Ld IPL Tp
」が表示されたら、コードテープ (目的のファームウェアリリースレベルのイメージが含まれる書き込み保護されたデータカートリッジ) を挿入します。
注:
更新が完了したあと、ドライブはコードテープをアンロードし、IPL を開始します。アンロードされたコードテープを取り出します。
オペレータパネルウィンドウに「MakeDumpTp
.」が表示されます。
ダンプテープの作成処理は、データカートリッジを特別な形式でフォーマットし、ダンプテープとして識別します。ただし、ダンプテープはダンプログを収集しません。データカートリッジをダンプログの収集に使用する場合は、ダンプログを受け付けるように、まずこの方法でフォーマットする必要があります。
通常のデータカートリッジが存在する場合は、この機能をアクティブにする際に取り出します。
ダンプテープの作成処理が失敗し、「CHK xxxx
」が表示された場合は、別のデータカートリッジを試してみてください。
手順:
「Menu」を押して省略するか、「Select」を押してアクティブ化します。
「Ld Dump Tp
」が表示された場合は、書き込み可能なデータカートリッジを挿入します。
フォーマットしたダンプテープがアンロードされたあとで、カートリッジを取り出します。
別の書き込み可能なデータカートリッジを挿入するか、または「Menu」を押してダンプテープサブメニューを終了します。
注:
すべてのイメージが EEPROM にロードされているドライブのみが、コードテープを作成できます。オペレータパネルウィンドウに「MakeCodeTp
」が表示されます。
コードテープの作成処理では、ドライブの EEPROM からデータカートリッジにファームウェアイメージがコピーされます。このコードテープを使用すると、コード更新サブメニューを使用して、ほかのドライブのファームウェアを更新できます。
通常のデータカートリッジが存在する場合は、この機能をアクティブにする際に取り出します。
コードテープの作成処理が失敗し、「CHK
xxxx
」が表示された場合は、別のカートリッジを試してみてください。問題が解決されない場合は、ご購入先にお問い合わせください。
ノート:
この操作は、暗号化を有効にしたテープドライブでは機能しないことがあります。
ドライブでコードテープを作成する準備が適切に整っていることを確認してください。必要に応じて、「Drive Operations」メニューを終了し、ドライブを更新して目的のファームウェアリリースレベルのすべてのコードが組み込まれるようにします。
手順:
「Menu」を押して省略するか、「Select」を押してアクティブ化します。
「Ld Code Tp
」が表示された場合は、書き込み可能なデータカートリッジを挿入します。
新しいコードテープがアンロードされたあとで、カートリッジを取り出し、それを書き込み保護にします (そのスイッチをロック位置に設定する)。
別の書き込み可能なデータカートリッジを挿入するか、または「Menu」を押してコードテープ作成サブメニューを終了します。
注:
VolSafe データカートリッジを再フォーマットすることはできません。VolSafe カートリッジを挿入すると、ドライブはこれを排出します。データテープの作成処理は、通常のデータテープとして再利用できるようにカートリッジを再フォーマットします。これは、「再生」と呼ばれることもあります。
カートリッジが存在する場合は、この機能をアクティブにする際にアンロードします。
再フォーマットされるテープ上の古いデータファイルに関する MIR 内の情報は、消去されます。
データテープの作成処理が失敗し、「CHK xxxx
」が表示された場合は、別のデータカートリッジを試してみてください。
手順:
「Menu」を押して省略するか、「Select」を押してアクティブ化します。
「Ld Data Tp
」が表示された場合は、書き込み可能なデータカートリッジを挿入します。
ドライブのディスプレイに「MakeDataTp
」が表示されます。
再フォーマットしたデータテープがアンロードされたあとで、データカートリッジを取り出します。
別の書き込み可能なデータカートリッジを挿入するか、または「Menu」を押してテープ再利用サブメニューを終了します。
オペレータパネルウィンドウに「Build MIR
」が表示されます。
T10000 テープドライブは、データカートリッジがドライブ内にロードされている間、データカートリッジのテープの先頭にある媒体情報領域 (MIR) と呼ばれる領域に記録されている情報を使用して、データファイルに対するアクセスおよび管理を行います。
手順:
「Menu」を押して省略するか、「Select」を押してアクティブ化します。
注意:
「Build MIR」をアクティブにする前に、必ずドライブをアンロードしてください。「Ld Cust Tp
」が表示されたら、無効な MIR が含まれる書き込み可能なデータカートリッジを挿入します。
MIR の再構築中は、オペレータパネルで「Rebuild MIR
」が点滅します。
注:
MIR が再構築されたあとで、カートリッジはアンロードされます。データカートリッジを取り出します。
MIR の再構築が必要な書き込み可能な別のデータカートリッジを挿入するか、または「Menu」を押して MIR 構築サブメニューを終了します。
オペレータパネルウィンドウに「Rx.yy.zzza
」が表示されます。
このサブメニューには、現在のドライブファームウェアのリリースレベルが表示されます。
手順:
「Menu」または「Select」を押して、終了メニューに進みます。
オペレータパネルウィンドウに「Exit Menu?
」が表示されます。
このメニューでは、メニューシステムにとどまってドライブをオンラインに戻すか、またはメニューシステムを終了できます。
手順:
次のいずれかのアクションを実行します。
「Menu」(いいえ) を押してオンライン/オフラインメニューに進みます。
「Select」(はい) を押して、メニューシステムを終了します。
注:
ドライブがオフラインの状態でメニューシステムを終了すると、ドライブがオフライン
のままであることを通知するために、数秒ごとに「Offline
」の表示が点滅します (データカートリッジが少なくとも 1 回ロードされたことがある場合)。