Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherデータ・モデリング・ガイド 12c (12.2.1.1.0) E77222-02 |
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BI Publisherは、各種のデータソース・タイプによるデータ・セットの作成をサポートしており、3つの一般タイプにカテゴリ分けできます。
最初のタイプは、BI Publisherでソースからメタデータ情報を取得できるデータ・セットです。このようなデータ・セットのタイプについては、データ・モデル・エディタのすべての機能がサポートされます。該当するデータ・セットは、次のとおりです。
Oracle BI Server、Oracleデータベースまたはその他のサポート対象データベースに対して発行されたSQL問合せ
SQL問合せを使用したデータ・セットの作成を参照してください。
サポート対象データベースの詳細は、「システム要件と動作要件」を参照してください。
OLAPデータソースに対するマルティディメンショナル(MDX)問合せ
OLAPデータソースに対するMDX問合せを使用したデータ・セットの作成を参照してください。
ユーザー・データを取得するためのLDAPリポジトリに対する問合せ
このデータについては直接レポートすることも、他のソースから取得したデータと結合することもできます。LDAP問合せを使用したデータ・セットの作成を参照してください。
Microsoft Excelスプレッドシート・データソース
このExcelスプレッドシートは、データソースとして管理者が設定したファイル・ディレクトリに格納されていることも、ローカル・ソースからデータ・モデルに直接アップロードされていることもあります。Microsoft Excelファイルを使用したデータ・セットの作成を参照してください。
XMLデータ・ファイル・データソース
XMLファイルは、管理者によってデータソースとして設定されたファイル・ディレクトリに格納しておくことも、ローカル・ソースから直接データ・モデルにアップロードすることもできます。XMLファイルを使用したデータ・セットの作成を参照してください。
CSV (カンマ区切り値)ファイル・データソース
CSVファイルは、管理者によってデータソースとして設定されたファイル・ディレクトリに格納しておくことも、ローカル・ソースから直接データ・モデルにアップロードすることもできます。CSVファイルを使用したデータ・セットの作成を参照してください。
2番目のタイプについては、BI Publisherでデータソースから列名とデータ型の情報を取得できますが、データの処理や構造化はできません。このようなデータ・セットのタイプについては、データ・モデル・エディタ機能の一部のみがサポートされます。該当するデータ・セットは、次のとおりです。
Oracle BI Analysis
Oracle BI Analysisを使用したデータ・セットの作成を参照してください。
Oracle Application Development Framework (ADF)を使用して作成したビュー・オブジェクト
ビュー・オブジェクトを使用したデータ・セットの作成を参照してください。
3番目のデータ・タイプについては、BI Publisherはソース側で生成および構造化してあるデータを取得しますが、データ・モデル・エディタで追加の変更を適用できません。該当するデータ・セットは、次のとおりです。
WebからのHTTP XML入力
HTTP XML入力からのデータ・セットの作成を参照してください。
Webサービス
Webサービスを使用したデータ・セットの作成を参照してください。
WebサービスのWSDLをBI Publisherに渡してからパラメータをBI Publisherで定義することで、Webサービスを使用してレポート用のデータを返します。