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サービス・インスタンスの管理性の維持

ベスト・プラクティスに従うことで、Oracle Java Cloud Serviceインスタンスの管理性が確実に維持されます。

Oracle Java Cloud Serviceによるサービス・インスタンスの管理性を維持するには、次のガイドラインに従います。

  • 他のサービス・インスタンスのデータを損失するリスクなしでOracle Java Cloud Serviceインスタンスのデータベースを確実にリストアするには、複数のOracle Java Cloud Serviceインスタンスに対して同一のOracle Database Cloud Serviceデータベース・デプロイメントを使用しないでください。
    複数のOracle Java Cloud Serviceインスタンスで使用されるOracle Database Cloud Serviceデータベース・デプロイメントのバックアップには、すべてのOracle Java Cloud Serviceインスタンスのデータが含まれます。 Oracle Java Cloud Serviceインスタンスをリストアするときにデータベースをリストアすると、すべてのOracle Java Cloud Serviceインスタンスのデータがリストアされます。
  • Oracle Java Cloud Serviceから使用可能なパッチのみを適用します。 その他のソースからはパッチを適用しないでください。
    サービス・インスタンスに使用可能なパッチのリストは、サービス・インスタンスの「パッチ適用中」ページまたはOracle Java Cloud Service REST APIから入手できます。

    詳細は、次を参照してください。

  • サービス・インスタンスが作成されたときにプロビジョニングされたデフォルト・ドメインのみを使用します。 Oracle WebLogic Serverドメインをサービス・インスタンスに追加しないでください。
  • 複数ドメインの環境を統合する場合、Oracle Java Cloud Serviceインスタンス名の最初の8文字を一意にして、すべてのドメインと関連するリソースの名前が一意になるようにしてください。
    デフォルトでは、Oracle Java Cloud Serviceインスタンスのドメインとクラスタの名前は、Oracle Java Cloud Serviceインスタンス名の最初の8文字から生成され、それぞれ次の形式を使用します。
    • first8charsOfServiceInstanceName_domain

    • first8charsOfServiceInstanceName_cluster

    • first8charsOfServiceInstanceName_DGCluster (Oracle Coherenceがサービス・インスタンスに有効な場合)

    詳細は、次のいずれかのトピックを参照してください。

  • 管理対象サーバーをサービス・インスタンスに追加するには、必ずサービス・インスタンスでOracle WebLogic Serverクラスタをスケール・アウトします。 Oracle WebLogic Server管理インタフェースはこの目的に使用しないでください。
    サービス・インスタンスでクラスタをスケール・アウトする方法の詳細は、「OPCMでのOracle Java Cloud Serviceクラスタのスケール・アウト」を参照してください。

    Oracle Coherenceがサービス・インスタンスに有効な場合: Coherenceデータ層は、アプリケーション層に関係なくスケーリングされます。 容量単位を追加してCoherenceデータ層をスケール・アウトする場合の詳細は、Oracle Java Cloud ServiceインスタンスのCoherenceデータ層のスケーリングを参照してください。

  • サービス・インスタンスのスケール・アウトにOracle Java Cloud Service REST APIのみを使用してOracle WebLogic Serverクラスタをサービス・インスタンスに追加します。 Oracle WebLogic Server管理インタフェースはこの目的に使用しないでください。
    サービス・インスタンスのスケール・アウトのためのREST APIの詳細は、Oracle Cloud Oracle Java Cloud Service REST APIスケール・アウトに関する項を参照してください。

    Oracle Coherenceがサービス・インスタンスに有効な場合: Coherenceデータ層をスケール・アウトできますが、ドメイン内の別のデータ層WebLogic Server (ストレージ対応)クラスタは追加できないことに注意してください。 Coherenceデータ層のスケール・アウトの詳細は、Oracle Java Cloud ServiceインスタンスのCoherenceデータ層のスケーリングを参照してください。

  • Oracle Coherenceがサービス・インスタンスに有効な場合: サービス・インスタンスが最初にプロビジョニングされたときに作成されたDataGridConfig Coherenceクラスタのみを使用します。 defaultCoherenceClusterを使用しないでください。
  • サービス・インスタンスのVMにはカスタム・ストレージ・ボリュームをアタッチしないでください。
    サービス・インスタンスが再起動されると、アタッチしたすべてのカスタム・ストレージ・ボリュームがデタッチされます。

    サービス・インスタンスで追加ストレージが必要な場合、OPCMでのOracle Java Cloud Serviceノードのスケーリングに説明されているように、サービス・インスタンスのノードをスケーリングしてストレージを追加してください。

  • Oracle Java Cloud Serviceがサービス・インスタンスの作成中にサービス・インスタンスのVMにアタッチするディスク・ボリュームに対して、デタッチ、ファイル・アクセス権限の変更、またはマウント・ポイントの変更を行わないでください。
    これらのボリュームの詳細は、「ディスク・ボリュームについて」を参照してください。
  • DOMAIN_HOMEボリュームを除く、Oracle Java Cloud Serviceがサービス・インスタンスの作成中にサービス・インスタンスのVMにアタッチするディスク・ボリュームに対して、コンテンツの変更を行わないでください。
    これらのボリュームの詳細は、「ディスク・ボリュームについて」を参照してください。
  • Oracle Java Cloud Serviceの2015年8月中旬の更新よりも前にプロビジョニングされたすべてのサービス・インスタンスのブート/OSボリュームのコンテンツは変更しないでください。
    Oracle Java Cloud Serviceの2015年8月中旬の更新よりも前にプロビジョニングされたすべてのサービス・インスタンスのブート/OSボリュームは、エフェメラル・ディスク・ボリュームです。 エフェメラル・ブート/OSボリュームに追加されたコンテンツは、サービス・インスタンスが再起動されても保持されません。

    これよりも新しいサービス・インスタンスにはこの制約は適用されません。 Oracle Java Cloud Serviceの2015年8月中旬の更新よりも後にプロビジョニングされたすべてのサービス・インスタンスのブート/OSボリュームは永続的です。 永続的ブート/OSボリュームに追加されたコンテンツは、サービス・インスタンスが再起動されても保持されます。

    このボリュームの詳細は、「ディスク・ボリュームについて」を参照してください。

  • サービス・インスタンスが使用するインフラストラクチャ・リソースの出力および入力ネットワークとセキュリティ設定を変更しないでください。
  • Oracle Java Cloud Serviceがサービス・インスタンスの作成中に開いたポートは閉じないでください。
    新規のポートを開くことはできますが、既存のポートを閉じるとサービス・インスタンスの機能を損なう場合があります。

    Oracle Java Cloud Serviceがサービス・インスタンスの作成中に開いたポートの詳細は、「デフォルト・アクセス・ポートの理解」を参照してください。

  • サービス・インスタンスのどのVMからもNAT IPアドレスをデタッチしないでください。
  • サービス・インスタンスのプロビジョニングに使用されたOracle Fusion Middlewareコンポーネント・スキーマを変更しないでください。
  • Oracle WebLogic Server管理サーバーとOracle Traffic Director管理サーバーのポートを変更しないでください。
  • Oracle Java Cloud Serviceがサービス・インスタンスの作成中に構成したOSユーザーおよびSSH鍵の設定を変更しないでください。