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Oracle® Mobile Application Framework Oracle Mobile Application Frameworkでのモバイル・アプリケーションの開発
2.3.0
E77212-01
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このガイドでのMAFリリース2.3.0の新機能

次のトピックはOracle Mobile Application Development Framework (Oracle MAF)の新機能と変更された機能、およびこのガイドで説明されているその他の重要な変更点について概要を示しています。

MAFリリース2.3.0の新機能と変更された機能

Oracle MAFリリース2.3.0には、このガイドで説明されている次の新機能と変更された機能が含まれます。

  • ユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)へのMAFアプリケーションのデプロイメントのサポート。詳細は、次を参照してください。

    • 『Oracle Mobile Application Frameworkのインストール』のMAFアプリケーションをユニバーサルWindowsプラットフォームにデプロイするためのインストール要件に関する項。

    • 『Oracle Mobile Application Frameworkのインストール』のユニバーサルWindowsプラットフォーム用の開発ツールの設定に関する項。

    • アプリケーションをローカル・マシン、またはサポートされているUWPデバイス上へのアプリケーションのインストールに使用するインストール・パッケージにデプロイします。詳細は、「ユニバーサルWindowsプラットフォームへのMAFアプリケーションのデプロイ」を参照してください。

    • アプリケーションのJavaおよびユーザー・インタフェース・コードをUWPでデバッグします。詳細は、「ユニバーサルWindowsプラットフォームでJavaコードをデバッグする方法」を参照してください。

  • このリリースのMAFでは、新しいバージョンのCordova (4.x)を使用します。maf-application.xmlファイルの概要エディタの「プラグイン」ページは、MAFがサポートしている各プラットフォームで使用するCordovaのバージョンを示す「Cordovaエンジンのバージョン」フィールドを含めるように拡張されました。詳細は、「MAFアプリケーションでのプラグインの使用方法」を参照してください。

  • このリリースを使用して作成したMAFアプリケーションのデフォルトである、新しいバージョンのmobileAltaスキン(mobileAlta-1.5)。詳細は、「MAFアプリケーションのスキニング」を参照してください。

  • RestServiceAdapter。新しいファクトリ・クラス(RestServiceAdapterFactory)が、REST Webサービス・アダプタを作成するために導入されました。RestServiceAdapterFactory.createRestServiceAdapter() APIを使用して、REST Webサービス・アダプタを作成します。RestServiceAdapterインタフェースでは、新しいパッケージの場所(oracle.maf.api.dc.ws.rest)が使用されています。このインタフェースで指定される機能は変わりません。REST Webサービス・アダプタの作成の詳細は、「WebサービスにアクセスするRESTサービス・アダプタの作成」を参照してください。

  • データ視覚化コンポーネント

    • areaChartまたはbarChartコンポーネントを使用してレンダリングできる新しいチャート(レンジ)。詳細は、「レンジ・チャートの作成方法」を参照してください。

    • iOS 9を使用するデバイスにアプリケーションをデプロイする場合、OracleマップをレンダリングするgeographicMapコンポーネントがHTTPSを使用するように、アプリケーションのadf-config.xmlファイル内のエントリを構成する必要があります。詳細は、「地理プロバイダ情報を指定した地理マップ・コンポーネントの構成」を参照してください。

    • このリリースでは、ゲージ・コンポーネントが様々な方法で機能強化されました。たとえば、人間の形、ratingGaugeコンポーネントの垂直方向のサポートに加えて、これらのコンポーネントをカスタマイズするその他の属性の範囲が導入されました。詳細は、「サンプルのMAFアプリケーション」で説明しているCompGalleryサンプル・アプリケーションでのゲージ・コンポーネントの実装、Oracle Mobile Application Frameworkタグ・リファレンスおよび「評価ゲージの作成方法」を参照してください。

  • アプリケーションのlogging.propertiesファイル内のプロパティは、アプリケーションのパフォーマンスをモニターするように構成できます。MAFには、このタスクを行う場合に役立つAPIも多数用意されています。詳細は、「MAFアプリケーションのパフォーマンス測定」を参照してください。

  • MAFアプリケーションは、診断情報および分析情報をOracle Mobile Cloud Serviceに送信して、このサービスによる分析を受けることができます。

  • MAFには、認証関連のタスクを行う場合に役立つ新しいAPIが多数用意されています。詳細は、「MAF認証APIの使用方法」を参照してください。

  • エンド・ユーザーは、デジタル証明書(クライアント証明書)をMAFアプリケーションのキーストアに自動的にインストールして、クライアント証明書を必要とするサーバーで認証用の双方向SSLセッションを確立できるようになりました。クライアント証明書の自動インストールを有効にするためにMAFアプリケーションを構成する方法の詳細は、「認証用の双方向SSLを有効にするためのMAFアプリケーションの構成」を参照してください。

  • AdfmfContainerUtilities.resetApplication() APIは、構成サービスからダウンロードしたすべてのカスタマイズを、アプリケーションを再起動することなく適用できるようになりました。詳細は、Oracle Mobile Application Framework Java APIリファレンスおよび「MAFアプリケーションで使用するエンド・ポイントの構成」を参照してください。

  • コンテナ・サービスにアクセスするリモートURLアプリケーション機能用のホワイトリスト作成

    MAFアプリケーションにホワイトリストを実装する必要があるアプリケーション開発者は、「MAFアプリケーションでのリモートURLのホワイトリストへの追加」で説明しているように、Cordovaプラグインを使用できます。

    このリリースのMAFでは、JDeveloperが前のリリースで提供していたデザインタイム・サポートが削除されました。たとえば、「リモートURL Whitelist」入力フィールドがmaf-application.xmlファイルの概要エディタから削除されました。AdfmfJavaUtilities.addWhiteList APIの使用は非推奨になりました。

MAFリリース2.3.0に関するこのドキュメントにおけるその他の大きな変更

このドキュメントは、このリリース用に一部が更新されています。次の表に、追加または変更された項を示します。

  • 「Oracle Cloud上のデータへのアクセス」の章が削除されました。MAFでビルドしたモバイル・アプリケーションからOracle Mobile Cloud Service (MCS)にアクセスする方法の詳細は、Oracle Technology NetworkのMAFドキュメント・ページからダウンロードできるOracle Mobile Application Framework MCSユーティリティ開発者ガイドを参照してください。

  • ユースケース実装の範囲を示すためにMAFが提供するサンプル・アプリケーションに関する情報が「サンプルのMAFアプリケーション」に統合されました。

  • Android上のMAFアプリケーションのUIコード(JavaScript、HTMLおよびCSS)をデバッグする方法に関する情報が追加されました。詳細は、「AndroidデバイスにデプロイされたMAFアプリケーションでのUIコードのデバッグ」を参照してください。

  • Mobile-Social認証サーバー・タイプの使用方法を説明する内容が削除されました。この認証サーバー・タイプは、前のリリースのMAFで非推奨になり、現在はサポートされていません。

  • SOAP Webサービス・データ・コントロールの使用方法を説明する内容が削除されました。この機能は前のリリースのMAFで非推奨になり、現在はサポートされていません。REST WebサービスとJSONオブジェクトを使用することをお薦めします。詳細は、「MAFアプリケーションでのWebサービスの使用方法」を参照してください。

  • MAFがサポートする言語を説明する情報が追加されました。詳細は、「MAFでの言語のサポート」を参照してください。