Oracle® Enterprise Manager CA Service Desk Ticketing Connector構成ガイド for Enterprise Manager 13c リリース2 E94910-02 |
|
![]() 前 |
![]() 次 |
CA Service Desk (CASD)用のOracle Management Connectorは、HTTPまたはHTTPS接続を介してCA Service Desk 11、12、14または17をEnterprise Managerに統合します。このコネクタを使用すると、Enterprise Managerでインシデントのチケットを作成、更新、クローズおよび再オープンできます。チケットという用語は、CA Service Deskのインシデントを指すことに注意してください。
コネクタにより生成されたチケットには、Enterprise Managerインシデントに関連する情報が含まれ、これにはヘルプデスク・アナリストがインシデントを解決するためのEnterprise Managerの診断および解決機能を利用できる、Enterprise Managerコンソールへのリンクが含まれています。Enterprise Mangerでは、チケットID、チケット・ステータス、およびCASDコンソールへのリンクが、インシデントのコンテキストに表示されます。これによりEnterprise Manager管理者にはチケット・ステータス情報と、チケットにすばやくアクセスする簡単な方法が提供されます。
注意:
CASDコネクタは、チケットを作成する際にカスタム・フィールドを移入しようとしますが、CASDをカスタマイズしないと機能しません。必要なカスタマイズを実施する場合は、CASDコネクタのみを使用してください。
次の各項では、CA Service Deskコネクタを使用する前に理解しておく必要がある、CA Service Deskコネクタの様々な概念について説明します。