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Oracle® Fusion Middleware Oracle Service Busのインストールと構成
12c (12.2.1.1)
E77347-02
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Oracle Service BusおよびOracle Enterprise Schedulerのトポロジ

このトポロジを使用して、Oracle Enterprise Schedulerの機能をOracle Service Busに統合します。

トポロジは、「Oracle Service Busの標準インストール・トポロジ」で説明したOracle Service Bus標準インストール・トポロジに似ています。ただし、このトポロジでは、Oracle Fusion MiddlewareインフラストラクチャとOracle Service Busソフトウェアに加え、Oracle Enterprise SchedulerソフトウェアもOracle WebLogic Serverクラスタの対象となります。

GUID-7F58F624-A4BD-45E2-85BA-06FD79F2BA00-default.pngの説明が続きます
図GUID-7F58F624-A4BD-45E2-85BA-06FD79F2BA00-default.pngの説明

Oracle Service BusおよびOracle Enterprise Schedulerのトポロジをインストールして構成する際のロードマップ

表A-1 Oracle Service BusとOracle Enterprise Schedulerのインストールおよび構成手順

タスク 説明 詳細 特記事項

システム環境を確認します

インストールの前に、最小限のシステム要件およびネットワーク要件を満たしていることを確認します。

「システム環境を確認する際のロードマップ」を参照してください。

なし。

適切なディストリビューションを入手します

Oracle Service BusとEnterprise Schedule Servicesはどちらも、既存のOracle Fusion Middlewareインフラストラクチャのインストールが必要です。Oracle Service Busをインストールすると、Enterprise Schedule Servicesもインストールされます。Oracle Service Busは、Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャと同じOracleホームにインストールする必要があります。

「製品の配布について」を参照してください。

Oracle Fusion MiddlewareインフラストラクチャとOracle Service Busの両方の配布を入手する必要があります。

インストール・ディレクトリを決めます

作成する必要があるディレクトリが作成されているか、またはインストーラからアクセスでき、最小要件を満たすシステムに存在していることを確認します。

Oracle Fusion Middlewareの理解Oracle Fusion Middlewareの主要なディレクトリに関する項を参照してください。

なし。

Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャのインストール

Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャをインストールして、Oracle Service Bus用のOracleホーム・ディレクトリを作成します。

『Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成』を参照してください。

なし。

ソフトウェアをインストールします

Oracle Service Busソフトウェアを既存のインフラストラクチャOracleホームにインストールします。Oracle Service Busをインストールすると、Enterprise Schedule Servicesもインストールされます。

「Oracle Service Busソフトウェアのインストール」を参照してください。

なし。

WebLogicドメインの作成

構成ウィザードを使用してWebLogicドメインの作成および構成を行います。構成画面で適切なオプションを選択していることを確認します。

「Oracle Service Busドメインの構成」を参照してください。

個別の画面(表A-2を参照)に示された指示に従います。

サーバーを起動します

ドメインの作成が完了したら、管理サーバーと管理対象サーバーを起動します。

「サーバーの起動」を参照してください。

Oracle Enterprise Schedulerがデプロイされる管理対象サーバーを起動する前に、wsm-pmを対象とする管理対象サーバーを起動します。

構成を確認します

ドメインが適切に構成されていることを確認します。

「構成の確認」を参照してください。

なし。

Oracle Service BusとEnterprise Schedule Servicesをインストールおよび構成した後の次の手順

ここで構成したドメインに対して、運用や管理のタスクを実行できます。

「ドメイン構成後の次の手順」を参照してください。

なし。

Oracle Service BusおよびOracle Enterprise Scheduler用に選択する構成オプション

Oracle Service BusとEnterprise Schedule Servicesの構成時に選択する必要のある画面とオプションはほぼすべて、「ドメインの構成」に記載されたものと同じです。ただし、異なるオプションを選択する必要があるいくつかの画面があります。次の表に、主な画面とオプションが示されます。この表に示された構成オプションを選択してください。

表A-2 Oracle Service BusおよびEnterprise Schedule Servicesトポロジ用の主な画面と構成オプション

画面 説明

コンポーネントの選択

この画面は、RCUを実行してスキーマを作成するときに表示されます。

「カスタム接頭辞の指定とスキーマの選択」で示されたスキーマ・リストに加え、Oracle Enterprise Schedulerを選択します。

テンプレート

この画面は、構成ウィザードを起動してドメインを作成した後に表示されます。

「Oracle Service Busの構成テンプレートの選択」にリストされたテンプレートに加え、次のテンプレートを選択します。

  • Oracle Enterprise Scheduler Services Basic - 12.2.1.1.0 [oracle_common]

  • Oracle Enterprise Manager Plugin for ESS - 12.2.1.1.0 [em]

管理対象サーバー

「管理対象サーバー」画面(「Oracle Service Busの管理対象サーバーの構成」)で、2つの管理対象サーバーosb_server1および ess_server1が作成されます。ess_server1を削除して、osb_server2を作成します。「リスニング・アドレス」ドロップダウン・リストで、管理対象サーバーが存在するホストのIPアドレスを選択していることを確認します。「すべてのローカル・アドレス」を使用しないでください。

「サーバー・グループ」ドロップダウン・リストで、osb_server1osb_server2OSB-MGD-SVRS_COMBINEDESS_MGD_SVRSの対象となっていることを確認します。

サーバーのクラスタへの割当

この画面(「クラスタへのOracle Service Bus管理対象サーバーの割当て」)で、osb_server1およびosb_server2osb_cluster1に割り当てます。

サーバーのマシンへの割当

この画面(「Oracle Service Busマシンへのサーバーの割当て」)で、AdminServerosb_server1および osb_server2osb_machine1に割り当てます。