3.2 クラスタ状態モニター・データの収集
ノードでGrid_home/bin/diagcollection.pl
スクリプトを実行して、クラスタ内の任意のノードからクラスタ状態モニター・データを収集します。
Oracle Clusterwareでエラーが発生する場合は、diagcollection.pl
診断収集スクリプトを実行して、Oracle Clusterwareからトレース・ファイルに診断情報を収集します。
Grid_home/bin
ディレクトリから、rootとしてdiagcollection.pl
スクリプトを実行します。
注意:
-
クラスタ内のすべてのノードで
diagcollection.pl
スクリプトを実行して、クラスタ状態モニター・データを収集することをお薦めします。すべてのノードでスクリプトを実行すると、分析に必要なすべての情報が収集されます。 -
特権ユーザー
root
として、diagcollection.pl
スクリプトを実行します。
クラスタ・ログ出力サービスが実行中のノードでのみデータ収集スクリプトを実行するには:
前述のコマンドでは、--incidenttime
引数の形式はMM/DD/YYYY24HH:MM:SS
で、--incidentduration
引数の形式はHH:MM
です。
次に例を示します。
$ Grid_home/bin/diagcollection.pl --collect --crshome Grid_home
--chmos --incidenttime 07/21/2013 01:00:00 --incidentduration 00:30